(疫病が大流行する年)
パンデミック、感染症の大流行は歴史的にも繰り返していることです。古くは中世ヨーロッパの黒死病、20世紀ではスペイン風邪、アジア風邪、香港風邪があります。今まさに流行している新型コロナウイルスも対処を誤ると歴史的なパンデミックになる可能性があります。過去疫病が大流行した年の傾向を気学的に調べてみると、いくつかの原因が浮かび上がってきます。一つ目は特定の十二支、もう一つはある二つの九星です。
(疫病を流行させる十二支)
気の障害の一つは十二支からもたらされます。暦を見ると「破」(は)という障害が年と月にそれぞれ表記されていますが、この破が様々な障害をもたします。破とは各年各月の十二支の気が強くなることで、年盤月盤の対冲(反対側)に現れてくる反動エネルギーのことです。これが特定の九星と結びつくことにより、世の中に具体的な災いをもたらすのです。今年の十二支は子です。この子の気は陰の気の頂点で湿気をもたらしやすく、暗い、裏、冷たい象意から健康状態、衛生状態を悪化させやすいです。さらに地球には地磁気があり、この地磁気活動度の変動により疫病の流行が左右されるというデータがあります。中でも子の気の年は地磁気活動が非常に強く、このことが疫病を流行させる一つの原因になっていると考えられます。気学では総じて坎(かん)の気の障害は病気をもたらすと考えます。坎とは九星で一白、十二支では子に当たります。今回の新型コロナウイルスは昨年12月の感染から始まっていますが、折しも12月は一白中宮、子の月で、のちに説明する六白の気が大きなダメージを受けている月でした。総じて子の年、子の月は感染症に注意が必要です。
(九星も十二支も波動域を表す)
九星は一般の方にとって人の運勢を判断するための星(特徴的分類)のように思われているかもしれませんが、これは正確には誤りです。九星も十二支も科学的には波動域を表しています。九星は特定の波動域を表し、それを一白、二黒、三碧のように分類しているのです。ですからこの世に存在するものはすべて九星に置き換えることができます。元素もタンパク質も様々な免疫細胞もすべて特定の九星の特徴を持っています。このことを踏まえたうえでお話しします。
(疫病流行に大きな影響力を持つ九星)
病気をもたらす九星の代表は一白の気です。ではなぜ一白の気は病気をもたらすのでしょうか。一白は所謂ストレスの状態を表しますが、実は一白が病気をもたらす最も大きな原因を作っているのが六白の気なのです。この六白の気が弱体化するとき、体力が減退し病気を生み出すと私は考えています。そしてこの六白の気を裏で支えているのが二黒という気です。二つの気の障害が重なると免疫等の基礎体力が減退し、病気や疫病流行をもたらすと考えられます。この二つの九星は免疫力の保持に大きな影響力を持っています。まず六白についてお話しします。六白の気は元来光を表し、ここから絶対的権威、与えても尽きない存在の意味が生じます。六白は光を表しますが、特に朝日は殺菌力を持つことで知られています。また六白は元素では酸素を表し、酸素も強力な殺菌力を持っていることで知られています。六白は科学的には強力な殺菌力、免疫力を担います。従って六白の気に障害が起きると、人間を含む動物の免疫力が落ち、相対的にウイルスの力が増し、疫病が流行するのです。もう一つ問題となるのが二黒の気の弱体化です。
(衛生環境を表す二黒の気)
二黒は元来土を表します。土は滋養、解毒作用を持ち、有機物を粉々にし、遂には綺麗な土に変えます。こうした土の働きが種を発芽させ、食べ物を生み出すのです。この土には計り知れない生命力があります。その秘密は土の中にある無数の細菌と微生物です。これらの働きにより、土は肥沃になり生命を生み出すのです。二黒の力は生命力を表し、人においては消化力、体力、免疫力を生み出します。二黒は動植物の栄養状態を整え、衛生環境を整えます。今年は子の年ですが、この子の気が二黒の気に障害をもたらします。この影響で二黒の気が不安定化し、栄養状態、衛生状態を悪化させるのです。ペット、家畜、野生動物も二黒の気に密接な繋がりを持ちます。今年は動物の衛生状態が悪化しやすく、感染症が起きやすい年と言えるのです。
