最近、高橋学・立命館大学教授という方が、「地震や火山の専門家」として週刊誌に取り上げられ、地震予測や噴火予測を次々と披露しています。これまでに、日刊ゲンダイ、週刊ポスト、週刊プレイボーイ、週刊女性、夕刊フジ、IWJ…といった雑誌や媒体が、高橋学教授の地震予測を取り上げ、すぐにでも巨大地震や大噴火が日本で起きるかのような不安感を煽る記事を、繰り返し紹介しています。
この高橋学教授は、さきごろ4月に日刊ゲンダイで、「ゴールデンウィークに南海トラフで巨大地震が起きる」と予測し、世間に恐怖感を煽りました。
GW10連休が危険と専門家 「令和」は巨大地震で始まるのか(日刊ゲンダイ 2019年4月12日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/251687

この地震予測の根拠は、「地震の静穏期が六十数日続くと巨大地震が起きる」という彼独自の理論であり、和歌山や三重の周辺で小さな地震があってから六十数日後がちょうど2019年のゴールデンウィークに当たる、というものでした。
しかしながら、お気づきのとおり、高橋教授が予測した2019年のゴールデンウィークには、和歌山や三重沖で巨大地震は起きませんでした。またもや、予測ハズレです。
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この高橋学・立命館大学教授という方は、これまでも週刊誌や夕刊紙にメールを送りつけて、「もうすぐ大地震が起きる」とか「大噴火が迫っている」といった予測を何度も発表してきましたが、ことごとくハズレています。
予測が外れているだけでなく、明らかに地震や火山について間違った知識を披露しています(※高橋教授のご専門は災害リスクマネジメントで、地震学や火山学ではありません)。この方の地震予測や噴火予測は、全く信用に値しないと言って良いと思います。以下のエントリもご覧ください。
高橋学・立命館大学教授の地震・噴火予測は信用できるのか(2017年1月)
http://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab/e/b7902d584591d5b4cd47789dac7d9976
高橋学・立命館大学教授の「福岡で大地震」との予測、やはりハズレました(2017年5月)
https://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab/e/e8916a1ed0d3420ebcf0c775c4e38a24
専門外の人たちが集まっている学部だとしても、一定の審査会や、場合によっては教授会で議論していかないと、この大学の評判はますます落ちていくことだろう。
夕刊紙のようなものに投稿している時点で、普通の大学なら、一気に信用を失うだろう。もはや、触れてはいけない問題になっているのかもしれない。
社会安全学部特別任命教授という肩書ですが、文系でないにしても、地震には縁が薄い方のようです。
どうして、地学系に関係のない人ばかり地震予知に口出しするのでしょうね。
やはり、無責任に発言できるからですか?
ということは、発言内容は無責任ということになりますね。
地形や史実から得られる地震や災害の履歴からの予測も大事だと思いますが、いつ起こると断定するのはまともな大学に在籍する学者のすることではないと思います。
幸いそういった発言でパニックになったり、まともに取り上げている人は多くはないようですから、言いたいことを言う余地を残しておくのも悪くはないかと。
自分の指導教授なら恥ずかしいですけどね。
地震界のホラッチョ・・
まあ、横須賀の異臭騒動にまで絡んで前兆ですなんて言い出した時点で胡散臭いと思ったけどさ
あとは語彙力ないのか大体毎回同じようなこと言ってる
たまにほかの専門家たちと一緒に取り上げられると行くにこの人の異様さが際立つ(ほかの人は精々今後の地震活動に警戒を程度にしか言わない)
まあ、瓢箪から駒と言いますか、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる理論で本当に起きるかもしれないからどのみち備えておくことに越したことはないかもしれませんね
この人を見直すことは未来永劫ないけど