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(二〇)~(二五)

漢数字は「三笠の作り方」(組み立て図)にある番号です

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(二〇) はしごのつけ方

はしごは、3(一番上)、2(真ん中)、1(一番下)と3種類あります。

 

(二一)てすりのつけ方

 

てすりは、糸を通しながら所定の位置へ付けてゆきます。

 

(二二)ボートつり、その他

ボートつりの“差し込み口”は、あらかじめ入れやすいように調整しておきましょう。

ボート吊りは、印刷面がそろうように、左舷・右舷とも注意してください。

 

 

(二三)探照燈

まず、こんな形に整えます。

脚部を×形に広げ、艦橋の両端に取り付けます。

 

(二四) ボートの作り方

(二五) 水雷艇の作り方

組み立てる前に、糸を通しておいてください。

ボートや水雷艇は部品が小さいため、少し手間取るかもしれません。

“ツメ”が“差し込み口”に入りにくい場合には、伸ばしたクリップの先端など、細かい作業に役立つ道具を活用しながら組み立ててください(先端がとがった道具を活用する際には、ケガをしないように充分ご注意ください)。

どうしても上手く入らないときには、“ツメ”をカットし、直接糊付けすることも可能です。ただし、その際には部品の表面を糊で汚さないよう注意してください。 

水雷艇の船首を組んでいるところ。

完成した水雷艇。煙突部分は裏を薄くはがすと作りやすくなります。

 

できあがったら、所定の位置にボートと水雷艇を取り付けます。


 

※旗について

 

模型は「臨戦準備」の旗位置になっています。

Z旗:前マスト・右舷側の一番下の横木から舷側におろした糸に取り付けてください。Z旗の上部が横木に触れるようにします。安定しない場合には、旗の上部と横木の下部に少量の糊をつけて、安定させてください。

軍艦旗(大):後マストのトップに付けます。

大将旗:軍艦旗と同じく、後マストのトップに付けます。大将旗は右舷側になるように取り付けてください。

軍艦旗(小):後マストの突き出しからおろした糸の最上部に付けます。

 

日の丸を立てる際には、軸木に爪楊枝をご利用ください。


 

これで完成です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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(一六)~(一九)

漢数字は「三笠の作り方」(組み立て図)にある番号です

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(一六) 甲板と艦體の組合せ

組み合わせは、まず中央部からはじめます。以下、番号順に組んでいってください。

各“ツメ”と“差し込み口”がうまく合うように、カッターやハサミなどで調整しながら、組み付けてください。


①~⑧の“差し込み口”には、甲板の中央部①~⑧の“ツメ”を差すだけでなく、(一七)でも、上甲板①~⑧の“ツメ”を差し込みます。“ツメ”の外側は糊づけしないようにしてください。

艦体の上部にある“ツメ”のうち、四角く中央に小穴がある“ツメ”は、最後に糸を結びつけるためのものです。甲板の外側へ出るようにしてください。

前部・後部は、先が丸くなっている“ツメ”から差し込み、次に先が尖っている“ツメ”を入れてゆきます。いずれも番号順に。

錨の部分は、立体感が出るように工夫されています。甲板側へ折り込み、“ツメ”を所定の位置に差し込みます。

38、39の“ツメ”は、舷側の“差し込み口”へ。

右舷側の錨部分。左舷側も同じ要領で。

 

(一七)上甲板の作り方

四すみを組み合わせ、砲身を差し込みます。

水雷艇の台を付けたところ。


小屋根はこんな形で取り付けます。

 

煙突の台は、上甲板にある数字に合わせて差し込みます。写真は後ろの煙突の台にあるの“ツメ”を、に差し込むところ。

通風筒も or の番号ごとに、数字を合わせて差し込みます。

煙突は台にある数字に合わせて差し込みます。前の煙突は前方(艦首側)が10、後の煙突は前方がになります。


上甲板を、前後の艦橋の間に組み付けたところ。上甲板の両サイドにある“ツメ”(①~⑧)を差し込むときにも、カッターなどで“差し込み口”を調整しながら入れていってください。

 

前後のマストを立てたところ。糸は(一八)②の説明を参考にして張ってください。

突き出し(針金)は、後のマストに穴をあけて、接着剤で固定します。

突き出しから下ろした糸は、後ろの艦橋部分の適度な場所に、穴をあけて結んでください。

 

