今号では、パントマイムウィーク6にもユニットでご出演する、コーポラルマイムのパントマイミスト、藍木二朗さんの日記(二本立て♪)をお届けします。まずは、藍木さんの「普段考えている事」編です。
アオキジロウ=人間…え?
想像してみてください。この大宇宙にある数えきれない惑星群の中で、地球だけが、唯一、生命体、何より知識生命体が存在できる星だとしたら。ぜったいありえないでしょう!こんな、いがみ合ったり、争いあったり、奪い合ったり、しょっちゅう戦争ばかりしている、このような生命体が、この大宇宙のなかで孤独にぽつんといるなんて…。
想像できますか?納得できますか?別に科学的に実証してみてください、とまで言う必要ないと思います。もしなければ…大変なことですよ!悲惨ですよ!考えただけで…。ワーもうだめだ!!
別に、宗教を持ち出さなくてもいいんです。ただイメージの力だけでいいんです。この「地球」という惑星よりも、重力はやさしく、物と物の接触も融合的で、成長も、老いも、その個人に、何も負担はなく、死は単なる一つの通過点でしかなく、いわば、「半身反霊」の世界。必ずありますって、そんな惑星が。
僕はただ、それを憧れ、夢見、いつかその惑星の住人になりたくて、そんな世界をこの地球で、モデルとして表示したくて、パントマイムの作品を創っているのではないか、と思っています。
ピエロ=身体をまとった幽霊
ピエロって年はいくつですか?国籍はどこですか?男ですか、女ですか?もしかしたら、いにしえの人達が創ったキャラクター「ピエロ」は、来るべく新たな惑星の住人を予感して作り上げた知識生命体のモデルだったんではないでしょうか。
そのモデルが行う行為は、人様からは不可解に思われ、それを「道化」と名づけてしまいましたが、本当は僕らに、何かとても大切な未来の予感を象徴的に表現していたのかもしれません。でも、もう本物のピエロは、もうこの世にはいません。
だから僕らがピエロの真似をして、いにしえの人達が伝えたかった事を、まだこの惑星に残っている自我を背負った皆さんに…いや、まてよ…もしかしたら、よくテレビやネット動画で見られる、記念写真の人物の肩からにょきっと出ている見知らぬ手とか、映るはずのない場所にある顔とか、動画のはじの所に一瞬現れるけど、次の瞬間消えてしまっている見知らぬ人物、俗に僕らが「幽霊」と名づけている未確認人物体って…あるいは…。
「おめえ、そんなこと言ってるから、人から道化っていわれるんだよ!」
「えっ、そおなの?…やったー!つまり僕って…」以下省略
藍木二朗
アオキジロウ=人間…え?
想像してみてください。この大宇宙にある数えきれない惑星群の中で、地球だけが、唯一、生命体、何より知識生命体が存在できる星だとしたら。ぜったいありえないでしょう!こんな、いがみ合ったり、争いあったり、奪い合ったり、しょっちゅう戦争ばかりしている、このような生命体が、この大宇宙のなかで孤独にぽつんといるなんて…。
想像できますか?納得できますか?別に科学的に実証してみてください、とまで言う必要ないと思います。もしなければ…大変なことですよ!悲惨ですよ!考えただけで…。ワーもうだめだ!!
別に、宗教を持ち出さなくてもいいんです。ただイメージの力だけでいいんです。この「地球」という惑星よりも、重力はやさしく、物と物の接触も融合的で、成長も、老いも、その個人に、何も負担はなく、死は単なる一つの通過点でしかなく、いわば、「半身反霊」の世界。必ずありますって、そんな惑星が。
僕はただ、それを憧れ、夢見、いつかその惑星の住人になりたくて、そんな世界をこの地球で、モデルとして表示したくて、パントマイムの作品を創っているのではないか、と思っています。
ピエロ=身体をまとった幽霊
ピエロって年はいくつですか?国籍はどこですか?男ですか、女ですか?もしかしたら、いにしえの人達が創ったキャラクター「ピエロ」は、来るべく新たな惑星の住人を予感して作り上げた知識生命体のモデルだったんではないでしょうか。
そのモデルが行う行為は、人様からは不可解に思われ、それを「道化」と名づけてしまいましたが、本当は僕らに、何かとても大切な未来の予感を象徴的に表現していたのかもしれません。でも、もう本物のピエロは、もうこの世にはいません。
だから僕らがピエロの真似をして、いにしえの人達が伝えたかった事を、まだこの惑星に残っている自我を背負った皆さんに…いや、まてよ…もしかしたら、よくテレビやネット動画で見られる、記念写真の人物の肩からにょきっと出ている見知らぬ手とか、映るはずのない場所にある顔とか、動画のはじの所に一瞬現れるけど、次の瞬間消えてしまっている見知らぬ人物、俗に僕らが「幽霊」と名づけている未確認人物体って…あるいは…。
「おめえ、そんなこと言ってるから、人から道化っていわれるんだよ!」
「えっ、そおなの?…やったー!つまり僕って…」以下省略
藍木二朗