新しい元号が発表されました。元号が変わると日本の運気が変わります。発表後、様々な方が元号について解説されていますが、本日はこの二文字を気学的に解釈し、どのような運気が潜んでいるのかお話しします。
(新しい元号の運気を観る)
「令和」の引用
万葉集 梅花の歌三十二首「初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香」。
初春の令月、気淑(よ)く風和ぐ。梅は鏡前の粉(こう)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす。
「令和」の画数 「令」5画、「和」8画。 計13画
(選定理由)
元号の持つ選定理由を総理大臣は以下のように説明されました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております」。総理は談話の中でさらに、若い世代の発展や文化の発展を願うものと言われています。この言葉がポイントになります。
(13画の運気)
13画は若い世代からの支持を集め、大衆の人気を博する画数です。また学芸や技術の才能が開花することを表し、表現力に優れる運気です。総理の談話と13画の運気の象意が一致しています。気学はあるべき姿と現実の方向性が一致することをとりわけ重視します。従って13画は運気としては大吉の画数です。ちなみに「令」は5画で性格的には活発で非常に行動力のある画数です。国際性を持ち、行動範囲が広いのが特徴です。今後「令」を用いた名付けが流行るかもしれません。
「令」の運気
漢字の意味は白川静氏の『字通』を参照します。
「礼冠をつけて、跪いて神意を聞く人の形」「神意を承ける象」
この漢字は神からのお告げを受けることを意味します。令月は旧暦の2月を表し、改元を発表した今の時期を表す月となります。神意は降りてくるもので、それを拝受する人、拝受できる人は非常に限られた人です。このお告げを聞き、世の中に広めることが求められています。ちなみに「鈴」は金偏に「令」と書きます。鈴は本来神霊を降ろし、また送るために使う道具です。鈴の意味を知れば自ずから「令」の本当の意味が読み解けると思います。「令和」を敢えて読み下しするなら「和をつぐ」が妥当ではないかと思います。
「和」の運気
「軍門の前で盟約し、講和を行う」
この文字は戦争を行った後の講和を表します。今年は1947年に日本国憲法が施行されて72年目の年になります。以前も申しあげましたが、運気は72年で一巡します。従って今年は一つの大きな時代の節目となります。昨年より日露平和条約締結に向けて動きが活発化しています。講和を表す文字が元号に使われたということは、気の流れが時代の変遷に当たって、新たな政治的枠組みを構築することを促していることが分かります。昭和の戦争後、平和条約を未だに締結していない国があるということを、気の世界は決して忘れてはいないということです。
(元号に秘められた運気)
元号は単に漢字の意味や画数だけで運気を判断できません。どの文献から引用されたかが非常に重要なポイントとなります。この度初めて日本最古の歌集である万葉集から引用されました。このことも大きな意味があります。万葉集は歴代の天皇や貴族、防人、農民などが詠んだ句を集めたもので、日本民族の和を象徴する歌集です。言葉は権威によってエネルギーを得ます。漢字は画数や意味をその権威に保証されて初めて機能し始めます。気学では権威を六白金星とします。六白の気は誰でも持てません。六白の気を持つには非常に厳しい条件があります。一つは永続性を持つこと。つまり非常に長い年月を経ており、そのことを証明する形が残っていること。もう一つは公明正大で私欲を持たない存在であること。つまり他を利するために私を捨てている存在です。この二つの条件に当てはまる存在の象徴として、日本には天皇という御存在があります。ですから六白の権威を得るには日本において天皇の御存在に由来したものが最もふさわしいのです。
(万葉集三十二首の序文を気学で読み解く)
官房長官や総理大臣の談話でも紹介されましたが、今回の元号は万葉集の「梅花の歌三十二首」の序文の一部から引用されています。その序文で使われている文字を紐解くと、特徴的な運気を読み取ることが出来ます。「風和らぐ」「香を薫らす」などの言葉は、四緑木星の気を表す言葉で、和やかな雰囲気を醸し出すとともに、裏では四緑の大きな影響力、浸透力を表す言葉となっています。四緑は情報やメディアを表します。折しも通信では5Gが世界に広まりつつあります。今後は情報力が国力となっていくことを暗示する言葉とも解釈できます。さらに「鏡」は天皇の権威を表し、「珮」はその詔を拝命し忠実に遂行することを誓った印として頂く腰帯を表します。六白は公のために私を捨てた権威ある存在。四緑はその六白に信頼を寄せて動いていく気。この二つの関係性が序文に見事に現れています。
(元号は世界の動き方を変える)
改元は日本の中だけの出来事と思われがちですが、日本の影響力は政治、経済、文化において非常に強いものがあります。元号は国の精神的な方向性を表し、これから日本がどのように歩んでいくのかを表す象徴的な記号です。ですから元号の意味や画数の運気は日本の方向性を決め、ひいては世界に影響を及ぼしていきます。13画を選んだということは、今後の日本が文化力で世界から人気を博し、圧倒的に支持されることを暗示しています。3画特有の学芸、技術の才能を発揮し、世界から最も支持される国家となれという意味が込められていると鑑定します。
