妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

楽しかった。

2015年04月28日 22時18分13秒 | Weblog
この前の日曜日は、友人が参加しているアマチュアバンドのライブ鑑賞に行った。
そのバンドは旭川市内唯一のフュージョンバンドである。

方向音痴の私は、いつものごとく軽く道に迷いながら目的地に到着。
なんと総勢7バンドが名前を連ねる長時間のライブであった。

アマチュアバンドのライブは初めて・・・と思っていたが、
大学時代の新入生歓迎のサークル勧誘、高校時代の学校祭と何度か経験済みであった。
北海学園大学のジャズ研のジャムセッションも見に行ったことがあったっけ。

さて、お目当ての友人のバンドは、参加バンドの中でトップバッターだった。
全5曲。お疲れ様でした。狭い会場だったこともあり、大いに盛り上がった。
いや、盛り上がっていたのは私だけだったか(汗)
興奮していて、友人が仕掛けた「ギミック」は全くわからなかった(謝)。
もっと聞いていたかったが、なにせほかにも6バンドの演奏があるので、
あっという間に切り上げなければならないようだった。残念。

当たり前ではあるのだが、知らない人ばっかり。
あの会場内の雰囲気、苦手だなぁ・・・。
機材、楽器のセッティング、顔なじみへの挨拶と、
音楽やるのは演奏以外も大変だなぁと感じた。
やはり私は、カラオケボックスで、小人数相手に「ダーーー!」と
叫んでるのが、身分相応だと思った。


ここからは、冗談抜きで友人とバンドのメンバーの方々への要望。
あの日の演奏を聴いて思ったことは、もっと機材の整った会場で、
この曲をやってほしいということです。

「ザ・サウンドグラフィー」
「スーパーソニックムーブメント」(ワールドライブ ’88より)

FLEX様、また読んでください。

以上、私信でございました。






スッキリ

2015年04月26日 08時12分10秒 | Weblog
金曜日の夜、観た映画は信じられないほどつまらなくて、
失意のまま迎えた土曜日、次男の幼稚園の行事に参加。

おもちつき会。
もち米どころならではの行事・・・なのかな?

2回杵を手にぺったんぺったん。肩は上がらないし、息は上がるし散々だった。
1度、”かえし”とかいうもちに水をつけながら、
もちの位置を修正する役目になったが、うまくできずに途中交代。
子供はきなこが嫌だとか言って、もち食わねえし、機嫌悪いし、
後片付けやらなんやらで、まさに地獄の午前中であった。
午後からは、いつものイオンでマクドナルド~ゲーセンという
お馴染みのコースを消化し、帰宅後は台所の片付け、風呂掃除。これもいつもの業務である。

金曜、土曜の夜となると、最低でも深夜0時過ぎまでは起きているのだが、昨夜は9時半が限界。
「出没!アド街ック天国」を見届けることすらできず、就寝。

今朝は、6時半まで熟睡。睡眠時間9時間。
おかげで、久々にさわやかな朝を迎えることができた。

本日は、友人が参加するアマチュアバンドのライブ鑑賞。
友人がいうところの「仕掛け」がなんであるかを予想しながら、YouTubeで検索。
さて、ギミックの正体はいかに・・・

寝不足はよくない

2015年04月24日 19時15分46秒 | Weblog
左目の緑内障を発症して3年目。
病院の待ち時間、おくすり手帳を確認したら、
前回の診察で通算15回くらい通院していることがわかった。
点眼薬も増えた。朝晩2回の点眼と、2、3ヶ月に1回の検査、
月平均1000円の薬代。キツイというほどではないが、
これが死ぬまで続くのかと思うと、ちょっとヘコむ。

