浅沼元世翬の気学観測

『RadioMOMO(レディオモモ)』出演ブログ

「浅沼元世翬の気学観測」第五十八話

2020年11月05日 | FM”レディオモモ”での放送
(2021年のテーマ)
・2020年はリモートワークを中心とした働き方改革が進み、2021年は通貨改革が本格化する。
・2021年のテーマの一つは国有とデジタル化。その中に通貨のデジタル化がある。
・2021年は国管轄のデジタル通貨発行に向けて各国が動き始める。セキュリティが確保されればキャッシュレス決済は今以上に普及する。

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(11月、12月の位置づけ)
今年も残すところあと二か月となりました。一年を振り返ると今年は新型コロナ一色であったような気がします。年初に今年は価値観が崩壊し、価値観が根幹から変わると申し上げました。一年の変わり目は節分。来年の2月3日まであと3か月です。翌年起きることは前年の11月頃から徐々に表れてきますが、その理由は気の流れが3のリズムで動いているからです。つまり3か月前には次のステップへ移るための準備が水面下で始まるのです。ちなみに11月は亥の月。九星は八白。これは菅首相の月命です。このことは非常に象徴的で11月は菅首相にとっても非常に重要な決断の月となります。首相の運気は日本の運気に大きく影響します。さらに今年の12月は今年一年の中で最も重要かつ警戒すべき月となります。これは二黒土星という気が離宮(りきゅう)という決断の位置に入り、未解決問題に最終結論を出さざるを得なくなるからです。この二黒には国民という意味もありますから、12月の二黒の決断は私たち国民すべてに関わってくる問題と考えてよいでしょう。二黒には止める、諦める(諦められる)、捨てる(捨てられる)という気質があります。 “価値観の崩壊”という今年の命題はいよいよ12月に正念場を迎えます。

(辞め時を知る)
鑑定のご相談の中で転職のご相談をよく受けます。特に今年は世情の影響もあり、転職の相談が多かったような気がします。転職は気学的には方向転換、環境変化を意味し、その時期は人それぞれタイミングが定められています。気の世界には一人の方向転換というものはありません。全体の方向転換の中に個人の方向転換が起きているのです。ですから暦通りに気持ちが変化し、気持ちが変化する時に方向転換を試みるのです。辞め時というのは脈絡もなく訪れるものではありません。気の世界には兆しというものがあり、辞めるための状況変化が数か月前から必ず起きてきます。よく気の世界は3のリズムがあると私は申し上げていますが、次の目的地へ方向転換するべき合図は3か月前、6か月前のように3のリズムで現れてくるのです。

(乗り換えの基本はターミナル駅)
電車の乗り換えはターミナル駅で行うのが最もスムーズです。転職も同様、次の仕事にスムーズに移行できるタイミングで辞めることが大切です。鉄道はダイヤで運行しており、ターミナル駅で最も効率よく接続できるよう予め設定されています。目的地に最も速く到着するためには、このターミナル駅で乗り換えることが必須条件となります。これが暦でいう環境変化のタイミングです。最も効率よく次の目的地へ行くためには、まず乗り換え場所を間違えないこと、辞めるタイミングを間違えないことです。あなたの転機は〇年に来るので、〇年〇月にこのターミナル駅で降りてください。そして〇月に〇〇に向かう列車に乗り、〇〇に関する勉強を始めてください。この才能は〇年には開花し、それがあなたの後半人生の仕事の柱となります。というように、気学は暦を見て乗り換えのタイミングとその後の行き先とやるべきことを具体的にアドバイスできるのです。

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(縁のあること、縁のないこと)
気の世界は同じ波長を持つもの通しが結びつく世界です。このことが易経に「同声相応じ同気相求む」という言葉で記されています。これは気の世界の法則を表す言葉の中でも最も重要なものの一つです。この法則は自分と同じ波動を持っている人同士が結びつくということを語っています。但しこの法則をよく理解するためには気学的な補足がどうしても必要です。それは先月取り上げました本命、月命という生まれ持つ波動を説明することによってより深くより客観的に理解できます。

(夢や思いを現実化させるために)
気の世界には生きとし生けるものが避けて通れない枠のようなものがあります。これは型と言ってもよいでしょう。その型となるものが本命と月命なのです。生まれつきその人に与えられた運気を生み出す乗り物です。本命は例えていうと目的地へ行くために与えられた車とその車が走る道路環境であり、月命は車の運転及びその技術です。この二つの型をもって私たちの運勢は宇宙及び地球の法則に従って展開しています。思いや夢の現実化はまずもってこの本命、月命を中心とした運気の型がベースになって出来上がっています。願えば叶うという仕組みは確かに気の世界にありますが、地上に存在するものはすべて運気の型から外れることはないということも知っておかなければなりません。

(本命、月命に縁のないことは起きない)
思いや夢は現実化するというのが気の世界です。ですが一方でその人に縁のないことは起きないということも気の世界の厳然たる事実です。本命、月命には行き先と通行証のようなものが書かれており、その型枠から離れているものは現実化しにくく、脈絡のない方向には進まないように調整されています。本命という波動は現実化、物質化するための根拠、基盤、受容体のような存在で、月命は現実化への動機をもたらすエネルギーです。これは敵わない夢があるということではなく、そもそも本命、月命に縁のないことは考えないし、現実化させるためのエネルギーも乏しいということです。本命、月命にはその人がやりたいこと、モティベーションが上がること、また逆に苦手な事、モティベーションが下がることも記されています。この二つの命運はその人が成長するために必要な出会いや環境的条件、そのタイミングも定めています。基本的なスケジュールが二つの命運によって決まり、そのスケジュールに従って思いや夢が現実化しています。この二つの型をベースとし、この中に含まれるポテンシャルが暦の気の流れに準じて現実化しているというのが気学的な見方です。

(本命、月命に守られている)
仮に本命、月命の波動に縁のないことが脈絡なく起こるようになれば、その人の運勢は波乱に満ち、コントロール不能になっていきます。これはその人のみならず、その人が関わる周囲の人の運勢をも巻き込んでいきます。本命、月命はここに書き込まれたスケジュールに従って進むことにより、周囲のスケジュールとバランスを取りながら出会うべき人に出会い、経験すべきことを経験していくのです。これはいわば鉄道のダイヤのようなもので、これがなければあらゆる方面へと向かう多数の列車を目的地に時間通りに走らせ、拠点拠点で列車同士を接続することはできません。宇宙は絶対的に調和と持続を重んじます。ですから秩序を乱すようなことを続けさせることはありません。なぜ生まれた時にその人固有の型が決まるかというと、地球上で過ごしていく上ですべてのものとの関係性を築くためには型が必要であり、その型=通行証がなければ自分の進むべき道筋が決まらず、役割も不明瞭になるからです。家族、友人、そして社会との関わり、仕事、生きがいなど、すべては自分という型が定まっていなければ、これらの関係性を上手く築くことはできません。この型があなたにとって縁のある方向へしっかり歩ませる方向指示器となり、あなたにとって縁のない方向へ迷い込ませない防波堤となっています。これが本命、月命の担う役割です。私たちはこの二つの運気の型に導かれると同時に守られているといってよいのです。



(浅沼気学岡山鑑定所) 

「浅沼元世翬の気学観測」第五十七話

2020年10月01日 | FM”レディオモモ”での放送
(総理の運気は日本の運気)
一国の総理の運気はその国の運気に大きな影響を及ぼします。菅総理の運気は今後の日本の運気を現わすといってもよいのです。以下菅総理の本命及び月命から分かる気質や運勢的特徴を記し、安倍前総理の姓名判断と比較しながら、二人の政治家の実力と日本の将来について概観してみます。

