昨年に採卵したエゾコバネササキリの卵で、春に続々孵化した卵の残りが、何故かここにきて孵化ラッシュ。
もう孵化しないだろうと思っていたが、状態は良かったので、ちょくちょく霧吹きはしていた。
室内とはいえ、この時期に孵化した事と、春の孵化と今回の孵化に数か月の間隔がある事から、野外の環境または何らかの条件によっては2年目でも孵化するのではないだろうか。
しかも、あれだけ雌ばかり孵化していたのに、今回孵化した個体はほとんど雄というのも驚き。
これも何らかの条件で性別が決定するのかもしれない。
そんな孵化した雄だが・・・
この子は終齢幼虫
触覚は欠け、後肢も1本失っている。
この子は成虫だが、チャームポイントの短い翅が見事にカールしてチャーム度更にUP!
脱皮不全ばかりで完品なし。
仕方がないから標本にせず、最後まで面倒をみることにしましょうね。
・・・ん?これってこの子らの生き延びる戦略か?
まだ少し卵残っているけど・・・
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