今週は寝不足続きだったせいか、
普段はあまり気にならない視野の欠損だが、
左目ははっきり欠けているのがわかるほどだった。

疲れたり、寝不足が続くといつもこうである。

今夜こそ早く寝よう。


納税

2015年04月16日 21時57分29秒 | Weblog
昨年購入した土地の固定資産税の納税通知書が届いた。

いよいよ一国一城の主になる実感が湧いてきた。

しかし、予想していた以上に高いね、固定資産税。

これに建物の税金が加算されるのか・・・

財産を持つというのは、いろいろと大変なことなのね。


今年の私の誕生日は、地鎮祭の日程と重なりそうだ。

めでたいめでたい。

「白い巨塔」(1978年版) その2

2015年04月12日 00時53分04秒 | Weblog
前回の続き

浪速大学第一外科教授選挙から一ヶ月。
愛弟子であるはずの助教授である財前五郎との確執から、
何とかして財前の昇格阻止を図ったが、結果的に敗北を喫した東前教授。

たった一ヶ月しか過ぎてはいないが、教授選で見せた狡猾ぶりとはうって変わって、
すっかり心優しき紳士になっていた。

どっちが本当のアズマなんだろう。

東前教授の再就職先も決まり、前回”強欲ババア”と表現した東教授婦人はたいそうご機嫌、
彼らの一人娘である容姿端麗な佐枝子と3人で、順風満帆な東一家であったが、
佐枝子は、医療に携わる人間として、さらには自分の研究に真摯に取り組む姿に、
尊敬の念を抱いていた第一内科助教授・里見に対して、恋愛感情が芽生えてしまい、
妻子ある彼に対して、しきりにアプローチを試みる。

あんな美人に恋心を寄せられるなんて羨ましい限りだ。
・・・あぁ、ドラマだったか、この話は・・・。
結局、これがきっかけで親友である里見の妻との仲が険悪になり、
妻子ある里見への思いが遂げられるはずもなく、異国の地へと旅立った佐枝子。
まぁ育ちがいいことだから、きっと異国の地で後妻という苦労が絶えない立場に立たされながらも
並々ならぬ努力が報われ、さぞご立派になって凱旋帰国することだろう。

前回のブログで触れなかった財前の愛人、花森ケイ子(太地喜和子)。
全31話、ずっと登場していたはずはないのだが、私には彼女が登場していなくても
常に気になるほど、存在感たっぷりの人物であった。

「私は財前五郎の情婦」というセリフにもシビレた。
『情婦』という言葉なんて、現在使われているのだろうか。
このセリフを聞いて、「子供には見せられんな…」と思った。

「おとうさん、じょうふってなに?」

そんなことをいちいち説明していたら楽しみ半減であるからだ。

こんな愛人がいたら、そりゃもうメロメロでしょうな。
なぜなら、誰よりも自分を理解していてくれて、なんのしがらみもない相手となれば、
彼女の部屋ほど、居心地のいい場所はないからだ。
でも、やっぱりドラマ上の話なのである。こんな天国みたいなところあるわけがない。

・・・気力・体力・財力さえあれば、こんな生活も夢ではないか?
いや、むしろ愛人となる女性の方が大変であるに違いない。
まず、所帯持ちの男を受け入れるということは、彼の妻子を敵に回すことになる。
妻の実家も含めると、相当な数だ。
いくら男が”その気”だろうと、結構面倒くさいことになることは必至だ。
愛人生活は百害あって一利なし。それをあえて受け入れるということは、
凄まじいまでの強靭な精神力を兼ね備えていないことには、やってられない。


物語終盤で、財前の実母の面倒まで見てしまう花森ケイ子は、ホントにたいしたもんだ。

現実の世界に、こんな女性は実在するのだろうか。
もしいたとしても根性も体力もカネもないとくりゃ、私なんか相手にもされないだろう。
大体、そんな立派な人とは、会うだけで緊張してしまう。
いつも心の中で「すみません」と思っていなければならない。
家に帰ってきて、妻や子ども達からゴミ扱いされている方がまだ気楽だ。



教授に昇格した財前は、もうすっかりその権威の上にどっかりと腰を据えて、
いわゆる特診患者である金持ち相手には、天才外科医としての才能を十二分に発揮し、
健康保険対象の一般の患者に対しては冷遇するという、医者として本来あるべき姿からは
どんどん乖離していく。
そして、ドイツに招待されるというビジネスチャンスをつかんだことで、その傲慢さに
ますます拍車がかかり、重大な医療ミスを犯していることも放ったらかしで、海外へと旅立つ。


今までの記憶ではここから財前に天罰が下るべく、彼の転落の人生が始まるものだと思っていた。

しかし、第一話から見てると、そうではないように思えてならない。

なるほど、全部じっくり見てみると、全然見方が変わってくるもんだ。


つづく