菅総理 本命:子の七赤金星。月命:亥の八白土星。
*本命は生まれ年の十二支及び九星。月命は生まれ月の十二支及び九星。

(子の七赤金星の特徴)
① 仕事の段取りが上手く交渉力に優れる。チームワークを重視した強固な組織を作り上げる。
② 運勢的に実行中のことを中断することがある。ある意味で果断な決断をする。
③ 常識にとらわれない。プラス面は革新的である。マイナス面は伝統を破壊する。
④ 判断ミスで後に禍根を残すことを認めてしまうところがある。

(亥の八白土星の特徴)
① 八白は改革派。次から次へと新しいシステムを取り入れる。
② 庶民派で公共性の高い政策を果断に行う。平等を重んじる。
③ 人を見る目は厳しい。部下や取引先、関係部門に厳しく時には非情な指令を出す。
④ 一度出した指示は絶対忘れない。完璧に実行するまで確認し続ける。
⑤ 陰で努力する人を見つけ、とことん面倒を見る。実は情にもろい。
⑥ 八白は父性を担う気で自立させるために非常に厳しくしつけ教育をする一面がある。
⑦ 利害の対立で足元をすくわれたり、スキャンダルに巻き込まれやすい。

(菅政権の注目点)
行政改革。公共性のあるサービスをより使いやすくより安価にするよう、徹底して改革する。今年は長く続いた通信システムやメディアの役割が終わる年。来年は新しい通信システムやメディアが世代間を超えて幅広く普及する年。来年の八白は特にメディア改革に真正面から取り組み、実質的な成果を上げる勢いがある。

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(菅総理の姓名判断)
菅義偉
天格15◎ 大業成就の大吉運数。
人格27△ 頭脳明晰であるが強情。
地格25〇 外柔内剛。内には厳しい。
外格13◎ 頭脳明晰で大衆の人気を得る大吉運数。
総格39〇 吉運の帝王数であるが逆境あり。

(補足)「偉」は12画としたが康煕字典では11画で記載される。ご本人の運気から判断すると12画の方がより現状に近いと判断し12画とした。但し、11画とした場合の運気も隠れ潜むことを念頭に入れておきたい。

注目は人格の27と総格の39。7系統の数は頭脳明晰で直観力に優れ、近寄りがたい雰囲気が出ます。また謙虚さを欠くと孤立する恐れがあります。総格の39は帝王数で総理のようなトップを狙う勢いがあります。9系統は五行の水の性質から努力したことが水に流れてしまう傾向が出ます。一方天格、人格、地格同士の五行の流れはよく、このことが9系統の欠点を抑え成果を上げる後押しとなっています。周囲がどう反応しようとやると決めたことは絶対にやる気質です。総じて改革派で細かいことを自分で行う能力を持ちます。本命の気質と月命の気質のコントラストが特徴で、実質的な仕事内容は月命の方により強く表れると判断します。従って安倍前総理とは異なる意味で国民の日常レベルの利便性が高まる政策を実行していく内閣となることでしょう。筋の通らない旧来の利権構造を壊していく勢いがあります。独断で事を進めず周囲と協調し謙虚に進めば、比較的安定した運勢を保つことができます。解散総選挙がささやかれる中、選挙のタイミング次第では安定した政権が生まれる可能性もあります。

(安倍前総理の姓名判断)
安倍前総理の姓名判断から分かることは、相当な難行を背負うということ。それと同時にその厄難を克服する力強い命運も持っているということです。このことを日本の運気に置き換えるとこうなります。安倍前総理在任の7年8か月間、日本は度重なる厄難を背負いながらも、これを乗り越えるだけの力強い命運を持っていたということです。

安倍晋三
天格16◎
人格20✕
地格13◎ 
外格 9△
総格29〇 

この中で目を引くのは総格の29と人格の20です。29という数は人の危急存亡を救う運気を持ちます。智謀に長け、周囲の人が尻込みするようなこともひるまず、危地に乗り込み窮地を救います。またそのような任務で白羽の矢が立つ実力数でもあります。そして20という数は凶運数の中でも最も凶意が強いものの一つで、厄難、逆境の代表数です。実際安倍前総理は在職中、政権運営とは異なることでマスコミ等に叩かれ続けました。歴史的転換点の中、日本が岐路に立たされる場面で果敢に外交を行い、何度も危機を乗り越えています。今年においては疫病の流行により世界規模で経済活動が止められ、国民はかつてない失業、倒産の危機にさらされています。さらには健康面の逆境を抱えていたことも20の難として掲げられます。人格は運気の中でも主要となる部分で、姓名判断の中でも最も重視するものの一つとなります。ここに逆境の20があるということは、総理の立ち振る舞いによって政権がいつ倒れても不思議ではないほどの状況であったと言えます。20という凶運数はそれだけ難しい政治的課題が覆いかぶさり、苦難を背負う命運にあったことを物語っています。一方、天格の16は好感度が高い強運数。地格の13は頭脳明晰で大衆の人気を集める幸運数。そして何より総格の29は逆境をはねのける智謀に長けた実力数です。総合的に捉えると、20という数がもたらす逆境を、16、13、29という強運数が補うという命運です。これらの数は元総理の命運を物語るだけではなく、在任期間の日本の運気を現わしていたという見方ができるのです。

(吉凶は心構えから生まれる)
数の命運とはその数が持つ運気を背負うことを意味します、これは良し悪しのような捉え方では測りきれないものがあります。家庭運に問題があるということは、自分自身がそういう境遇に置かれることを意味すると同時に、家庭運に恵まれない人に多く接するということを意味します。その逆境を経験しているということは、同じ逆境に苦しむ人の気持ちが良く分かるということです。その逆境に向き合い、その厄難で苦しむ人を助けるように動く時、“窮まれば変ず”の法則で凶運は吉運に転じていきます。数命はその人の進む道の状態を確かに表しますが、すべてはその数の受け止め方、どう生かすかにかかっています。吉凶は初めから決まっていません。吉凶は自分自身の心構えから生まれているのです。

(姓名判断の補足)
天格は家系など生まれ持った命運が現れる。
人格は主運をつかさどり、実力、才能が現れる。
地格は若年運、家庭、健康面の運気が現れる。
外格は対人関係全般の運気が現れる。
総格は一生を総括する運気。




(浅沼気学岡山鑑定所) 

「浅沼元世翬の気学観測」第五十六話

2020年09月03日 | FM”レディオモモ”での放送
RadioMOMO(レディオモモ)』でお話したこと。

(第二次安倍政権が長期政権となった理由)
これは暦通りの結果となった。
①安倍総理は運気が最も安定している時に就任した。
②始まる時の気の状態が安定していると長く続く。
③気学の1・4・7・10の法則から7年目に転機(交代)が来る。
④始まりの気はその人の運気を決定づける。
⑤始まりの気が安定する→障害を乗り越えるサポートが得られる→終わりもぴったりのタイミングとなる。

(6年という期間と気学的な意味)
気の世界には様々なサイクルの運気があります。気の世界は3のリズムで動くと私はよく説明しますが、6というサイクルも非常に重要な意味を持っています。以下はその事例となります。
①36歳から42歳:前半人生で出会った人を整理する。テーマは本当の自分を見つけること。
 42歳は前半人生と後半人生の境目となり、ここで人生の路線を大きく変更する人も出る。 
②42歳から48歳:古い自分を浄化し不要なものを捨てる。後半人生に必要な知識と技術を丹念に
 作り上げる。
③48歳から54歳:浄化した自分を再生、復活させる。外に目を向ける。新しい運気を取り入れる。

