妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

7月のこと

2020年07月31日 21時19分26秒 | Weblog

7月のブログ更新は前回の一回のみ。今日で7月が終わる。

しかし、なにもなかったわけではない。むしろ充実していたくらいだ。

今月は誕生月。では、前回の更新以降の日々を振り帰ってみたいと思う。

 

日ごろ、子供たちには”ゲームに課金などけしからん!”などと言っていたのだが、全国的に七夕の夜(注:ここ北海道は一か月遅れの8月7日)、

「カンコンキンシアターオフィシャルファンクラブ『クドい!』」(月額500円)に入会してしまった。

その週末には、二人の子供たちを相手に謝罪を込めてカミングアウトしたのだが、あまり相手にされず、妻からは「バカじゃないの?」と呆れられた。

中3でコサキンのラジオ番組に出会い、毎週毎週「ハガキ職人」と呼ばれる人たちのネタ投稿に、深夜声を殺して笑い転げていた。

番組のパーソナリティ、放送作家の方々、そしてハガキ職人、私にとって面白いモノを作る人たちは、いつも”あこがれの”存在だった。

関根勤さん率いる「カンコンキンシアター」の公演は、旗揚げ以来公演回数は30回以上となるが私が見たのはたったの一度だけで、

その時は会場でもちろん大笑いしたのだが、それと同時に最前列で笑い転げるお客さんの人の波と、当時劇団メンバーであったルー大柴さんが、

海パン一丁で客席に乗り込んでクネクネと踊る姿に少し恐怖感を覚えたことを記憶している。

昨年の秋、Youtubeでカンコンキンシアターの番組があることを知った。中3の時から就職するころまでの10年弱、

夢中で聴いていたあのラジオ番組から聞こえていた、放送作家の有川さんの笑い声を再び耳にしたときは、なつかしくてなつかしくてグッと来てしまった。

そんな想いがいっぱい詰まった「くっだらね~/意味ね~/バッカでぇ~ワールド」を、毎週Youtubeで楽しく視聴していたのだが、

肝心の舞台の方は、コロナ禍により32年目にして初の公演中止となってしまった。

そんな経緯もあり、今回のオンラインファンクラブの立ち上げとなったようなのだが、

私は、この年齢でファンクラブなるものに入会し、キャッキャとウカれているのはいかがなものかと、開設から10日間ほど迷っていた。

しかし、Youtubeの告知や、スマホの画面を見ていたら我慢できなくなってきて、気づけば迷っていたことなど忘れて入会していた。

あこがれだったハガキ職人の方たちのマネをして、毎日とはいかないが自分で考えたネタをグループチャットに投稿する。

投稿した後で、「あー、この投稿は失敗だ」と思っても、もう次の会話が始まっていたりして、削除するとかえってみっともないので、

削除せずに無念さを噛み締める。とても恥ずかしくてやるせない。でも一字一句考え抜いて投稿したのだから…とケツをまくることにしている。

たまに関根勤さんに自分の書き込みを拾ってもらえることがあったりもするので、失敗はあってもドキドキワクワクの楽しい日々である。

来年、公演が再開したらぜひ観に行こうと思っている。

飛行機代とチケット代と食事代の積立を始める計画を練っているところだ。

 

さて、ファンクラブ入会のことはこのくらいにして、7月18日は単身赴任先の職員寮の草刈りと懇親会の焼肉パーティだった。

寮生の中でも年長組である私は、今年度の寮長を任されているのだが、他の役員さんに頼りっぱなし状態で今年2回目の草刈り&焼肉は無事終了した。

 

