元世翬の気学観測

運気の流れを気学で読み解く

「浅沼元琉の気学観測」第三十三話

2018年10月04日 | FM”レディオモモ”での放送
(人生の転機)
人生を決定づける出会いは誰にでもあります。私にもそういう人物との出会いがありました。それは34歳の時でした。この方との出会いが自分の後半人生の方向性を決めたと言っても過言ではありません。また転機は何も人との出会いのみではありません。読書を通じて決定的な転機がもたらされる場合もあります。大切なことは”転機には今までにない傾向が現れる”ことです。つまり今までお付き合いしたことのない分野の人と出会う。また今まで興味を持っていなかった分野の知識を求めるようになる。こうした傾向が現れるときは、人生の転機が訪れていると言ってもよいでしょう。

(出会いが訪れる時期)
自分が興味を持っていることに力を注ぎ始めると、その能力が活性化されその能力を活かすために必要な人が現れます。その時期は人によってばらばらのように見えますが、実は概ね決まっています。人の能力の開花する時期は生まれたときに定まる本命および月命によって決まり、暦通りに推移していきます。運命的な出会いは偶然に見えて、我々の知らないところでスケジュール通りに現れているというのが実体なのです。

(36歳と42歳というターニングポイント)
以前に何度もお話ししましたが、運気は3のリズムで動いています。従って運気は3の倍数の年で必ず変化していきます。さらに3の倍数の中でもとりわけ大きな意味を持つ節目の年があります。それは36歳と42歳です。36歳は前半と後半人生のターニングポイントであり、ここから自分が本当にやりたいこと、あるいは使命を帯びていることが現れてきます。42歳という年は後半人生が実質的に始まる年です。人は36歳から42歳までの6年間で内と外の気質が入れ替わり、歩み方が大きく変化します。ここで前半に出会った人を整理し、後半人生に必要な人を選別していきます。そして前半人生において一応の役割を終えた人はこの6年間で離別していきます。この節目の年に人生を決定づける新たな出会いが起きてくるのです。
(補足)
後半人生のターニングポイントは36歳と42歳ですが、実質的にはこの1,2年前から兆候が現れます。気の世界は意識が変わり始めると同時に周りの環境が変化し、その流れの中でその人にとって必要な人物が現れてきます。

(二つのターニングポイントの意味)
気の世界はこの二つのターニングポイントをとりわけ重視しています。36歳または42歳になる1,2年前から、その人が後半人生を歩んでいく上で最も重要な人物を送り込んできます。その人は後半人生において新しい仕事や使命となることを始めるために必要な知識とモティベーションを与えてくれます。その存在はその人の隠れた能力を引き出してくれ、同時にその能力を出来るだけ幅広く活かすように導いてくれます。気の世界は持てる能力を出来るだけ多くの人のために活かそうとする時、エネルギーが最大化するようになっています。このことに気付かせるために、気の世界は吉運をもたらす人を人生の決定的瞬間に送り込んでくるのです。36歳及び42歳の節目に現れた人が何をしている人なのか、あるいは何をしていた人なのか。後半人生の歩むべき方向性を観る答えはここにあります。


(浅沼気学岡山鑑定所) 

浅沼元琉の気学観測

FM"RadioMOMO"の『浅沼元琉の気学観測』コーナーでお話ししたことをまとめました。