(人生のテーマは6年単位で変わる)
上記の期間を見ると6年単位でテーマが変わっています。この期間は気の変化リズムである3年の倍数となります。運気は3年ごとに変化し動いていきますが、その中で一つのテーマが終了するのが6年です。以前もお話したことがありますが、小学校が6年。中学、高校が3年というのも気学のリズムの現れなのです。

(40代の気学的な意味)
40代という時期は36歳からの6年間の気付きと過ごし方によって、場合によってはドラスティックに変わる時期となります。気学的に分析すると、42歳前後に気の乱れがある方は、ここで概ね人生の方向修正を迫られます。一方、この時期に大きな途切れや断絶もなく、前半からの人生をそのまま継続していく人も多くいます。このどちらに進むかはその人が生まれる時に作成した人生の設計図(シナリオ)によって決まります。人生を気学的に俯瞰すると40代は決して華やかな時期ではありません。本来は非常に地味でゆったりとしたペースで動いていく時期です。家庭を持つ親であれば子育ての集大成を迎え、学資の負担が増し、生活においてはつつましやかな生活を心がけるようになります。一方、36歳から42歳の間に本当の自分を見つけ、42歳を機に人生の方向性を大きく切り替えた人は、ここから6年間は0から始めるつもりで修行の身となります。前半の人生で身に付いた不要なものをことごとく捨て、心と体をリフレッシュさせるのです。そしてその後の6年間、すなわち48歳を過ぎたころから、習得した知識、技術、経験をもとに、自分が本当にやりたいことを仕事に活かす道に入っていくのです。


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(やりたいことができない理由)
現実がこうだからという言い方をよくします。例えばやりたいことがあり、そのことをやることで今ある仕事をやめなければならないとします。仕事を辞めると収入が減るとします。それ故、自分のやりたいことを優先することを諦めるとします。このサイクルは至極当然のように見えますが、ここでの最大の思い違いはやりたいことをすると収入が減る=生活できないという固定観念があることです。

(固定観念から抜け出す)
この固定観念は今ある“現実”という世界を見ると確かにそう思えます。ところがやりたいことをする世界と、やりたくないことをしながら生活費を稼ぐ世界は性質が全く異なります。多くの場合この違いに気付いておらず、以前の世界に立ったまま次の世界を見ようとします。この二つの世界は同じように思えますが別次元の世界です。気学的に説明すると、二つの世界は波動領域が全く異なります。我慢とストレスが多い生活環境は波動が低くかつ乱れがちで、行動が制限され、物質に支配された世界です。一方、やりたいことを素直に行う世界は波動が高く、軽やかで現実化していくスピードも格段に速くなります。しかもその現実化パターンは予測不可能なほど幅広くなります。波動領域が異なると関わる人も変わってきます。高い波動の世界は高い波動を持つ人を呼び寄せますから、その世界では今まで予想できなかった形の支援、援助を得ることも可能となります。

(本命世界と月命世界の違い)
今多くの人がこの”現実”と呼ばれる世界の拘束にもがいています。もっと正確に言うと“現実”という架空の観念に囚われて抜け出せなくなっています。気の世界では自らが発する波動が現実を作りますから、我慢を強いられる世界に信頼を置く限り、その信頼が物質化して現実となります。私たちは生まれると自動的にこの異なる二つの世界に降り立つことになるのです。それは拘束が強く物質に支配された世界と、形になっていない思いに軸を置く世界です。気学では波動が低く物質化しており、いったん形になると容易に変更できない世界を本命(生まれ年の九星及び十二支)が担い、未だ物質化していない高い波動の世界を月命(生まれ月の九星及び十二支)が担います。この二つは相容れない世界のように見えますが、実際は融合しており互いがシーソーのような関係となってバランスを保っています。

(本命環境の特性)
上記のことを念頭に置くと、多くの人が波動の低い環境に順応して生きていく本命よりも、波動の高い環境を形作る月命を軸として生きていきたいと思うことでしょう。実際、月命はその人の生きがいの革新的部分を担い、そのためのモティベーションやエネルギーの源泉が詰まっています。であれば拘束性が強く、変化のスピードも遅く、規則、規律、しきたりに縛られやすい本命環境を敬遠したくなるでしょう。けれどもこの考え方は誤りです。実は人はこの地球に適応して生きていくには本命という物質化された世界にしっかりと足をつけていなければ一時も安定を得られないのです。

(私たちは本命環境に守られている)
物質化されたものの代表は体です。その体が生きがいややりたいことを叶えるための資本となり表現手段となるのです。私たちの生活は実にこれら物質化された本命環境にしっかり守られながら生きています。例えば災害に遭った時、私たちは誰に助けられ誰から支援を得ているでしょうか。いざという時、私たちは実家、地域、行政、国の支援を受けますが、これらは拘束性が強く、変化のスピードも遅く、しきたり、規則、規律で動いていく本命環境に多く属するものなのです。つまり本命は月命と一心同体の関係で、月命のやりたいことを叶えるには本命に属する自然環境、社会環境、人間環境のバックアップがどうしても必要となるのです。これがなければ私たちは豊かさを形あるものとして受け取ることはできません。

(本命環境と月命環境の違いを知る)
人は本命世界のみに生きることもできなければ、月命世界のみに生きることもできません。双方は時に相容れず背き合うこともありますが、互いの役割をよく理解し歩み寄ることで心地よい生活空間を形作ることができます。本命は変化が遅く拘束力を伴いますがそれだけ安定しています。さらに環境変化に猶予を設け、すべての人が適応できるスピードに落ち着いています。一方、月命は個人の思いがそのまま反映する運気で、変化のスピードも速く、自由度も増し、様々な思いや夢を現実化させていきますが、その因果はすべて自分自身が背負うこととなります。これは双方プラスとマイナスの面があるということではなく、二つの世界は表裏一体となって互いの強みを享受し、互いの弱点を補いあっていると捉えたほうがよいでしょう。本命と月命は全く異なる波動領域の世界であり、この二つの乗り物をどのように乗りこなすかは一人一人の裁量にまかされています。

(気の世界はバランスがすべて)
本命と月命は人生のスケジュールの中でこの時期は本命、この時期は月命に傾くというように大まかな傾向を設けています。但し、気の世界は一つの方向に傾きすぎると必ず反動エネルギーが生じ、ストレス、病気、トラブルを抱え、バランスの崩れを修復するよう促してきます。この二つの世界のバランスが取れているとき、その人の生活はより安定し、より強固になり、自然環境、社会環境、人間環境に適応して暮らしていくことができます。



(浅沼気学岡山鑑定所) 


「浅沼元世翬の気学観測」第五十五話

2020年08月06日 | FM”レディオモモ”での放送
(8月は今年前半の集大成の月)
・8月は個人も組織も政府も岐路に立たされる。
・8月のテーマは“見限る”。“本当の生きがいを見つける”
・8月の岐路に立たされた後、流れが二手に分かれる。
・一つは強引な路線変更が失敗し、次第に行き詰まる。
・しがらみから解放されて本当の生きがいを見つける。

