祝・「ステーション」ＣＤ化（？）

　レアな音源をＣＤ化してくれるウルトラ・ヴァイブから、５月にオムニバス盤『銭ゲバ大行進』という東宝レコード音源のＣＤがリリースされていたんですネ！

　「東宝レコード音源」‥‥。そう！　つまり、草刈正雄さんの「ステーション」が初ＣＤ化されたのです！(^o^)／


　で、早速入手しましたとも！　１曲のために2,600円の出費はイタいんですが‥‥。こういうＣＤは時期を逃すと全く手に入らなくなるので、何をおいても即入手！
そして聴いてみると‥‥、あれ？　なんだか「ピシッ、パシッ」というノイズが‥‥。この「HOT WAX TRAX」のシリーズって、そういうコンセプトなのでしょうか？　それとも、原版マスターが無いからアナログレコードからパイレートされているのでしょうか。
（これなら、私が私的にアナログレコードをwavファイルに変換してもらったものの方が音質がイイなぁ‥‥。ノイズも少ないし‥‥。ウルトラヴァイブ社は質の良いアナログレコードが手に入れられなかったのでしょうか？）

以前、『３バカ大将』のアニメ主題歌コンピでは、「幽霊城のドボチョン一家」が初ＣＤ化ということで喜んだのですが、聴いてみるとweb上の動画投稿サイトの音源レベルでガッカリしたことが‥‥。原版が無くて、なんとか入手できる範囲で音源を確保しているというレベルの仕事なのでしょうか。

　私はこの方法は仕方ないものとして受け入れられます。原版マスターの所在不明や、劣化・誤消去といった事故の事情も多少は知っているつもりなので。
でも、ライトユーザーが懐かしさから手にした場合、こういう事情を理解してもらうのは難しいかもしれません。
しかし、少なくとも、このＣＤが「アナログレコードを音源としている」ことは明記されるべきです。それが良心的なディストリビューションでしょう。

　‥‥とは言っても、東宝レコード原盤のＣＤ化には期待しています。研ナオコさんの「うわさの男」がＣＤ化されることを、もう何年も待っています。ぜひ高水準でこのシリーズを続けていってほしいものです。