草刈正雄 昭和51年2月25日 発売
作詞:うさみかつみ 作曲:鈴木邦彦 編曲:前田憲男
また、ちょっとマイナー路線に走っています。有名な歌を語るのは他の人もされているし、今さら有名な歌を語るのはちょっと照れ臭い‥‥(^^ゞ
それに、私のパーソナルな記憶を辿るには、忘れてしまうかもしれない「朧な記憶」を優先しないと、だれにも顧みられずに消えてしまうことが怖いと思いまして‥‥。
というわけで採り上げたのですが、この歌はCD化されていません。我が家にはレコードも無く、従兄に録音してもらったカセットテープだけが残っています。草刈正雄さんは当時「東宝レコード」に所属していたので、この先CD化される機会はほとんど無いのでしょう。「センチメンタル・シティー」はTVドラマ『華麗なる刑事』の主題歌だったのでCD化されているのに‥‥。
東宝レコードの音源の権利は、現在はどこのレコード会社が持っているのでしょう? 草刈正雄ベストをCDでリリースしてください!!!m(_ _)m
‥‥と、ここで叫んでもだれも聞いちゃいないのでしょうけれど‥‥。
この歌はパイオニアのでっかいラジカセのCMソングになっていたと記憶しています。検索してみたら、草刈さん主演の『激突!若大将』の劇中にも使われたようです。(この映画もDVD化されていないようです‥‥。)
この「ステーション」はなかなかドラマティックな歌で、駅で待ち合わせをして駆け落ちしようとする男が主人公です。しかし、彼女は汽車から降りて来なくて‥‥という「ありがちなシチュエーション」の歌ですが、メロディとアレンジが楽曲を盛り上げ、さらに草刈さんの歌唱がハマっています。あまりヒットしませんでした(オリコン90位)が、隠れた名曲として語り継がれています。
コカコーラの「BIG NEW LIFE」もそうですが、私って鈴木邦彦さんのメロディはツボかも‥‥。
トレモロを効かせた生ストリングス、歪ませてワウを効かせた切ないフレーズのエレクトリックギターは、物語の導入として何かを暗示しています。
Aメロはゆったりとしたリズムで、
「♪やがて汽車は着く 朝もや煙る駅に」
の1番でのオーボエの合いの手は温かく、そして
「♪汽車は遠ざかる 朝もや煙る駅を」
の2番では切なく響きます。この楽器の選択は非常に効果的で大成功です。
サビに入る前に激しいストリングスとともに曲調が一変し、
「♪白いバラの花を 高く空にかざし」
では力強いボーカルになります。
そしてサビの
「♪あの日 ここで 落ち合うと 誓った二人」
から転調して熱唱に変わります。ストリングスとブラスの雄大さと力強さが、歌をどんどん盛り上げていくのを聴いていると鳥肌が立ちます。
サビが終わると急激に静かになり、イントロと同じギターとストリングスで2番が導かれます。この劇的な強弱が2番の切なさを際立たせます。
草刈さんは独特のビブラートが掛かった歌い方ですが、けっして下手ではありません。音程はなかなかしっかりしていると思います。そして俳優ならではの表現力というか、劇的なこの歌ではバースによって歌い方と発声を少しずつ変えて、まるで映画のセリフのように「聴かせて」くれます(^o^)
CD化も熱望ですが、カラオケにも入らないかなぁ~‥‥。
ステーション 草刈正雄
作詞:うさみかつみ 作曲:鈴木邦彦 編曲:前田憲男
また、ちょっとマイナー路線に走っています。有名な歌を語るのは他の人もされているし、今さら有名な歌を語るのはちょっと照れ臭い‥‥(^^ゞ
それに、私のパーソナルな記憶を辿るには、忘れてしまうかもしれない「朧な記憶」を優先しないと、だれにも顧みられずに消えてしまうことが怖いと思いまして‥‥。