(メディアの変革と今後の流れ)
・SNSの勢いが増し生活空間を席巻。この勢いは来年さらに加速する。
・SNSに自分の趣味を投稿する流れが定着。エンターテイメントは個人が作る時代へ。
・8月は七赤の気が良い意味で最も強くなる。
・七赤の気とは人を喜ばせる、励ます、癒す、施すこと。
・8月は七赤に関する生きがいを発見することがテーマ。これが今後の仕事のモティベーションとなっていく。

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(誰しも生まれつきの才能がある)
気学が捉えるその人固有の才能はまずもって“天道”というエネルギーに結び付きます。このエネルギーを味方につけている能力は飛びぬけています。人は生まれつき持っている才能というものがあります。これは今回の人生において修練と経験を積み重ねなくとも、初めから他の人を抜きんでています。例えばオリンピックで金メダルを獲得するような選手は、ある運動能力が初めから他の人を抜きんでているでしょう。生まれつき手先が器用で、他の人が到底できないような細かいことがきわめて正確にできるような人もこの部類に入ります。こうした才能は誰しもが持っているものですが、その才能に本人が気付き生かしているかどうかで運勢は大きく変わっていきます。

(本当の才能とは)
気学が捉える本当の才能とは“思いついたときから力を入れずにずっとできること”です。私たちの固定観念では、努力を一定期間積み重ね、磨き上げたものの中から才能は現れてくると思いがちです。これは間違いではなくそういう一面は持っています。才能は磨けば磨くほどレベルが高くなります。但し、研鑚を積み重ねる中で、仮に苦しみや苦痛を伴うならば、それは既に本筋から離れてしまっています。自分が本当に興味のあることは、自然体ででき、飽きることはありません。常にひらめきがあって、こうしたらもっと良くなる、こうしたら謎が解けると、既に答えを知っているかのような感覚のものです。それだけ感覚が研ぎ澄まされているので、最終的な理想形が読めるのです。これが気学の捉える”天道“のついた才能です。

(本当の才能を見つけるには)
こうした生まれつきの才能を発見するにはどうしたらよいのでしょうか。気学的なアドバイスをすると、それは自分が本当にやりたいこと、自分が普段から興味を持っていることの中に現れます。多くの方が“それが分からない”と言いますが、気学で鑑定するとそのあり場所は明確に表れています。但しその才能は既存の職業に結び付けることができるとは限りません。そもそも既存の職業に結びつけようとすることが誤りです。本当の才能は既存の価値観や既存の評価を超えたところにあります。ですから自分の抜きんでた才能を見つける時は、こうした価値観をすべて一旦シャットアウトしてから考えたほうが良いでしょう。もう一つのアドバイスは飛びぬけた才能は生まれてから既に生活レベルで使って生きているということです。本人はそれが特別だと気付いていないだけで、使い方を変えればそれが飛びぬけた才能になることがあります。自分の本当の才能が分からないという方は、自分が生まれながらに持っている才能を敢えて覆い隠してしまっているといってもよいでしょう。

(これからの仕事観)
今年は価値観が崩壊する年になると何度も申し上げています。これからの仕事は世の中が先に求めるものではなく、自分がそのことに価値を見出していることが仕事になっていきます。このことは既にSNSの世界に溢れてきています。世界中の人がSNSを通して自分の興味を持つことを紹介し、その表現力を周りが評価し、これによってその人の興味を共有し、ここから新しい価値が生まれてきています。数百年間続いた仕事観は今年一気に崩れて去ってしまった感があります。SNSの普及は私たちの仕事観、価値観を全く新しい世界へと導いています。その世界を生き抜くキーポイントは“ありのままの自分を表現すること”。“本当の才能を仕事に活かすこと”です。



(浅沼気学岡山鑑定所) 
岡山シティエフエム 『RadioMOMO(レディオモモ)

「浅沼元世翬の気学観測」第五十四話

2020年07月02日 | FM”レディオモモ”での放送
(ポジティブとネガティブ)
新型コロナの影響で収入が激減した人は数多くいることでしょう。また中には失業したり、転職を余儀なくされたりした人もあったと思います。今年は歴史的転換期にあり、その中に価値観の崩壊があると以前の放送でお話ししました。こうした出来事をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかで人生の流れは大きく変わってきます。本日はポジティブとネガティブの違いについて取り上げたいと思います。

(ネガティブに捉える人の特徴)
ネガティブを否定的と捉えると、「否」の語源がその意味をよく捉えています。「否」は神意を塞ぐことです。神意を塞ぐ人は、出来事の真意を読み取ることがなく、そこから教えや学びを得ることもありません。ネガティブな捉え方の特徴には以下のようなものがあります。

・見かけの現象に囚われ、裏の教訓を読み取れない。
・原因を自分の内に見るのではなく外に見ようとする。
・物事を良し悪しで判断する。

ネガティブな気を持つと、物事が分離する方向へ傾いていきます。マイナスの出来事が起きた時は、その原因を自分ではなく他人に見ようとします。ネガティブな気は自分と相手を分離させて和合が得られない状態です。従っていかなる出来事を経験しても、自分を中心に据えていないために出来事からその本質を学び取ることができません。

(ポジティブに捉える人の特徴)
一方物事をポジティブに捉える人は物事の原因を外に見るのではなく、内すなわち自分に置き換えて見ようとします。今回の新型コロナを例にとってみると、以下のような考え方をするならば、ネガティブな状況をポジティブに変えることができるでしょう。

・この出来事は何かとても大切なことに気付かせようとしている。
・今までのやり方が上手くいかないということはやり方を変えなさいということを教えてくれている。
・減収は方向転換すべきことがあることを教えている。
・失業はもっと自分に合った仕事を見つけるべきことを教えている。

(同声相い応じ同気相い求む)
易経に”同声相い応じ同気相い求む”という言葉があります。これは同じ気質を持ったもの通しが結びつくという法則です。言い換えると自分が持っている気質が出来事を引き寄せる。起きている出来事は自分が持つ気が生み出しているということです。起きていることの原因を外に見ている限り“自分が持つ気の状態”に気付くことはありません。故にネガティブな捉え方をすると、気付きが得られず経験から学び取るものが失われてしまうのです。

(今年の転換期の意味)
今年は二黒土星という気に特徴があると述べました。具体的には二黒土星が離宮という位置に入り、破という障害をもたらす気が入っています。この離宮は理念理想を表し、考えや持っている能力を表にはっきりと出させる作用があります。一方、二黒はこだわりや執着を捨てる働きがあります。この二つの気が重なることの意味は、我々が長い間固く信じてきた価値観が崩壊し役に立たなくなるということ。その古くなって役に立たなくなったものを捨てなさいということです。二黒は昨年からすでに変化期に入っており、昨年方向転換できなかった人が今年早々に方向転換を余儀なくされる流れが出てきます。つまり時代の大きな転換期が昨年来ているにもかかわらず、実質的な変化を遂げることができなかったため、今年早々に急激な転換を迫られる出来事が起きているのです。

(捨てる、諦めることのポジティブな意味)
物事をポジティブに捉えるための一つの前提として、固定観念に囚われないという姿勢があります。こだわりや固定観念を持っていると、物事を柔軟に捉えることが出来ません。また今まで上手くいっていたという感覚に執着すると、その権益を守ることにエネルギーを注ぎ、変化によって進化していくという気の法則に逆らうことになります。ポジティブになるための姿勢としてもう一つ掲げられることがあります。それはこだわりや執着を捨てることです。これは諦めることでもあります。この役割を担うのが二黒の気です。諦めは一見ネガティブな印象を受けますが、気の世界では“諦め”の気にポジティブなエネルギーを持たせています。これは運気を停滞させる執着こだわりを捨てるからです。気の世界は古くなって役に立たなくなったものを定期的に捨てることを促してきます。仮に捨てきれず手元に残そうとしたり、これにしがみつくと、諦めざるを得ないような負の出来事が起きます。この流れに抵抗すれば、その衝撃の度合いは段階を経て大きくなっていきます。素直に捨てるべき時に捨て、諦めるべき時に諦める人は、次の新たな出会いにスムーズに移行することができます。しかもすべての条件が整った場所に最適のタイミングで移行することができます。



