元世翬の気学観測

運気の流れを気学で読み解く

「浅沼元世翬の気学観測」第五十五話

2020年08月06日 | FM”レディオモモ”での放送
(8月は今年前半の集大成の月)
・8月は個人も組織も政府も岐路に立たされる。
・8月のテーマは“見限る”。“本当の生きがいを見つける”
・8月の岐路に立たされた後、流れが二手に分かれる。
・一つは強引な路線変更が失敗し、次第に行き詰まる。
・しがらみから解放されて本当の生きがいを見つける。

(メディアの変革と今後の流れ)
・SNSの勢いが増し生活空間を席巻。この勢いは来年さらに加速する。
・SNSに自分の趣味を投稿する流れが定着。エンターテイメントは個人が作る時代へ。
・8月は七赤の気が良い意味で最も強くなる。
・七赤の気とは人を喜ばせる、励ます、癒す、施すこと。
・8月は七赤に関する生きがいを発見することがテーマ。これが今後の仕事のモティベーションとなっていく。

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(誰しも生まれつきの才能がある)
気学が捉えるその人固有の才能はまずもって“天道”というエネルギーに結び付きます。このエネルギーを味方につけている能力は飛びぬけています。人は生まれつき持っている才能というものがあります。これは今回の人生において修練と経験を積み重ねなくとも、初めから他の人を抜きんでています。例えばオリンピックで金メダルを獲得するような選手は、ある運動能力が初めから他の人を抜きんでているでしょう。生まれつき手先が器用で、他の人が到底できないような細かいことがきわめて正確にできるような人もこの部類に入ります。こうした才能は誰しもが持っているものですが、その才能に本人が気付き生かしているかどうかで運勢は大きく変わっていきます。

(本当の才能とは)
気学が捉える本当の才能とは“思いついたときから力を入れずにずっとできること”です。私たちの固定観念では、努力を一定期間積み重ね、磨き上げたものの中から才能は現れてくると思いがちです。これは間違いではなくそういう一面は持っています。才能は磨けば磨くほどレベルが高くなります。但し、研鑚を積み重ねる中で、仮に苦しみや苦痛を伴うならば、それは既に本筋から離れてしまっています。自分が本当に興味のあることは、自然体ででき、飽きることはありません。常にひらめきがあって、こうしたらもっと良くなる、こうしたら謎が解けると、既に答えを知っているかのような感覚のものです。それだけ感覚が研ぎ澄まされているので、最終的な理想形が読めるのです。これが気学の捉える”天道“のついた才能です。

(本当の才能を見つけるには)
こうした生まれつきの才能を発見するにはどうしたらよいのでしょうか。気学的なアドバイスをすると、それは自分が本当にやりたいこと、自分が普段から興味を持っていることの中に現れます。多くの方が“それが分からない”と言いますが、気学で鑑定するとそのあり場所は明確に表れています。但しその才能は既存の職業に結び付けることができるとは限りません。そもそも既存の職業に結びつけようとすることが誤りです。本当の才能は既存の価値観や既存の評価を超えたところにあります。ですから自分の抜きんでた才能を見つける時は、こうした価値観をすべて一旦シャットアウトしてから考えたほうが良いでしょう。もう一つのアドバイスは飛びぬけた才能は生まれてから既に生活レベルで使って生きているということです。本人はそれが特別だと気付いていないだけで、使い方を変えればそれが飛びぬけた才能になることがあります。自分の本当の才能が分からないという方は、自分が生まれながらに持っている才能を敢えて覆い隠してしまっているといってもよいでしょう。

(これからの仕事観)
今年は価値観が崩壊する年になると何度も申し上げています。これからの仕事は世の中が先に求めるものではなく、自分がそのことに価値を見出していることが仕事になっていきます。このことは既にSNSの世界に溢れてきています。世界中の人がSNSを通して自分の興味を持つことを紹介し、その表現力を周りが評価し、これによってその人の興味を共有し、ここから新しい価値が生まれてきています。数百年間続いた仕事観は今年一気に崩れて去ってしまった感があります。SNSの普及は私たちの仕事観、価値観を全く新しい世界へと導いています。その世界を生き抜くキーポイントは“ありのままの自分を表現すること”。“本当の才能を仕事に活かすこと”です。



(浅沼気学岡山鑑定所) 
岡山シティエフエム 『RadioMOMO(レディオモモ)

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