横浜地球物理学研究所

地震予知・地震予測の検証など

島村英紀氏の批判に対する、村井俊治氏らJESEAの反論について

2015年09月17日 | 地震予知研究(村井俊治氏・JESEA)
 
電子基準点のデータを使い、有料メルマガ「週刊MEGA地震予測」などで地震予測サービスを行っている、東京大学名誉教授の村井俊治氏(JESEA・地震科学探査機構)という方がいます。

本ブログでは、彼らの電子基準点データの取り扱いはデタラメであり、実際に地震予測もほとんど当たっていないと説明してきました。先日、島村英紀・武蔵野学院大学特任教授も、ほぼ同じ論点で村井俊治氏らの地震予測サービスを批判しました。

当たって当たり前?「MEGA地震予測」を科学的にどう見るか
http://thepage.jp/detail/20150912-00000003-wordleaf
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6174160


これに対し、村井俊治氏らJESEAが、ホームページで以下のような反論を発表しています。

YAHOO ニュースに取り上げられた記事について
http://www.jesea.co.jp/yahoo-news/


…この村井氏らの反論を読みますと、全く批判に対する答えになっていないことが分かります。このような反論しかできないこと自体が、村井氏らが科学的に間違った態度で研究を行っていることを如実に示しているように思えます。以下に説明します。



■ ノイズをそのまま使っているという指摘に反論できていない

村井俊治氏らはこの反論において、以下のように主張しています(下線は本ブログによる)。

 

…これは話になりません。村井氏は、「異常なデータは棄却している」と主張していますが、1週間といった短期に起こる鉛直方向の数センチもの変動は、ほとんど全てが「ノイズ」すなわち「異常なデータ」なのです。近くにビルや樹木がなくても、電離層の状態や大気中の水蒸気量等の影響で電子基準点には数センチのノイズが簡単に出るのです。こうした棄却すべきノイズを全然棄却せずに「地殻変動だ!」と偽っているという批判に対し、彼らは全く反論できていません。

村井氏が、国土地理院が公開している数字を、そのまま使って地震予測をしていることは、メルマガや雑誌の記載から明らかです。たとえば、南関東での地震予測の根拠とした「山北で4.2cm、箱根で4cm、湯河原で4.3cm、静岡の宇佐美で5cm」といった数字は、国土地理院が公開したデータそのままであり、そして、これはノイズだと国土地理院がハッキリ見解を出しているのです。詳しくは、国土地理院からの回答を踏まえた以下の記事をご覧ください。


「週刊MEGA地震予測」の内容は、全く信頼できません
http://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab/e/98691b7b417e3670144d0d61fe544e41


以上のとおり村井氏は、近くにビルがあるような基準点しか棄却せず、そのほかの基準点については、国土地理院がノイズであると言っている異常なデータを棄却せずそのまま使っている訳です。こうした指摘に対し、村井氏は全く回答ができていません。



■ 地殻変動の基準点についての反論も的外れ

また、村井氏らJESEAが使っている座標系について、以下のように反論しています。

 

…この反論も、お粗末極まりないですね。球面上で各点が移動しているとき、球面上の動きを記述する絶対的な基準を設定するなら、球面上に設定しなければなりません。「球の中心が固定されているでしょ」という反論は、全くナンセンスです。これくらいのことは、中学生レベルの幾何でも理解できるはずです。

地球中心座標系とは、地球の中心に対して任意にX軸、Y軸、Z軸を選んで固定したときの座標値を表します。一方、地球表面ではプレートテクトニクスの影響で、プレートに乗ったあらゆる点がプレートと共に動いています。極端な話、X軸、Y軸、Z軸(をどこにとるべきかの基準)も動いていると言えるのです。ですから、やはりたとえ地球(=球)の中心を基準として固定しても、地表(=球面上)でプレートテクトニクスで動いている各点については、絶対的な基準点は設定できないことになります。私や島村先生が指摘しているのは、そういう意味です。

実際、気象庁や国土地理院が発表する地殻変動のデータや説明図では、必ずどこか任意の観測点が基準局(固定局)として設定されています。小さい字で資料の隅に書いてあることが多いので気づかないかもしませんが、今後はぜひ注意してみてください。

