探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

ご飯にゼフ卵を添えて

2021年03月25日 | 自然探索記~採集記(道北)


エゾシカの食害
派手にやられたね・・・
至る所で丸裸にされた木々が寒いって泣いていた。


先日見つけた雪の重みで折れたミズナラ
アイノミドリシジミの越冬卵をたくさん見かけたが、この木も例外なく樹皮と冬芽が食べられてしまっていた。
ほとんどのゼフ卵も冬芽と一緒にエゾシカの腹の中。消化されるのか?


少し高い位置にはまだアイノミドリシジミの越冬卵が残っていたが、エゾシカの餌食になるのは時間の問題か。
(この卵は前回も撮影した卵だったらしい)
たとえ食べられなかったとしても、この倒木は林道を塞いでいるので春になったら伐採処分される。
伐採されなくてもまともに芽吹かないから餌がない。
彼らにとってバッドエンディングの選択肢しかない。


エゾヤマザクラの枝で見つけたメスアカミドリシジミの越冬卵
ポイントが悪いのか旭川ではなかなか見つける事ができていない。
札幌では簡単に見つけられるゼフ卵のひとつだったのに。