(一九)艦尾の小甲板(長官専用スタンウォーク)をつける

 

小甲板の“ツメ”(すべて上向きに折り曲げる)に、手すりをかぶせて糊づけし、艦尾に取り付けます。




 ここまで来れば、完成まではあとひといきです。

 

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(一三)~(一五)

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(一三) 甲板の出入口、差込み

折れ線通りに形を整え、甲板に差し込みます。⑨⑩⑪⑫の番号を合わせて入れてください。

 

明り窓、小明り窓 も折れ線に沿って形を作り、番号を合わせて差し込みます。

 


(一四)砲塔の作り方

リング状にして甲板へ。前の砲塔、後ろの砲塔 を間違えないように。

 

前の砲塔、後の砲塔 ともに砲塔の4の部品の下側から、3の部品を番号に合わせて差し込みます。都合良く入らない部分があれば、適度にカットしながら差し込んでください。

 

砲塔の2の部品。こんな形にしてください。

底の部分から差し込んで、砲塔がまわるようにします。

5の部品を、上側から番号に合わせて差し込みます。

甲板に取り付けておいた1の部品に、取り付けて糊づけします。

 

 (一五) 艦橋の部 作り方

前の最上甲板、後の最上甲板 ともに組み立て方はほぼ同じ。まず、最上甲板の台 に、最上甲板を差し込んでゆきながら、形を作ります。

(6と書かれた丸い穴のあいた部分には、後でマストを差し込んで固定することになります)

 

司令塔を番号に合わせて差し込みます。

前、後とも司令塔を取り付けたところ。

 

艦橋の手すりは、すべて上向きに折ります。要所要所を糊づけすることで、安定するように工夫されています。組み立て方を注意深く試しながら糊づけしてください。

前、後とも艦橋を取り付けたところ。

 

上艦橋を、操舵室と海図室(艦橋上の部屋)の上に取り付けます。

後の上艦橋も、折れ線に沿いながら組み立て、海図室の上に取り付けてください。

 

前の艦橋

後の艦橋

艦橋を甲板に取り付けたところ。


だんだん、軍艦らしくなってきました。
次はこの甲板を艦体に取り付けます。ボリューム感あふれる模型の姿が浮かび上がってきます。

 

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(七)~(一二)

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(七) 台の作り方


台は寸法に合わせた厚紙をセットしてあります。中央部を切り抜き、折れ線に沿って三角形に曲げるだけで台が完成します。底の部分は糊づけしてください。

 

(八) 推進機のつけ根の差し込み

艦体のウラ側から差し込んで、表側にひっぱり出す感じで取り付けます。 

 

(九) 艦體の組立て

定規などを使いながら、充分にカーブをつけてください。

④ の指示にある後部の糊づけは、糊が乾くまでしっかり固定しておきましょう。

前後の組みつけも、番号順にひとつずつ行ってください。


“ツメ”の差し込みが難しいと感じたときには無理をせず、仕上がり具合を確認しながら、ゆっくり組み立ててください。
特に艦首部の接合は注意深く! あまり力を入れると“ツメ”が切れてしまいます。

万が一、“ツメ”が切れてしまっても、あわてずに。工作用接着剤を上手に使って組み立ててください。

 

(一〇)舷側の突出し窓と舷側砲

下部のヒダを裏側に糊づけし、カーブを出してください。

舷側の“差し込み口”へ。ニ で組んでゆきます。

舷側の絵柄と、突出し窓の下側の絵の向きが揃うように組みます。

上部のヒダは、後で甲板が乗ることになります。内側へ折っておいてください。



(一一)舵のつけ方

艦体の尻部にある“差し込み口”から通し、ぐるりとひとまきするようにして、舵を取り付けます。

 

(一二) 推進機のさゝえ

ささえ部の部品は何回もねじると、もろくなってしまいます。注意してください。

ささえ部に軸を通し、スクリューを取り付けます。

 

次は甲板上の構造物に取りかかります。いよいよ楽しい部分へ突入です。 

 

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(一)~(六)

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昭和7年1月、『少年倶楽部』の新年号を買った当時の子どもたちは、ハサミと小刀、定規とそくい糊(飯粒に少量の砂糖をまぜて練ったもの)を頼りに、数日をかけて「軍艦三笠の大模型」作りに挑みました。