(浅沼気学岡山鑑定所)
(新しい元号の運気を観る)
「令和」の引用
万葉集 梅花の歌三十二首「初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香」。
初春の令月、気淑(よ)く風和ぐ。梅は鏡前の粉(こう)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす。
「令和」の画数 「令」5画、「和」8画。 計13画
(選定理由)
元号の持つ選定理由を総理大臣は以下のように説明されました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております」。総理は談話の中でさらに、若い世代の発展や文化の発展を願うものと言われています。この言葉がポイントになります。
(13画の運気)
13画は若い世代からの支持を集め、大衆の人気を博する画数です。また学芸や技術の才能が開花することを表し、表現力に優れる運気です。総理の談話と13画の運気の象意が一致しています。気学はあるべき姿と現実の方向性が一致することをとりわけ重視します。従って13画は運気としては大吉の画数です。ちなみに「令」は5画で性格的には活発で非常に行動力のある画数です。国際性を持ち、行動範囲が広いのが特徴です。今後「令」を用いた名付けが流行るかもしれません。
「令」の運気
漢字の意味は白川静氏の『字通』を参照します。
「礼冠をつけて、跪いて神意を聞く人の形」「神意を承ける象」
この漢字は神からのお告げを受けることを意味します。令月は旧暦の2月を表し、改元を発表した今の時期を表す月となります。神意は降りてくるもので、それを拝受する人、拝受できる人は非常に限られた人です。このお告げを聞き、世の中に広めることが求められています。ちなみに「鈴」は金偏に「令」と書きます。鈴は本来神霊を降ろし、また送るために使う道具です。鈴の意味を知れば自ずから「令」の本当の意味が読み解けると思います。「令和」を敢えて読み下しするなら「和をつぐ」が妥当ではないかと思います。
「和」の運気
「軍門の前で盟約し、講和を行う」
この文字は戦争を行った後の講和を表します。今年は1947年に日本国憲法が施行されて72年目の年になります。以前も申しあげましたが、運気は72年で一巡します。従って今年は一つの大きな時代の節目となります。昨年より日露平和条約締結に向けて動きが活発化しています。講和を表す文字が元号に使われたということは、気の流れが時代の変遷に当たって、新たな政治的枠組みを構築することを促していることが分かります。昭和の戦争後、平和条約を未だに締結していない国があるということを、気の世界は決して忘れてはいないということです。
(元号に秘められた運気)
元号は単に漢字の意味や画数だけで運気を判断できません。どの文献から引用されたかが非常に重要なポイントとなります。この度初めて日本最古の歌集である万葉集から引用されました。このことも大きな意味があります。万葉集は歴代の天皇や貴族、防人、農民などが詠んだ句を集めたもので、日本民族の和を象徴する歌集です。言葉は権威によってエネルギーを得ます。漢字は画数や意味をその権威に保証されて初めて機能し始めます。気学では権威を六白金星とします。六白の気は誰でも持てません。六白の気を持つには非常に厳しい条件があります。一つは永続性を持つこと。つまり非常に長い年月を経ており、そのことを証明する形が残っていること。もう一つは公明正大で私欲を持たない存在であること。つまり他を利するために私を捨てている存在です。この二つの条件に当てはまる存在の象徴として、日本には天皇という御存在があります。ですから六白の権威を得るには日本において天皇の御存在に由来したものが最もふさわしいのです。
(万葉集三十二首の序文を気学で読み解く)
官房長官や総理大臣の談話でも紹介されましたが、今回の元号は万葉集の「梅花の歌三十二首」の序文の一部から引用されています。その序文で使われている文字を紐解くと、特徴的な運気を読み取ることが出来ます。「風和らぐ」「香を薫らす」などの言葉は、四緑木星の気を表す言葉で、和やかな雰囲気を醸し出すとともに、裏では四緑の大きな影響力、浸透力を表す言葉となっています。四緑は情報やメディアを表します。折しも通信では5Gが世界に広まりつつあります。今後は情報力が国力となっていくことを暗示する言葉とも解釈できます。さらに「鏡」は天皇の権威を表し、「珮」はその詔を拝命し忠実に遂行することを誓った印として頂く腰帯を表します。六白は公のために私を捨てた権威ある存在。四緑はその六白に信頼を寄せて動いていく気。この二つの関係性が序文に見事に現れています。
(元号は世界の動き方を変える)
改元は日本の中だけの出来事と思われがちですが、日本の影響力は政治、経済、文化において非常に強いものがあります。元号は国の精神的な方向性を表し、これから日本がどのように歩んでいくのかを表す象徴的な記号です。ですから元号の意味や画数の運気は日本の方向性を決め、ひいては世界に影響を及ぼしていきます。13画を選んだということは、今後の日本が文化力で世界から人気を博し、圧倒的に支持されることを暗示しています。3画特有の学芸、技術の才能を発揮し、世界から最も支持される国家となれという意味が込められていると鑑定します。
(浅沼気学岡山鑑定所)