(浅沼気学岡山鑑定所) 


「浅沼元世翬の気学観測」第五十三話

2020年06月04日 | FM”レディオモモ”での放送
(すべての人にある人生の岐路)
① 人生は前半と後半に分かれる。前半は36歳まで。36歳から42歳まで前半の人間関係を整理する。42歳から後半人生が始まる。
② 36歳と42歳は人生の岐路に当たる年で最も重要な時期となる。
③ この二つの年の1、2年前までに出会う人の中に後半人生の生き方を決める重要人物が現れる。

(吉神は人生の岐路に現れる)
① 吉神(きちじん)は暦に天道、天徳、月徳などと掲載され、その人の人生に福運をもたらす。
② 吉神は人生の岐路に現れる。
③ 吉神はその人の今までの価値観を大きく変え、隠れていた才能を開花させる。
④ 本当の才能は生まれつきのものでオリジナルである。他人と絶対に競合しない。

                     ♦   

(価値観が変わるとはどういうことか)
価値観とは離宮(りきゅう)という位置から出てきます。離宮とは後天図(こうてんず)という気の配置図の中で一番上(南)に当たるところで、九紫火星が定位となるところです。九紫は価値を定め、物事の正誤を判断し、理念、理想、目標を作ります。この離宮にその人の求める価値観が掲げられています。私たちは生まれた時に様々な価値観を親や周囲の大人から教えられ、信じ、これをもとに社会に適応します。この価値観は社会に秩序をもたらし自分が適応するために身に着けるものです。一方気の世界には表の自分と裏の自分があり、ここに二つの異なる価値観が生じます。気の世界はすべて裏に真相があり、裏の自分に本当の生きがいやモティベーションが現れます。自分が生まれてゼロから構築していく人生には、表とは異なる価値観が存在します。これが自分軸の価値観です。価値観が変わるとは他人軸から自分軸に変わるということです。この他人軸の価値観を自分軸に転換させることが、“価値観が変わる”という大きな出来事となるのです。

(前半人生と後半人生の違い)
人は概ね人生の前半から後半に移行する転換期に価値観が変わっていきます。前半人生は36歳までです。36歳から42歳までの6年間で前半人生の人間関係を整理していきます。ここで必要な人は残り必要のない人はこれ以降会わなくなります。そして42歳から後半人生に完全に入っていきます。前半人生では親、友人、会社関係、社会から学んだ価値観に順応し生きていますが、後半からは自分自身が価値観を生み出す元になります。従って自分軸を定める柱がしっかり立っていないと後半人生が前半人生の惰性でそのまま流れていってしまいます。

(後半人生を決定づける出会い)
気の世界はその人が後半人生を過ごしていく上で必要不可欠な人物を事前に送ってきます。その時期には二つあります。一つは36歳になる1、2年前、もう一つは42歳になる1、2年前です。この時期に現れた人物が後半人生の鍵を握ります。この人は自分の隠れていた能力を引き出してくれるきっかけとなる人です。知識面のみならず、生き方において啓発を受けるような人と考えて下さい。多くの人がこの人との出会いをきっかけに後半人生に必要な知識、方向性、生きがいに気付くようになります。

(モティベーションを引き出すエネルギー)
気の世界にはモティベーションを引き出す強力なエネルギーがあります。それは年月の決められたところに、決められたタイミングで現れます。人は生まれる時、ある特定のタイミングでこの強力なエネルギーをいつ受け取るかを決めます。これを気学では吉神(きちじん)といい、吉神の中でも最も強い影響力を持つものが天道(てんどう)です。人は生まれながらにこの天道のエネルギーを持っており、このエネルギーがその人のモティベーションを引き出し、その人特有の才能や可能性を引き出しています。さらに天道はその人が将来出会う人にも特別な影響を及ぼします。その人との出会いが決定的な瞬間となり、その出会いを機に眠っていた才能が開花します。自分がどのような良縁に出会うかは、この吉神のあり場所、天道の位置によって判明します。

(天賦の才能を生かす)
人は生まれる時、人生の設計図を作り、その設計に沿って歩んでいきます。そのスケジュールが暦に現れてくるのです。このスケジュールには家族環境、人間環境、自然環境などが描かれており、さらに仕事の得意不得意、特別な才能のありかが描かれています。人生を歩んでいくうえで重要なエネルギーとなるのが吉神です。この吉神と呼ばれるエネルギーに沿ってその人の才能が開花し、その人の才能を引き出す人に出会います。これは何も気学鑑定士にしか分からないことではありません。すべての人が吉神のあり場所について知っています。それはモティベーションです。このモティベーションが吉神のあり場所を知らせています。自分が普段から興味を持っていること。そのことに関して自然にやる気が湧いてくるもの。普段は遠ざけているが、なぜかそれに関することが目の前によく現れるようなもの。そしてなぜかそれに対する感度が鋭く、やってみると得意であること。さらにその才能は他の人と競合する余地がなく、決定的にオリジナルであることです。これがその人にしか持てない才能であり、その人の人生の支柱を作り出すエネルギーです。これを気学では吉神といい、天賦の才能というのです。




(浅沼気学岡山鑑定所) 

「浅沼元世翬の気学観測」第五十二話

2020年05月07日 | FM”レディオモモ”での放送
(パンデミックで世界が変わった)
私は2020年に起きることの中で次のようなことを書きました。「価値観の転換と新しいシステムの構築が叫ばれるようになる」。今起きていることはまさにこのことです。政治、経済、教育、医療、エンターテイメント、マスコミなどすべての分野で起きています。具体的に今世界の何が変わろうとしているのか。このことについて気学的な見地からお話しします。

(七赤金星は変容の気である)
2019年は八白土星中宮の年でした。八白は方向転換の気で世の中全体の方向性が変わりました。例えば働き方改革の法整備がなされたのもこの気の流れです。ところが働き方改革が決まっても実際の私たちの働き方はあまり変わっていなかったと思います。これを中身から変えていくのが今年の気である七赤金星です。2020年は七赤金星中宮年です。従って今年は昨年外側で方向転換したことが、いよいよ内側の転換となって現れてきます。これが今起きていることです。七赤の特徴は変化変容することです。個々人の意識、生き方、価値観が今まさに変容しています。

(二つの世界に分裂する)
今年は世界が二つの方向に分かれていく年になります。一つは今まで通りの世界。これを旧世界とします。もう一つは今までとは全く異なる価値観で生きていく世界。これを新世界とします。以下そのポイントを掲げます。

① パンデミック後は以前の日常には戻らない。人の意識、生き方が変容してしまう。
② パンデミック後の世界は二つに分かれていく。旧世界と新世界に分裂する。
③ 旧世界では今までの利権やシステムが残るが、今後数年で急速に衰退していく。
④ 新世界では旧世界の権力(財力・権威・学歴など)が通用しなくなると同時に価値がなくなる。
⑤ 新世界ではそれぞれの人が独自の価値観を持つ世界となる。