(母性の不安定化がもたらすもの)
二黒の気は土を表し万物を育て養う気質を持ちます。ここから土に母性が生まれます。二黒の気質には耐える、我慢する、忍耐する気質があります。今年の二黒の気には破(は)という障害が入っており、二黒の気すなわち母性が弱体化しています。このことが養育をおろそかにし、貧窮化をもたらし、生活環境を乱し、衛生環境悪化の原因をもたらしています。昨年以来話題となっている児童虐待の問題は気学的には二黒(母性)の気の弱体化から始まっています。二黒(土)は無償で奉仕する気質を持ちます。黙して育て、見返りを求めません。一方で二黒はとことん尽くし、働き詰めとなる気質があります。この気質が過労をもたらし、体をぼろぼろにし、遂にはやる気をなくさせてしまうのです。すべてはバランスなのです。無関心でもダメ、やりすぎてもダメ、我慢しすぎてもダメなのです。二黒(母性)の弱体化が極まると、家庭においては虐待、栄養状態及び衛生状態の悪化をもたらします。
(疫病が流行する気学的な意味)
気学では六白の気を宇宙、光、神仏とみなします。光も神仏もすべてのものに平等に施す存在です。また二黒は土を表し母性を表します。母性も六白に準じて本能的に施す気質を持っています。こうした経緯から六白は国、二黒は国民の役割を担うのです。六白の役割は広く平等に国民生活を豊かにすることです。そして二黒は勤労により国を豊かにすることです。両者がこの役割から逸脱すると、六白と二黒の気が弱体化し、欠点が出てきます。それが六白の免疫力低下、二黒の貧窮化、衛生状態の悪化をもたらすのです。疫病の流行は歴史的にも統計的にも、暦通りに起きています。総じて、神仏(六白)を軽んじ、権力(六白)をむさぼり、国策(六白)を誤り、国民(二黒)を貧窮化させ、人心(二黒)が乱れるときは疫病が流行しています。こうした異常を気の世界は決して見逃すことなく災いとして形に表してくるのです。疫病の流行はこの過ちに気付かせ、六白、二黒の本源的な力と役割を取り戻させようとしている現象とみてよいのです。
(浅沼気学岡山鑑定所)
パンデミック、感染症の大流行は歴史的にも繰り返していることです。古くは中世ヨーロッパの黒死病、20世紀ではスペイン風邪、アジア風邪、香港風邪があります。今まさに流行している新型コロナウイルスも対処を誤ると歴史的なパンデミックになる可能性があります。過去疫病が大流行した年の傾向を気学的に調べてみると、いくつかの原因が浮かび上がってきます。一つ目は特定の十二支、もう一つはある二つの九星です。
(疫病を流行させる十二支)
気の障害の一つは十二支からもたらされます。暦を見ると「破」(は)という障害が年と月にそれぞれ表記されていますが、この破が様々な障害をもたします。破とは各年各月の十二支の気が強くなることで、年盤月盤の対冲(反対側)に現れてくる反動エネルギーのことです。これが特定の九星と結びつくことにより、世の中に具体的な災いをもたらすのです。今年の十二支は子です。この子の気は陰の気の頂点で湿気をもたらしやすく、暗い、裏、冷たい象意から健康状態、衛生状態を悪化させやすいです。さらに地球には地磁気があり、この地磁気活動度の変動により疫病の流行が左右されるというデータがあります。中でも子の気の年は地磁気活動が非常に強く、このことが疫病を流行させる一つの原因になっていると考えられます。気学では総じて坎(かん)の気の障害は病気をもたらすと考えます。坎とは九星で一白、十二支では子に当たります。今回の新型コロナウイルスは昨年12月の感染から始まっていますが、折しも12月は一白中宮、子の月で、のちに説明する六白の気が大きなダメージを受けている月でした。総じて子の年、子の月は感染症に注意が必要です。
(九星も十二支も波動域を表す)
九星は一般の方にとって人の運勢を判断するための星(特徴的分類)のように思われているかもしれませんが、これは正確には誤りです。九星も十二支も科学的には波動域を表しています。九星は特定の波動域を表し、それを一白、二黒、三碧のように分類しているのです。ですからこの世に存在するものはすべて九星に置き換えることができます。元素もタンパク質も様々な免疫細胞もすべて特定の九星の特徴を持っています。このことを踏まえたうえでお話しします。