およそ80年も前に設計された模型のため、技術的な限界から多少印刷がずれていたり、“ツメ”が“差し込み口”へスムーズに入りにくかったりする部分がありますが、復刻にあたっては、創作された時代背景と少年雑誌文化の歴史的価値を鑑み、できるだけオリジナルのままとさせていただきました。

作り方がわかりにくい部分や接合が難しい部分では、当時の子どもたちと知恵比べ、手工比べをするつもりで、じっくりと作業をお進めいただきますよう、お願い申し上げます。




部品はシートから丁寧に切り取り(指でちぎり取らず、カッターなどで切り離してください)、なくならないようにシートごとに箱やプラスチック容器へ入れて管理してください。

切りくずに必要な部品が残っていないか、よく確認してください(切りくずは部品の補修などで役立つ場合があります)。

折れ線に沿って曲げるときには、インクの出なくなったボールペンなどで裏側をなぞると、部品に傷をつけずにきれいに折ることができます。

接着にはスティック糊よりも、乾くと透明になる工作用接着剤のほうがあつかいやすくて便利です。

部品の“ツメ”と“差し込み口”は、しっかり固定できるよう、きつめに設計されています。前もってカッターナイフやハサミなどで調整してから組み立ててください。



(一) マストの作り方

「三笠の作り方」には、マストに使う材料として「ありあわせの杉箸」との指定があります。しかし、現在では各家庭にあるとはかぎらないため、「箸状の棒」をセットしました。マストのヨコ棒については簡単に組み立てられるよう、加工済みのものを用意しました。 「1の紙」のウラにある図面に従い、前後のマストを作ってください。

棒をつなぎ合わせるときには、重なる部分を適度に削り、あらかじめ接着しておくと簡単に作ることができます。

棒をつなぎ合わせる前に、“物見台”や“小物見台”などの差し込みを忘れないようにご注意ください(“小物見台”と“小物見台の屋根”は前マストだけに付きます)

空中線になる黒糸は、この段階で付けなくても大丈夫です。甲板上の構造物が組み上がった後、マストを取り付ける際に、糸の長さを調整しながら付けることも可能です。


(二) 艦體(かんたい)の糊づけ

圧線(点線)を目印にして、エンピツで軽く線を引いてください。

エンピツの線のところまで重ねて、を接着してください。


 

(三) 甲板の糊づけ

圧線(点線)を目印に、エンピツで軽く線を引きます。
左右のはじにある×部分には、後からマストを差し込むことになります。マストが入りやすいように、切れ込みをしっかり入れておきましょう。

艦体のときと同じ要領で、を貼り付けます。


(四) 煙突の作り方

丸みをつける煙突や大砲では、裏面を薄くはがすと成形しやすくなります。はがす際には薄くなりすぎたり、破ったりしないよう充分に注意してください。

ウラに貼り付ける厚紙も、少し薄めにしておいくと良いでしょう。

上部の輪は突き出た部分に糊をつけ、それを煙突の内側に貼って固定します。

 

(五) 通風筒の作り方


すべて“キセル型”にします。最初に“キセル”の“雁首”に相当する部分(開口部)を作ります。その後、少しずつ筒を丸めると共に、“雁首”部分の内側へ、筒の上部にあるヒダを差し入れて、丁寧に接着してゆきます。

“ツメ”と“差し込み口”が、合いにくい部分もありますので、慎重にハサミやカッターなどで調整しながら組んでください。


通風筒や大砲の砲身など、細かい部品作りは、少しばかり根気が必要です。

しかし、この小さな部品のひとつひとつの仕上り具合で、「三笠」のできあがりの印象が大きくかわってきます。

はやく組み上げたいと思う気持ちをおさえ、じっくり取り組んでください。

 
(六) 大砲の作り方

この模型作りで難しいのが砲身部分。部品シートから型抜きしたままでは、思うような砲身がなかなかできません。「三笠の作り方」では、はじめに“紙を三つに折り”とありますが、最初に裏面を慎重にはがして薄くし、その後、少しずつ丸くする方法でも、砲身らしく仕上げることができます。 

ポイントは砲身の先を細めに、元を太めに丸めること。先端部も場合によってはカットして形を整えてください。

 

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