                   ♦

(不釣り合いな気を調整する)
気の世界は不釣り合いな気を調整する機能があります。これは時期がきちんと決まっており、暦のスケジュールに沿って行われていきます。今全世界で起きている疫病流行による様々な政治的決断もその一つです。私たちが今注目すべきことは何を取り戻し、何が調整されているかです。これを見ることにより、何が行き過ぎていたのかが明確になります。

(二黒の気は10年)
気の世界は矛盾した状態を必ず揺り戻す動きを加えてきます。長くそして行き過ぎた緊縮財政が世界中で終わろうとしています。緊縮状態は二黒の気の過剰とみなします。二黒の気は長くて10年。これ以上の我慢はできません。我慢は限度を過ぎると自暴自棄そして破壊へと移っていきます。現金支給は気学的には坤(欠乏)の状態が極まり、乾(施し)の気が反動として現出したものです。気の世界は極まれば変ずる世界です。極端な緊縮政策はやがて限界が来て元に戻っていきます。国家の基本は国民生活を豊かにすることです。この動きが全世界で起きているというのが気学的な見方です。

(価値観の崩壊が起きている)
この度の歴史的パンデミックは気学的にみるとどのように総括できるのでしょうか。それは一言でいうと価値観の崩壊と再生です。壊れた世界をゼロから作り直すということです。そのキーワードに二黒という気の存在があります。今年は二黒という気が離宮という決断の位置に来ており、プラスマイナス双方において非常に強い力を持っています。その影響が陰に陽に世界に現れてきています。

(二黒が持つエネルギー)
二黒という気質は普段は目立たないのですが、いざその力が過剰となると他の九星にはない破壊的なエネルギーを出してきます。そのエネルギーの現れ方には二つの方向性があります。一つは今まで苦役や貧困によって虐げられてきた人が現状を破壊する動きです。役に立たなくなったルール、基準、価値観、思想、生き方、ライフスタイル、人間関係を浄化し、再生作用によってこれらをゼロから作り直す動きです。浄化作用には膿み出し、解毒があります。この働きで世の中に溜まった膿と毒が一旦外に出てきます。もう一つは諦めと自虐です。踏ん張り続けても現状が変わらないと察した時、人は諦めすべてを投げ出してしまいます。二黒は扶養の気ですが、この気が不安定化すると扶養することもされることも放棄してしまいます。二黒という気は追いつめられると身を捨てた行為に走る性質がありますから、決して甘く見てはなりません。今、疫病によって社会が混乱していますが、その過程で発生している様々な問題や出来事はすべてこの浄化と再生作用によって起きていることです。

(旧世界から新世界へ)
今世界は疫病と経済の停滞によって右往左往していますが、二黒(歳破)という破壊的な力は見逃すことなく矛盾した政治体制、行政機構を解体します。さらに今年の年盤に現れる九紫火星暗剣殺という不安定化した気は、道徳を根幹から立て直すために、世の中の不正、その他あらゆる利権を一旦私たちの目の前にあぶりだします。今まで誰も動かしようのなかった強大な利権が今年大きく揺さぶられ崩れていきます。これは立法、行政、司法、教育、経済、アカデミズム、報道などあらゆる分野において起きます。パンデミックが終息した後は半年前の住み慣れた世界には戻りません。明らかに次の次元、次のフェーズへ移っていきます。ここで今まで通りの道を歩む人は旧世界に取り残され、行き止まりの駅に向かって進んでいきます。一方旧世界の価値観を捨て、自分の生きがいにしっかり焦点を当てていく人は、変わっていく世界の流れに乗り、最短で目的地にたどり着く電車に乗ることができます。



(浅沼気学岡山鑑定所) 


「浅沼元世翬の気学観測」第五十一話

2020年04月02日 | FM”レディオモモ”での放送
(いま世界で起きていることの意味)

①パンデミックの影響で世界中が都市封鎖、入国制限を始めました。この傾向は国境を限りなく廃止していくグローバル主義に逆行する流れです。気の世界の法則に“極まれば変ずる”があります。今起きていることはこれです。グローバル主義が極まりその逆に転じているのです。その行き先はどこか。それは国のあるべき姿と国境の意義を再認識することです。国民がその意義を明確に意識する時がきています。

②自粛、自宅待機の生活は何を意味するのでしょうか。何もすることがない時間を易学では坤(こん)気学では二黒と言います。二黒は浄化、原点回帰、再生、生まれ変わりを促す気です。すなわちこの災いがこれらのことを促していると気学では捉えます。

③今世界中の人が自分自身のライフスタイルを見つめなおし始めています。働き方。家族との繋がり。生き方。生きがい。夢。理想。現実。世の中の真実。自分が今まで正しいと思っていた常識や観念が覆る光景を見て、自分の立ち位置を改めて確認しようとしています。

④ここ数年特に今年に入ってSNSから発信する人が急激に増えました。自分の今の現状や生き方をアピールする動きが出ています。この光景が世界中からSNSを通して噴き出しています。

(ライフワークと才能は必ず一致する)
定職を持っていても、それを一生涯続けられるかどうかはわかりません。今は生計を立てるためにこの組織に所属していても、いつかは自分のやりたいことを仕事にしたいと思っている方もいることでしょう。本当に自分がやりたいことと生計を立てることが両立しないという思いは、多くの人が持つ悩みでもあります。気学的に捉えると、仕事とは自分の能力を発揮することです。気の世界はその人にあらかじめ天賦の才能を与えており、それを100%発揮しなければ必要な縁が集まってこない仕組みになっています。このため本来やりたいことをそのままにしていると、すべての歯車が狂ってしまい、会わなければならない人とも出会えず、やることなすこと裏目に出るという非効率な状況が生まれます。

(何それ?こそライフワークとなり得る)
才能を発揮する第一歩は形になっていないもの、形になりえないと思っているものから始まります。人から見ると、何それ?何の役に立つの?いつまでそんなことをやっているの?それで生活していけるの?というものです。それでも自分がそれをやっている時に得も言われぬ充実感を感じると同時に誰かの助けとなっている実感を得られるものです。そういうものがその人のすべきことであり、その人の本当の仕事、ライフワークになるのです。

(七赤の気がキーポイント)
それは必ず誰かの興味を引き付けます。それが何らかの形で誰かの役に立ちます。人を励まし、勇気づけ、癒す。そういう気を気学では七赤と言います。七赤の気は“人を元気づけること”全般を表します。実はお金、収入はこの七赤の気から生まれてくるのです。そして七赤は無尽蔵に集まり、無尽蔵に地下から地上に湧き出てくる性質を持つのです。ポイントは“何これ”“何それ”です。人から見て意味なさそうに見えるものこそ実はその人の本質を現わしています。奇抜であり、創造的であり、独創的であればあるほど外からは無用に見えます。ところがこれは逆です。今有用と分かるものは既に将来的展望を失いつつあるものです。なぜならそれは既に物質化しており、既に人手を伴わなくとも機械化されうるものだからです。

(現実化するためのスケジュール)
形に現れることを現実化と言いますが、現実化するまでには多少時間がかかります。けれどもエネルギーを注いだことは必ず一定の期間を経て現実化します。それが物理法則です。エネルギーは等価です。注いだエネルギー=成果=形=物質です。いつも意識の中に漠然とあるものでよいのです。思いをぶつけられる何か手段を持つこと。それが本来のあなたのすべきことです。気学はこのことを視覚的に確認できるツールを持っています。それが暦です。その人の生きがいは月命(生まれ月の九星)に最も強く表れます。月命にはその人のモティベーションが詰まっており、人生のタイムスケジュールとストーリーが描かれています。