(疫病流行に大きな影響力を持つ九星)
病気をもたらす九星の代表は一白の気です。ではなぜ一白の気は病気をもたらすのでしょうか。一白は所謂ストレスの状態を表しますが、実は一白が病気をもたらす最も大きな原因を作っているのが六白の気なのです。この六白の気が弱体化するとき、体力が減退し病気を生み出すと私は考えています。そしてこの六白の気を裏で支えているのが二黒という気です。二つの気の障害が重なると免疫等の基礎体力が減退し、病気や疫病流行をもたらすと考えられます。この二つの九星は免疫力の保持に大きな影響力を持っています。まず六白についてお話しします。六白の気は元来光を表し、ここから絶対的権威、与えても尽きない存在の意味が生じます。六白は光を表しますが、特に朝日は殺菌力を持つことで知られています。また六白は元素では酸素を表し、酸素も強力な殺菌力を持っていることで知られています。六白は科学的には強力な殺菌力、免疫力を担います。従って六白の気に障害が起きると、人間を含む動物の免疫力が落ち、相対的にウイルスの力が増し、疫病が流行するのです。もう一つ問題となるのが二黒の気の弱体化です。
(衛生環境を表す二黒の気)
二黒は元来土を表します。土は滋養、解毒作用を持ち、有機物を粉々にし、遂には綺麗な土に変えます。こうした土の働きが種を発芽させ、食べ物を生み出すのです。この土には計り知れない生命力があります。その秘密は土の中にある無数の細菌と微生物です。これらの働きにより、土は肥沃になり生命を生み出すのです。二黒の力は生命力を表し、人においては消化力、体力、免疫力を生み出します。二黒は動植物の栄養状態を整え、衛生環境を整えます。今年は子の年ですが、この子の気が二黒の気に障害をもたらします。この影響で二黒の気が不安定化し、栄養状態、衛生状態を悪化させるのです。ペット、家畜、野生動物も二黒の気に密接な繋がりを持ちます。今年は動物の衛生状態が悪化しやすく、感染症が起きやすい年と言えるのです。
(母性の不安定化がもたらすもの)
二黒の気は土を表し万物を育て養う気質を持ちます。ここから土に母性が生まれます。二黒の気質には耐える、我慢する、忍耐する気質があります。今年の二黒の気には破(は)という障害が入っており、二黒の気すなわち母性が弱体化しています。このことが養育をおろそかにし、貧窮化をもたらし、生活環境を乱し、衛生環境悪化の原因をもたらしています。昨年以来話題となっている児童虐待の問題は気学的には二黒(母性)の気の弱体化から始まっています。二黒(土)は無償で奉仕する気質を持ちます。黙して育て、見返りを求めません。一方で二黒はとことん尽くし、働き詰めとなる気質があります。この気質が過労をもたらし、体をぼろぼろにし、遂にはやる気をなくさせてしまうのです。すべてはバランスなのです。無関心でもダメ、やりすぎてもダメ、我慢しすぎてもダメなのです。二黒(母性)の弱体化が極まると、家庭においては虐待、栄養状態及び衛生状態の悪化をもたらします。
(疫病が流行する気学的な意味)
気学では六白の気を宇宙、光、神仏とみなします。光も神仏もすべてのものに平等に施す存在です。また二黒は土を表し母性を表します。母性も六白に準じて本能的に施す気質を持っています。こうした経緯から六白は国、二黒は国民の役割を担うのです。六白の役割は広く平等に国民生活を豊かにすることです。そして二黒は勤労により国を豊かにすることです。両者がこの役割から逸脱すると、六白と二黒の気が弱体化し、欠点が出てきます。それが六白の免疫力低下、二黒の貧窮化、衛生状態の悪化をもたらすのです。疫病の流行は歴史的にも統計的にも、暦通りに起きています。総じて、神仏(六白)を軽んじ、権力(六白)をむさぼり、国策(六白)を誤り、国民(二黒)を貧窮化させ、人心(二黒)が乱れるときは疫病が流行しています。こうした異常を気の世界は決して見逃すことなく災いとして形に表してくるのです。疫病の流行はこの過ちに気付かせ、六白、二黒の本源的な力と役割を取り戻させようとしている現象とみてよいのです。
(浅沼気学岡山鑑定所)