また、そもそもXYZ座標系を使うこと自体がおかしいと言えます。JESEAの説明図でもわかりますが、ノイズが激しく残る鉛直成分が、XYZの全てに含まれてしまうのです。XYと言うといかにも水平成分に思えるかも知れませんが、違います。ですので、銚子と館山でXの増減が逆になっていたとしても、「東西方向で逆の動き」とは言えません。この意味でも、やはりメルマガの記載は間違っているのです。

※1 ただ、動きベクトルの差分を注意深くとれば、相対的な位置の変動はわかります。この指摘は単に、「逆方向に動いている」という言い方をする時点で、地殻変動の観測についての理解が乏しいのではないかと指摘したにすぎません(少なくとも私の意図は)。ただし、上述したとおりXYZには全て鉛直方向のノイズが含まれてしまうので、いずれにしても短期的にはノイズまみれになります。

※2 島村氏の指摘のなかに「銚子と館山の間の地点に基準点があるから逆方向に動いているように見える」とありますが、これについては島村氏が不正確です。銚子と館山の間になくても、銚子と館山と比べた場合に別方向に動いたどこかの基準点を不動点にとれば、銚子と館山が逆方向に動いて見えます。



■ 特許を「自分たちが正しい」ことの根拠とする愚

また、彼らは自分たちの特許を、自分たちが正しいという根拠を補強するものとして主張しています。

 

…もうこれは、無知なのか、よほど悪質なのか分かりませんが、呆れる他ありません。実は、地震や噴火の予知方法などという特許は、他の個人や団体によっても非常に多く出願され、登録さえされています。たとえば、以下の検索サービスで検索してみてください。

特許情報プラットフォーム J-PlatPat:
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage


こうした特許が出願され、多くは登録すらされているのは、「この方法なら地震が予知できる」と審査官が認めたからではありません。ただ単に、「同様の方法が、それまでに特許出願等されていないから」に過ぎないのです。特許の審査は、ほとんど1人の審査官が行います。審査官に地震学者など、おそらく一人も居ないと思います。「地震や火山の予知方法」などという特許出願がされても、論文の査読のように、科学的な根拠を綿密に審査されるわけではないのです。

また、「国がその相関関係を認めた」などと主張していますが、実際に彼らの特許明細書をみると、電子基準点データに異常があってから地震が起きた例は、たった1例しか記載されていません。しかも、その1例も、間違っているのです。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

地震科学探査機構(JESEA)による地震予測サービスについて
http://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab/e/5b8a8daa27cdfa11240b6660d6ea0a5f


またそもそもこの特許の方法は、メルマガ「週刊MEGA地震予測」では使われていません。村井氏らの特許は、任意の3点でつくられる三角形の面積変動から地震予測をする、というものです。それに対し、メルマガ「週刊MEGA地震予測」では、単点の上下移動を「週間異常変動」として予測の根拠にしています。ですので、村井氏らのメルマガと、この特許は無関係であり、「週刊MEGA地震予測」が正しいという根拠には、全くなり得ないのです。


 ■

まとめますと、以上の村井俊治氏らJESEAによる反論は、全く反論にすらなっていない代物です。彼らのサービスの程度を、はからずも如実に示すものとなっています。

とにかく、最も重要な点は、村井俊治氏らJESEAが、国土地理院が「ノイズだから地殻変動を表すものとしてそのまま使うな」と警告しているデータを、そのまま使って有料の地震予測をしている点です。この点について、彼らがきちんと研究とサービスを見直し、科学的に真摯な態度に改めて頂くことを、強く希望します。


※本記事は彼らの反論を受け取り急ぎ書いたので、不正確な記述や間違いがあるかも知れません。適宜ご指摘いただけますと幸いです。それに応じて加筆等があるかも知れませんがご了承ください。また、このJESEAの反論は、メルマガ購読者に向けたもののようですが、島村氏の名誉のためにも、この反論も極めて的外れなものであることを指摘したく、ここに記事としたものです。


 

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《特許審査》と《論文の査読》 (BD3)
2015-09-17 12:19:36
《特許審査》に《論文の査読》に匹敵する効力があるとは呆れたものです。

