韓国・巨済(コジェ)市 公式ブログ

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韓国 廃王聖地

2010年10月12日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行
この前、巨済を訪問して巨済観光案内所に寄った時、裏側にある烏良城を見た。烏良城の内容の中には、高麗時代毅宗が武臣の乱によって烏良城から廃王城に避身をしたという内容を見たことがあるが、今回再び巨済島に行く機会になり、廃王城に立ち寄って見る事にした。
烏良城と廃王城の通りはそれ程大きくは無かったが烏良城に行くための早い経路が、新巨済大橋を利用して国道14号線で行くことで、廃王城は旧巨済大橋を利用して地方1018号線を利用するのが早いという。




また、烏良城が都市邑城の形態を帯びていたら廃王城は典型的な山城の形態だ。青馬記念館を経って案内板通りに向かった。巨済 屯徳面と沙等面の境界地点に位置した牛峰山の海抜326mに位置した廃王城は、青馬記念館を基準にして山頂に向けて4Km程進むと伽揶廃王聖地を訪ねることが出来る。山勢が険しくて大変そうに思えるが、幸いに道が整備されていて車でも廃王城まで行くことが出来る。今回は、他の日程があって仕方なく車を利用したが時間に余裕がある人は、山登りも兼ねるかけ上るのもいいと思う。



廃王城に行く途中には、登山客が休めるように小いベンチも用意されているのを見ると、ここを訪れる人々が多いことを意味する。

廃王城入口に到着したら一番先に目にするのは、雄大な城の外壁だった。その形態や規模面では烏良城をしのぐようだった。
城内部に入る前に入口に設置された烏良城に対する説明を簡単に読んで城に上がった。



先に廃王城の対して理解して、高麗毅宗がここで3年間留まり、王位から追い出され作った城と言って廃王城と呼ぶという言い伝えがある。周囲は約550mで城郭の高さは最高4.58mに達すると言う。今は慶尚南道記念物第11号に指定されて管理を受けていると言う。




城内部に上って城壁に立って眺めていると山頂に立っているような感じがする。正面の山房山の姿が手の中に納まるような感じだった。城壁を経って中側に入っていくと集水地という所が現れた。周辺にはフェンスでここを保護していて、歴史的に重要な場所であると言う。




全般的な形態と構造は、同根欄模様の石で積んだ大きい淀みであったが集水地に対する説明もフェンス側の説明案内板によく現われていた。
集水地と言うのは…
雨水を集めておく場所を意味してこの雨水を保存して城内の用水を供給する用途で使用された。発見当時には毀損状態がひどかったが2008年9月頃復元工事を完了して昔の姿をそのまま捜した。



発見当時、集水家内から各種土器と農機具、矢先など数百店の文化財が発見されて当時ここ廃王城の生活ぶりを反映する良い資料になったと言う。烏良城の場合は、都市邑城の特性上、村と似合った城の姿が魅力的だったとしたら、廃王城の姿はこれとは反対に広い山勢の鑑賞と共に集水地という場所の追加的な見どころを提供、清い空気と自然景観が共存する場所だった。いつか時間があったら烏良城と廃王城を同時に訪問して、歴史の流れとその歴史の中心を訪問してそれぞれの誠意特徴を比べて観光をすると楽しいと思う。

アクセス方法
旧巨済大橋-屯徳面方向 地方1018号線-青馬記念館-廃王聖地方向 約4Km

廃王城
慶尚南道記念物第11号(1974年2月16日指定)
周囲 550m、高さ 4.8m、広さ 約18,000平方メートル

集水地
サイズ:幅 12.5m、1段石垣高さ 1.28m
用途:城内用水供給
発見遺物:青磁梅瓶、粉青沙器、木器類、青銅器、矢先 など


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