(“役に立つ”という言葉の定義)
“役に立つ”という言葉はキーポイントです。何の役に立つか分からないという不安は、役に立つという言葉の定義を誤って理解している可能性があります。気学の定義の“役に立つ”とは、まずもって七赤の気を出しているかどうかです。七赤の気は人を笑わせ、楽しませ、励まし、勇気づけ、癒します。七赤の気を良い状態で持つと、人が方々から集まってきます。そしてその人に何か面白いことをさせようとします。その人の能力を発揮させようとします。それがその人にしかできないパフォーマンスとなり、それが周りの人に気(エネルギー)を与えます。これこそ気学が捉える“仕事”の定義です。人の心を動かすこと自体がエネルギーなのです。そしてそのエネルギーが受け取った人の感動となり、その感動が物質化し、最終的に七赤の象意である“お金”に置き換わっていくのです。本当の”役に立つ”には、その人にしかできない独創性が満ち溢れています。




(浅沼気学岡山鑑定所) 

「浅沼元世翬の気学観測」第五十話

2020年03月05日 | FM”レディオモモ”での放送
国及び組織には先を見越して動ける人が必要です。先見の明とは、目の前に起きている出来事にとらわれるのではなく、目に見えていない動き、兆しを察知する能力を持つことをいうのでしょう。先に起きることを予見するためにはどういう知識と術が必要か。古今東西の軍師の中で歴史上最も有名な人物である諸葛孔明は、三国志演義の中で以下のように呉の軍師魯粛に語ります。

“将たる身で、天文に通じず、地の利を識らず、奇門を知らず、陰陽を暁らず、陣の構えを見抜けず、兵の備えに明るくなければ凡才です”

予想外の現象や出来事が起きた時は、平時の発想では対処できません。個々の専門知識は現場の対処には役立つものの、全体の戦略を立てる上ではむしろ迷いの材料になることがあります。それが“陣の構えを見抜けず”です。まず全体を俯瞰して何が起きているのか。相手の布陣の正体を見抜くことです。“地の利”は相手より有利な場所にいること。そしてその地の利を存分に生かすことです。“天文”“陰陽”とは運気の推移を読み取ること。暦はこのためにあります。この先どういう展開になるのかを予測し、先回りして次善の策を講じるのです。“兵の備え”とは兵の数のみならず、食料、装備品の備蓄です。有事の時はまず大義名分を立てる。これを立てなければ民の動揺はいつまでたっても治まらない。国の方向性を誤るとすべてが間違った方向に進んでしまう。その後誤りが因果の見えない形で次々に顕現してくる。目先の利益を追うものは地位と名誉と権威ひいては国をも失う。これが分からない人のことを凡才と言ったのでしょう。

(離婚相談を受けるにあたって)
気学鑑定の仕事をやっているといろいろなご相談を受けます。HPに掲載している相談内容には家庭問題、転職、移転に伴う方位鑑定、事業計画などがあります。その中でも多い相談の中に離婚があります。離婚は人生の中で大きな決断を伴う出来事です。実は離婚に踏み切るまでに多くの人が悩み、踏み切るまでに長い時間を費やします。お子様がいれば自分だけの判断で決めることは難しい、気持ちとしては決断していても実行には至らないというパターンが多くなってくるのです。

(離婚に関する判断基準)
離婚のご相談を受ける時、私が一番に留意していることは次の二点です。第一は離婚すべきかどうか。第二は離婚するならどのタイミングかです。第一の視点はその人の人生全般のスケジュールを見たうえで、ここ数年の気の流れすなわち状況の推移を読み取り判断します。第二の視点は気の流れを読み取ることにより、離婚せざるを得ない状況に至っているか、そしてもしそうならタイミングはいつかを判断します。以上二つの視点の裏には離婚することでその人の人生がより良い方向に改善するかという気学的判断があります。

(離婚に伴う気学的アドバイスとは)
離婚という出来事は単に離婚届けを出すだけでは済まない問題がたくさん出てきます。離婚したらその後の生計をどのように立てていくのか。小さい子供がいる方は特に子育てと生計との兼ね合いが出てきます。そこに気学的なアドバイスが活かされる場面が出てきます。すなわち引越方位のアドバイスです。あなたはこの方向にこのタイミングで引越しなさい。そしてこういう人の助けを得て、こういう仕事を始めなさいというアドバイスです。いつ、どこで、どういう人と、何を始めるべきか。こうした指針によって、途方に暮れた状況をいち早く平穏な生活に戻していくのです。

(離婚に伴う引越しと改姓)
引越はその人の人生を大きく変えます。なぜなら移転には方位が伴い、どの方位に向かったかによって運気が大きく変化するからです。方位の選択はその後の人生を決定づけます。また改姓も運気を大きく変えます。改姓すると意識が変わるだけではなく、運気も変わります。これは名字に字画があり、この画数の組み合わせで気が変化していくからです。従って改姓するときは生活の利便性のみならず、字画も踏まえながら慎重に検討していく必要があります。

(運気をよくする方位がある)
運気を大きく変えるためには住処を思い切って変える必要があります。住処が変わると仕事も変わり、仕事が変わると人間関係も変わり、人間関係が変わると運気も大きく変わっていきます。その際、吉方位(運気をよくする方位)へ引越しすると、自分を援助してくれる人が現れ、自分の才能を発揮するために必要なことが目の前に現れてきます。ですから単に吉方位へ行けばよいというのではなく、その人の将来のことを考え、適切な方位を選択しなければなりません。具体的にはその人が生まれ持つ特質、才能、可能性を見極め、その方位に行くことによってその人が良縁を掴み、持っている才能を開花できる方位を選ばなければなりません。

(離婚という出来事が生じる気学的な原因)
そもそもなぜ好き同士で結びついた人が分かれるのか。この疑問は常識的な判断ではなかなか捉えることはできません。人と人が結びつくためには気(波動)の同調が必要です。また大きくとらえると縁が必要です。縁とは人生という大きなスケジュール表に現れるその人にとって必要な出来事と出会いのことです。これには大まかに設定されているものと詳細に設定されているものがあります。縁は必ずしも一生続くものだけではありません。一定の時期のみ必要とする縁もあります。その人が目の前に現れ心が引かれて結びついても、互いを必要とする期間が過ぎるとなぜか自然に離れていく。こうした流れが出てくるのです。それは転勤、転職、引越、という形をとる場合もあり、また気持ちが自然に離れていくという形もあります。いずれにしても“気”が離れていくのです。気とは波動です。波動とは周波数のことです。今までとは異なる波動(周波数)を持つことにより、今までとは異なる番組(チャンネル)に繋がるのです。チャンネルを変えると、目の前に現れる映像は全く変わります。以前の番組に登場していた人物は目の前から消え、新たなストーリーに沿った登場人物が目の前に現れます。そのチャンネルは自分自身が変える決定権を持ち、そのシナリオは他でもない自分自身で決めることができるのです。