彼らが《論文の査読》にかけない理由は「既存の地震学者からは自分達が異端者と決めつけられ、迫害されており門前払いを食らうため無駄だから」といった趣旨のコメントを見た覚えがあります。

「既存の地震学者は、税金の無駄遣いばかりで地震予知をしてくれない」という誤認識を持つ一般の方々には、すっと受け入れてもらえる理屈ですね。これが彼らの支持が拡がる要因の一つです。

門前払いを食らう原因が、地震学以前に、彼らの検証手法が汎用的な科学の要件を満たしていないため、という現実を、当の本人だけでなく、彼らを支持する一般の方々にキチンと理解してもらうことが、このブログの使命かと思います。

彼らの支持者の一人でも多くに伝わることを祈ります。
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特許について少し補足させてください (ばーど)
2015-09-17 23:25:59
横浜地球物理学研究所様の仰るとおり、審査官に地震学の専門家はいませんし、特許の考え方も、ご認識の通りです。

特許制度は普通の方々に身近ではないため、村井氏のような恣意的な解釈が、もっともらしく聞こえてしまうのは悩ましい限りです。
地震学の知識がないと、予知商法に欺されてしまうのと同様、特許の実情を知らないと特許商法に欺されると言うことになるわけです。

そこで特許について少しご説明させていただきたいと思います。
特許となるものは、「特許の内容が新しい発明でなおかつ特許にされていないもの」なのは、普通の人でも想像はつきますが、次に重要な点、「発明の範囲」についてはあまり知られていません。

ここでは、「すべてのガンに効く特効薬」という特許が出されたというたとえ話を踏まえて、見てみたいと思います。
上のような特許が出願された場合、審査官は過去に発明無いように類似もしくは同じ出願や特許となっているものはないか、そして特許内容が発明に値するものであるかを審査します。
OKの場合はここで「特許査定」となり特許が認められ、NOの場合は、「拒絶理由」が通知されます。
拒絶理由とは、発明に値しない(類似もしくは同等の特許がすでにある場合や、発明内容が全く発明になっていない場合等)という判断を、出願者に通知することです。
ここで諦めれば審査終了ですが、出願者が「これは新しい発明だ」と主張する場合は、意見書を出して再審査を申請します。
ここで気をつける点は、従来の主張を繰り返すと却下されると言うことです。当たり前ですが「発明に値しない」といわれているのに、同じ主張を繰り返しても意味がないのです。
そこで出願者がよく使う手は、「発明の範囲」を縮める事です。考え方としては、全部の発明が特許になるのが難しいなら、一部を特許として認めて貰おうとする方法です。
上の例で言えば、「すべてのガンに効く特効薬」から、「胃ガンなど消化器系の癌に効果がある薬」と言う感じに変更するのです。
しかしこの場合、最初に出願した名称は変更できないため、「すべてのガンに効く特効薬」というタイトルのまま、「拒絶理由」が出るたびに、発明の内容がどんどん表題とずれていくことになります。
ここで問題がなければ特許査定になりますが、発明の範囲を縮めても発明と認められない場合は、「拒絶査定」が送られて審査は終了します(この後も、「前置審査」という最終の審査請求も出来ますが、たいていはここで諦めます)。
そして最終的には、「投薬前に、危惧をアルコール消毒する方法は今まで無かった。この点を発明と認める」といったような、完全に中身のない部分で、形ばかりの特許査定が認められるというケースがまれにあります。これを審査官たちは、「名ばかり特許」と呼ぶそうです。
何でこんなばかげた話があるかというと、まず特許出願数がすでに特許庁でパンク状態なのです(現在出願されている件数だけで、1日100件片付けたとしても、2千年処理がかかると言われています)。
「名ばかり特許」に固執するのはどういう人たちは引退した会社の会長とか、大学の名誉教授とかいう人たちが多いようで、金と暇があるので、やりたい放題なので、審査官側はつきあっていられなくなるのです。
それに、中身を空っぽにした「名ばかり特許」では、特許を利用して事業化は出来ないので(なぜなら、特許を取ったという名誉以外に価値がないためです)、社会に対する実害もないし、認められた部分は箸にも棒にもならないところなので、類似の特許申請が来ても、履歴を見れば審査官同士なら「名ばかり特許」だとすぐ分かるので、本当の発明を疎外しないで済むという事情があるからです。
特許庁側も、こういう案件に関わっていると、本当に大事な審査が滞るので、何度も諦めない方には、やむを得ずこういう処置をしてしまっていることが多いようです。