というわけで採り上げたのですが、この歌はCD化されていません。我が家にはレコードも無く、従兄に録音してもらったカセットテープだけが残っています。草刈正雄さんは当時「東宝レコード」に所属していたので、この先CD化される機会はほとんど無いのでしょう。「センチメンタル・シティー」はTVドラマ『華麗なる刑事』の主題歌だったのでCD化されているのに‥‥。
東宝レコードの音源の権利は、現在はどこのレコード会社が持っているのでしょう? 草刈正雄ベストをCDでリリースしてください!!!m(_ _)m
‥‥と、ここで叫んでもだれも聞いちゃいないのでしょうけれど‥‥。
この歌はパイオニアのでっかいラジカセのCMソングになっていたと記憶しています。検索してみたら、草刈さん主演の『激突!若大将』の劇中にも使われたようです。(この映画もDVD化されていないようです‥‥。)
この「ステーション」はなかなかドラマティックな歌で、駅で待ち合わせをして駆け落ちしようとする男が主人公です。しかし、彼女は汽車から降りて来なくて‥‥という「ありがちなシチュエーション」の歌ですが、メロディとアレンジが楽曲を盛り上げ、さらに草刈さんの歌唱がハマっています。あまりヒットしませんでした(オリコン90位)が、隠れた名曲として語り継がれています。
コカコーラの「BIG NEW LIFE」もそうですが、私って鈴木邦彦さんのメロディはツボかも‥‥。
トレモロを効かせた生ストリングス、歪ませてワウを効かせた切ないフレーズのエレクトリックギターは、物語の導入として何かを暗示しています。
Aメロはゆったりとしたリズムで、
「♪やがて汽車は着く 朝もや煙る駅に」
の1番でのオーボエの合いの手は温かく、そして
「♪汽車は遠ざかる 朝もや煙る駅を」
の2番では切なく響きます。この楽器の選択は非常に効果的で大成功です。
サビに入る前に激しいストリングスとともに曲調が一変し、
「♪白いバラの花を 高く空にかざし」
では力強いボーカルになります。
そしてサビの
「♪あの日 ここで 落ち合うと 誓った二人」
から転調して熱唱に変わります。ストリングスとブラスの雄大さと力強さが、歌をどんどん盛り上げていくのを聴いていると鳥肌が立ちます。
サビが終わると急激に静かになり、イントロと同じギターとストリングスで2番が導かれます。この劇的な強弱が2番の切なさを際立たせます。
草刈さんは独特のビブラートが掛かった歌い方ですが、けっして下手ではありません。音程はなかなかしっかりしていると思います。そして俳優ならではの表現力というか、劇的なこの歌ではバースによって歌い方と発声を少しずつ変えて、まるで映画のセリフのように「聴かせて」くれます(^o^)
CD化も熱望ですが、カラオケにも入らないかなぁ~‥‥。
ステーション 草刈正雄
拙ブログの↓の記事
http://blog.goo.ne.jp/get_better4u/e/1f04f1704528e5352cd6a7c9f0fc0322
でも報告した通り、一応「ステーション」はCD化されているんです。ただ‥‥、音源がマスターテープではなく、どうやらレコードからのパイレートのようなんです。
草刈さんのベスト盤CD、欲しいですよネ。
当時の私は中学一年でCMソングに猛り狂って居る時期で
この曲もCMを見て滅茶苦茶ハマった曲で未だに引きずっております! この頃の曲はなんだか詞や曲・アレンジがしっかり起承転結しているのでとてもドラマチックです。私も当時より音楽演奏(楽曲製作)アマチュアなりに現在も行っておりますが一向に鈴木の邦さんや前憲さんの足元にも及びません(汗) 余談ですが間奏のオーボエと仰られているパートの楽器は今聴きますと恐らく「Mini Moog」と呼ばれるモノフォニックシンセでポルタメントをかけた哀愁感漂うアレンジかと思われますよ。オフコースがよく使っていた音と言えばお解りでしょうか(汗) とにかく名曲です!紹介していただいて有難うございます!