(才能を開花させるための出来事)
その人が本来いるべき場所と違う場所にいると、その人の才能はいつまで経っても生かされません。人の才能は開花する時期がそれぞれ決まっています。さらには開花する才能は時期によって内容も凡そ決まっています。これはその時期になるまで力を温存しているようにも見えます。ある日突然今まで興味がなかったことに興味を持ち、全く異なる勉強を始めたり、異分野の人に出会ったりするようになります。この段階に至ると今まで身の回りにいた人との関係が揺らいできます。つまり波長が合わなくなるのです。そうして居心地が悪くなり、自分がいるべき場所が違うことに気付き始めます。人は自分の才能に目覚めると、暦上もっともタイミングの良い時を狙って環境を変えていきます。その変化が転職・離婚・引越なのです。引越はその人の人生を大きく変える出来事になり、運気を一大転換させます。その転換を運気向上、才能開花に変えるのが吉方位であり、その転換を苦難の連続、エネルギー消耗に変えるのが凶方位なのです。その人が今からやろうとしていることを見定め、その人が生まれ持つ才能を見定め、その人が行くべき方位を見定め、そのタイミングを見定め、“このタイミングでここに行きなさい。そしてこういう人に出会い、こういうことを始めなさい、これが本来のあなたが歩むべき道です”とアドバイスできるのが気学なのです。


(浅沼気学岡山鑑定所) 

「浅沼元世翬の気学観測」第四十九話

2020年02月06日 | FM”レディオモモ”での放送
(疫病が大流行する年)
パンデミック、感染症の大流行は歴史的にも繰り返していることです。古くは中世ヨーロッパの黒死病、20世紀ではスペイン風邪、アジア風邪、香港風邪があります。今まさに流行している新型コロナウイルスも対処を誤ると歴史的なパンデミックになる可能性があります。過去疫病が大流行した年の傾向を気学的に調べてみると、いくつかの原因が浮かび上がってきます。一つ目は特定の十二支、もう一つはある二つの九星です。

(疫病を流行させる十二支)
気の障害の一つは十二支からもたらされます。暦を見ると「破」(は)という障害が年と月にそれぞれ表記されていますが、この破が様々な障害をもたします。破とは各年各月の十二支の気が強くなることで、年盤月盤の対冲(反対側)に現れてくる反動エネルギーのことです。これが特定の九星と結びつくことにより、世の中に具体的な災いをもたらすのです。今年の十二支は子です。この子の気は陰の気の頂点で湿気をもたらしやすく、暗い、裏、冷たい象意から健康状態、衛生状態を悪化させやすいです。さらに地球には地磁気があり、この地磁気活動度の変動により疫病の流行が左右されるというデータがあります。中でも子の気の年は地磁気活動が非常に強く、このことが疫病を流行させる一つの原因になっていると考えられます。気学では総じて坎(かん)の気の障害は病気をもたらすと考えます。坎とは九星で一白、十二支では子に当たります。今回の新型コロナウイルスは昨年12月の感染から始まっていますが、折しも12月は一白中宮、子の月で、のちに説明する六白の気が大きなダメージを受けている月でした。総じて子の年、子の月は感染症に注意が必要です。

(九星も十二支も波動域を表す)
九星は一般の方にとって人の運勢を判断するための星(特徴的分類)のように思われているかもしれませんが、これは正確には誤りです。九星も十二支も科学的には波動域を表しています。九星は特定の波動域を表し、それを一白、二黒、三碧のように分類しているのです。ですからこの世に存在するものはすべて九星に置き換えることができます。元素もタンパク質も様々な免疫細胞もすべて特定の九星の特徴を持っています。このことを踏まえたうえでお話しします。

(疫病流行に大きな影響力を持つ九星)
病気をもたらす九星の代表は一白の気です。ではなぜ一白の気は病気をもたらすのでしょうか。一白は所謂ストレスの状態を表しますが、実は一白が病気をもたらす最も大きな原因を作っているのが六白の気なのです。この六白の気が弱体化するとき、体力が減退し病気を生み出すと私は考えています。そしてこの六白の気を裏で支えているのが二黒という気です。二つの気の障害が重なると免疫等の基礎体力が減退し、病気や疫病流行をもたらすと考えられます。この二つの九星は免疫力の保持に大きな影響力を持っています。まず六白についてお話しします。六白の気は元来光を表し、ここから絶対的権威、与えても尽きない存在の意味が生じます。六白は光を表しますが、特に朝日は殺菌力を持つことで知られています。また六白は元素では酸素を表し、酸素も強力な殺菌力を持っていることで知られています。六白は科学的には強力な殺菌力、免疫力を担います。従って六白の気に障害が起きると、人間を含む動物の免疫力が落ち、相対的にウイルスの力が増し、疫病が流行するのです。もう一つ問題となるのが二黒の気の弱体化です。

(衛生環境を表す二黒の気)
二黒は元来土を表します。土は滋養、解毒作用を持ち、有機物を粉々にし、遂には綺麗な土に変えます。こうした土の働きが種を発芽させ、食べ物を生み出すのです。この土には計り知れない生命力があります。その秘密は土の中にある無数の細菌と微生物です。これらの働きにより、土は肥沃になり生命を生み出すのです。二黒の力は生命力を表し、人においては消化力、体力、免疫力を生み出します。二黒は動植物の栄養状態を整え、衛生環境を整えます。今年は子の年ですが、この子の気が二黒の気に障害をもたらします。この影響で二黒の気が不安定化し、栄養状態、衛生状態を悪化させるのです。ペット、家畜、野生動物も二黒の気に密接な繋がりを持ちます。今年は動物の衛生状態が悪化しやすく、感染症が起きやすい年と言えるのです。

(母性の不安定化がもたらすもの)
二黒の気は土を表し万物を育て養う気質を持ちます。ここから土に母性が生まれます。二黒の気質には耐える、我慢する、忍耐する気質があります。今年の二黒の気には破(は)という障害が入っており、二黒の気すなわち母性が弱体化しています。このことが養育をおろそかにし、貧窮化をもたらし、生活環境を乱し、衛生環境悪化の原因をもたらしています。昨年以来話題となっている児童虐待の問題は気学的には二黒(母性)の気の弱体化から始まっています。二黒(土)は無償で奉仕する気質を持ちます。黙して育て、見返りを求めません。一方で二黒はとことん尽くし、働き詰めとなる気質があります。この気質が過労をもたらし、体をぼろぼろにし、遂にはやる気をなくさせてしまうのです。すべてはバランスなのです。無関心でもダメ、やりすぎてもダメ、我慢しすぎてもダメなのです。二黒(母性)の弱体化が極まると、家庭においては虐待、栄養状態及び衛生状態の悪化をもたらします。

(疫病が流行する気学的な意味)
気学では六白の気を宇宙、光、神仏とみなします。光も神仏もすべてのものに平等に施す存在です。また二黒は土を表し母性を表します。母性も六白に準じて本能的に施す気質を持っています。こうした経緯から六白は国、二黒は国民の役割を担うのです。六白の役割は広く平等に国民生活を豊かにすることです。そして二黒は勤労により国を豊かにすることです。両者がこの役割から逸脱すると、六白と二黒の気が弱体化し、欠点が出てきます。それが六白の免疫力低下、二黒の貧窮化、衛生状態の悪化をもたらすのです。疫病の流行は歴史的にも統計的にも、暦通りに起きています。総じて、神仏(六白)を軽んじ、権力(六白)をむさぼり、国策(六白)を誤り、国民(二黒)を貧窮化させ、人心(二黒)が乱れるときは疫病が流行しています。こうした異常を気の世界は決して見逃すことなく災いとして形に表してくるのです。疫病の流行はこの過ちに気付かせ、六白、二黒の本源的な力と役割を取り戻させようとしている現象とみてよいのです。


(浅沼気学岡山鑑定所) 

浅沼元琉の気学観測

FM"RadioMOMO"の『浅沼元琉の気学観測』コーナーでお話ししたことをまとめました。