さて、村井氏の特許の詳細については私には分かりませんが、普通特許を持っていて、特許に即した事業をしている場合、それを見てスポンサーになる企業が出てくるはずなのですが、それがないという点は、彼の特許の内容について、1つの想像をすることが出来るのでは? と軽く言うにとどめたいと思います。
また確か、村井氏のサイトには、もう1件特許出願中と書いてあった気がしますが、そちらは「みなし取り下げ(拒絶理由に対して意見書を期限までに出さず無視したため、出願者が取り下げたと見なされた状態です。ただし本人が正式に取り下げたわけではないので、しばらくは見た目は「申請中」に見えます。ちなみにこの手法は、特許を利用した詐欺商法でよく使われる手段です。中身のない特許を申請して、「特許出願中」と銘打って、商売に泊付けするという感じで利用するのです)」になっているはずです。

今回、特許という観点から、村井氏の行動を考えてみたのですが、改めてその信用度が分かるなぁと、個人的に感じました。
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JESEAのTwitterより (BD3)
2015-09-18 17:55:21
===
本日、19時からJESEAユーザー大会村井先生の講演等をニコニコ生放送で配信します。是非、ご覧ください。よろしくお願いします。
===
http://twitter.com/JESEA1/status/644781098128400385

とのことです。
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南関東でM5.2以上の地震が発生する確率 (伊牟田勝美)
2015-09-19 01:24:51
南関東+茨城県と周辺海域でM5.2以上の地震が9月1日から10月31日までに発生する確率を、2011年9月1日から2015年8月31日までに発生した有感地震の発生頻度から計算してみました。
その結果、39%の確率でM5.2以上の地震が発生すると弾き出されました。
尚、今回の東京湾の地震で震度5弱を観測したのは調布市つつじが丘だけなので、偶然(地盤が弱いなど)、震度5弱になったと言うところではないでしょうか。
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お笑い番組だったようです。 (Skullcrusher707)
2015-09-19 08:54:33
Skullcrusher707こと2chでは南山根街道@交野断層と申します。

2chにニコニコ生放送の内容を詳しくリポートして下さった方が居られたので、転送します。

①なんで電子基準点に異常が出るのか、メカニズムは分からない
②2000年から、ほとんどの震度5以上の地震に前兆が出ていた(3.11も含めて)
③東南海地震の前にも地殻変動は出ていた(どれくらいの変動かは言ってない)
④村井氏自身、地球重心座標の理解に苦労したらしい
⑤震災の前より後のほうが変動が多い
⑥電子基準点の精度は5mm
⑦5/30の超深発地震は、関東・父島・硫黄島の隆起・沈降の違いで予測できた
⑧地震の前に、何も公表しないよりは、何か注意を呼びかけたほうが(ry
⑨相変わらず、広範囲の警戒域
⑩村井氏の頭頂部は結構はげてる
⑪電子基準点写真コンテストはタモリが喜びそう
⑫今後、水平変動段彩図を公表するつもり
⑬世界中に電子基準点を置いて、世界中の地震予測をするつもり。そのために外国政府と協力しt(ry
⑭まだ数ヶ月のスパンがあるから、X-Dayが予測できるように努力する
⑮もし"プレスリップ"が起きたら、購読者にイレギュラーなメールを出せるようにしたい。

