日々是好日日記

心にうつりゆくよしなしごとを<思う存分>書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ

江戸の仇(かたき)を和歌山で打つ?

2024年04月03日 08時25分23秒 | 政治
 自民党元幹事長の二階俊博氏は、3月25日、派閥の政治資金パーティー裏金事件で秘書が逮捕されるなどした「事件」へのけじめをつけるとして次期衆院選に不出馬を表明した。が、これは政治的にウマの合わない岸田文雄党総裁から処分を下されるのを嫌い、その前に自ら身を処して(とは言え4月予定の補選に間に合うように今すぐ辞表を出すというのではない。現行任期を全うすることで子息の後継がスムースに行く時間を担保するという往生際の悪さは如何ともし難い無様さだが・・)。かくてまたここでも再び江戸時代のお殿様同様、親子代々後継者として「お江戸のまつりごと」へ押し出すための準備に、残る政治資源を全部傾ける魂胆ではないかという怨嗟の声が湧き上がっている。
記者会見では、例によって例のごとくブッキラボーを絵に描いたような応接で、質問の返答は殆ど「付き人」林幹雄衆院議員が引き受けていたが、「このタイミングで次の衆院選不出馬を決めたのは政治資金パーティーに係る不記載問題の責任を取るためか?、それとも高齢のためか?」と二択の質問が発せられると、よほどカチンときたのであろう?「自分だって歳を取るんだ、バカヤロウ!」と怒りの声。例によってカミナリ親爺ぶりを遺憾なく発揮していた。何さまのつもりか!?
かくて、「年内にも」と囁かれる国会の次期解散時には、「紀州のお殿様」は「代替わり」の衆院選挙のためにお国入り。きっと「金紋、先箱、供揃い、お籠の側にはヒゲ奴、毛槍を振り振りヤッコラサのヤッコラサ」(「毬と殿様」作詞:西城八十)と大名行列が見られるかもしれない。なんと、時代錯誤の権勢か!!
 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (integrale)
2024-04-03 09:13:45
本当の民主主義のない国、日本!

コメントを投稿