そして、7月23日からは待ちに待った4連休である。

いつもの友人二人と、「劇場版パトレイバー4DX」を観に行こう!と企画した友人からは、

「朝の上映~昼食~解散」か「夜の上映~夜食~解散」の提案があったのだが、

私は、「昼集合~昼食~フリータイム~映画鑑賞~夜食」案をゴリ押しし、結局私の提案が採用となった。

まずはいつもの場所に集合。 そしてランチ。

今回で記念すべき第30回となる我々の会合では、カラオケ合戦が恒例となっている。

この片田舎ですら前日に一名感染者が出ており、コロナ禍の中「昼カラ」なんて・・・といった大人の常識は、

当然ながら我々には通用するはずもなく、今回も15時30分から3時間半にわたる熱戦が繰り広げられた。そのあとは映画鑑賞。

私以外の二人にとっては、その映画が公開された30年前から何度も何度も見ている大変思い入れのある作品だそうだ。

私は1度しか見ていないが、初体験の4DXで映画の内容とともにとても楽しかった。

大感激している企画者の友人と、同じくパトレイバーをよく知っている友人と、パトレイバー素人の私の3人でお夜食。

この”某会”は、いつもと同じようように大いに盛り上がり、大興奮の内にいつもと同じように集合場所にて散会した。

コレが4連休の初日w あまりにも重厚すぎる内容であった。

翌日は、床屋と献血。 物産展があったそうで、東京「舟和」の芋ようかんを買おうとしたが、残念ながら売り切れだった。 

夜は家族で焼肉屋へ。

連休3日目。次男と旭川市の外れにある農園でさくらんぼ狩り。

小学生無料、大人半額(500円)のクーポンを使って、さくらんぼを食べ放題。「佐藤錦」の甘いこと甘いこと。

間もなく誕生日のバカ食い46歳、帰宅後は案の定トイレに直行だった。いやぁ、それにしてもホントに美味だった。

そんなわけで連休最終日は、もうほとんど仮死状態。朝食~昼寝、昼食~おやつ~昼寝、そして夜も早寝。。。

 

46歳最後の夜もグループチャットで大笑いして、47回目の誕生日の夜もバカ食い。

7月最後となった今日は、健康診断でバリウム検査があったため、昼から休みを取って自宅に戻ってきた。

時間に余裕ができたので、再びグループチャットに没頭。また関根さんに相手してもらえた(悦)。

 

・・・というのが、私の今月でした。自分史上最高の誕生月だったかも・・・

 

 

 

 


肉 肉 肉

2020年07月05日 10時08分52秒 | Weblog

今年の下半期が始まってから最初の土日・・・この、「〇〇〇〇から最初の土日」という言い回し、

今年はいやというほど聞かされてきたような気がする。

2月末から先月までの4か月間があったせいで、いつにも増してあっという間だったといいたいところだが、

毎年なんだかんだと理由をつけて、”あっという間”ということになっている。

時間経過が早く感じるのは歳を取った証拠であろう。これも毎年感じていることだ。

上半期一番の悲しかった出来事は、以前にこのブログでも紹介していたステーキ店がコロナ禍で休業に入ったまま

閉店となってしまったことである。

昨年4月にオープンし、この店で「肉マイレージ」という食べた量でランクアップしていくポイントをコツコツ貯めていたので、

早く営業再開しないか待ちどおしかったところに、この悲報を目にすることとなったのだった。

閉店が決定する前に、自宅から一番近い店でランクアップは果たすことができたが、

次のステージ(20kg)にランクアップする手段は、自宅に帰ってきたときだけとなってしまった。

 

肉の話題はまだ続くのだが、昨日は家族4人で美瑛町のファームレストランに行ってきた

毎年この時期には、家族で贅沢ランチを食べに行くのが恒例行事となっている。

ここに来たのは結婚前に妻と二人で訪れて以来だから、もう20年ぶりくらいになるだろうか。

どんな店内だったかよく覚えていなかったが、何を食べたかはしっかり覚えていたので、私はその時と同じ

ビーフシチューをオーダー、妻と次男はサーロインステーキ、長男はハンバーグステーキ、

大奮発して「本日のおすすめ希少部位ステーキ」という、メニューの中で2番目に高価なモノも頼んでしまった。

それぞれが注文したメニューももちろんおいしかったのだが、この希少部位ステーキというのがもうたまらなかった。

本日の希少部位は、ヒレ肉。

家族分を切り分けた妻が、ナイフを入れた瞬間「わぁ!」という声を上げ、

普段は無表情な長男が、口にほおばった瞬間思わず「ほわぁぁぁ!」という声が漏れた。

私と次男は小さく小さく切って一口に入れるたびにキャッキャと狂喜乱舞し、

貧乏症一家の饗宴は、今年も最高潮に盛り上がったのだった。

レストランに隣接している「ふれあい牧場」で、ヤギ、ヒツジ、子牛、ポニー、ラマ、ミニチュアホースと戯れながら

ソフトクリーム、イチゴスムージー、フライドポテトをシェアして食べた。帰宅後はトイレに直行したことは言うまでもないw

 

・・・という、行きつけのステーキ店が閉店という悲しいニュースのことなど完全に忘れてしまった一日だった。

前の日までは、ランクアップ特典1000円のクーポンと、誕生月リブロース300gプレゼントクーポンを”たからもの”のように

感じていたというのに、残念ながらこの一日のおかげでこの”たからもの”の価値は大幅にランクダウンしてしまったようだ。

 

鬱屈された時間が長かった上半期だったが、このヒレ肉ステーキを起爆剤に下半期で挽回を図りたい、なんていうのはマヌケすぎる発想かな・・・