愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

自然と神さまに感謝する。

2015-03-28 16:27:35 | 今に生きる

自然と神様に感謝 

天と地の間に生きる私たち人間は、大自然のなかで育まれて生きています。

 何ものかによって生かされています。

その何ものかは、言葉で説明することができない大いなる存在であり、

それを私たちは、「神」と呼んできました。

私たちを生かす万物の存在は”愛”の存在と云えるでしょう。

自然の中に、八百万の神が存在するとして太古から敬ってきました。

『自然』とは、神が、生命を慈しみ育む目的で、『自』らを『然(あらわ)』したものとも

理解できます。

日本人の祖先たちは、ただ、自分たちを生かす存在を神と崇め、

素直に感謝を捧げていたのです。


天地自然の「神」の働きは、人間だけに都合のよい愛情を期待しても

ムダになります。人間も家畜も生きとし生けるものすべてに平等です。

いつの頃からか人間は、その神に物心両面からの願いをしてきました。

 お蔭信仰というエゴの願いをしてきました。

 つまり、神を使役してきたのです。

たとえば、神社にお参りすることはいいのですが、お賽銭箱に

コインを投げつけて祈っている人のなんと多い事でしょう。

神様にお金を投げつけ、これで願いを叶えろ、という行為をしているのです。

こういう心掛けでは、神様も何もしてあげることができないでしょう。

そもそも、神様には、感謝だけを捧げるだけで良いのです。

いろいろあっても、「今、生かして頂いていることに感謝します。」という、

謙虚な気持ちで感謝を捧げることが大切なのです。

その心を取り戻し、日々の中で、仕事、子育て、料理、洗濯、

すべてに感謝しつつ生きていくことが、神様に愛されることになるようです。

絶対に、神様を自分の都合よく使うのは止めましょう。

生かされていることに感謝しましょう。