因みに、⑤は「余効変動」のことですが、村井氏は昨年まで「余効変動」も知らなかったようです。

>村井俊治 ‏@sh1939murai 3月11日
>今日は東日本大震災から満4年です。
>改めて当時の電子基準点データを紐解いて検証をしました。
>当時はまだ不完全な予測方法でしたが最近開発したツールで当時の異常変動を再現しました。
>びっくりする発見がありました。
>地震前には東北を含めて日本は西方向に動いていたのが地震で東方向に変動しました。
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期待しています (momo)
2015-09-19 19:38:46
 私は、地震科学には、全く疎い人間です。
が、メディアで報道されるこの村井氏の地震予知は、本当なのかどうか興味がありました。そんな時この「横地研」のブログにたどり着き、内容に感動しました。科学を語ることが、こんなに美しい整然とした文章になるのかという驚きもありました。真実を語る文章は、無駄なく、整然として揺るぎがありませんね。村井氏らが、発表した文章は、そういうものを全く感じません。(そもそも意味が分かりません)科学に疎い私でも、このブログの内容が理解できます。そこが素晴らしい。
 
 感動のあまり勝手に自分のブログで紹介しましたが、お許し下さい。http://blog.goo.ne.jp/2358mm
 これからも「横地研」のブログを楽しみにしてます。
 
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地震の前に起きる現象? 地震の後に起きる現象? (伊牟田勝美)
2015-09-20 01:07:07
村井氏を含む素人の地震予知は、地震雲や電離層擾乱等の「現象」とその後の地震を結び付ける経験則でできていますよね。
でも、中には、直前の地震の影響で発生した「現象」の場合もあるかもしれませんね。
何がしかの「現象」が徐々に強くなり、地震発生の瞬間にピークに達した後、一気に正常値に戻るなら、地震と関係していると分かりますが、地震の前、それも数か月も前に一時的に発生した「現象」が地震と関係していると考えてしまうあたりが、素人たるゆえんですかね。
返信する
Unknown (サンピラー)
2015-09-22 16:54:27
Skullcrusher707様が転送したリポートを見て、結構ひどい内容だったんだなと分かりました。

>①なんで電子基準点に異常が出るのか、メカニズムは分からない
のに"電子基準点の以上で地震が予測できる"と言ってる時点で、村井氏はアウトですね...
「幽霊はいるんだ!何でいるのかは分からんけど、とにかくいるんだ!!」みたいなw

>⑥電子基準点の精度は5mm
信者は信じるんでしょうけど...大気の揺らめきなどを考えると、こんなのは無理。

>⑧地震の前に、何も公表しないよりは、何か注意を呼びかけたほうが(ry
注意を呼びかけるだけなら、わざわざ地震予測なんてしなくていいのに...

>⑩村井氏の頭頂部は結構はげてる
>⑪電子基準点写真コンテストはタモリが喜びそう
これ、絶対ユーザー大会と関係ないwww自分もハゲの血統だから人のことは言えないですけど。

>⑫今後、水平変動段彩図を公表するつもり
「水平変動段彩図」っていうのは、水平成分の変動を色つきの矢印か何かで表した図ということでしょうね。
国土地理院の最新の地殻変動情報を見たほうがいいと思います。ふざけて「硫黄島1」を基準にしたらすごいことになりますがw

>⑮もし"プレスリップ"が起きたら、購読者にイレギュラーなメールを出せるようにしたい。
プレスリップにダブルクォーテーションマークがついているのが少し笑えます。

>⑬世界中に電子基準点を置いて、世界中の地震予測をするつもり。そのために外国政府と協力しt(ry
海外にも村井氏を批判できる人がたくさんいることを願います。
返信する
村井氏の講演 on ニコニコ生放送 (横浜地球物理学研究所)
2015-09-23 16:42:56
Skullcrusher707様のコメントのとおり、

>村井氏自身、地球重心座標の理解に苦労した

というのが本当であれば、看過できません。

JESEAによる島村先生の記事に対する反論(http://www.jesea.co.jp/yahoo-news/)では、村井俊治氏こそがこの分野の専門家であるから正しく、島村氏は専門外だから地球重心座標の知識がなく間違っているのだと言っています。なのに、「理解に苦労した」だなんて、完全に矛盾していますね。

こうしたところが、村井氏やJESEAの卑怯でみっともない点なんですよね…。
返信する
Re: 期待しています (横浜地球物理学研究所)
2015-09-23 16:48:20
>momo様

ブログでまで紹介して頂き、まことに恐縮です。内容が理解できると仰って頂き、嬉しく思います。もし理解できないところ等がありましたら、遠慮なく指摘してください。
返信する

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