探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

【ゼフ卵探索】枝の争奪戦

2021年03月07日 | 自然探索記~採集記(道北)


今回のサムネ
手抜きです。
3月に入ったのに大雪や-10℃以下の日があったりするが、それでも雪は解け始めており春は近づいている。
もう少しの辛抱。


ある林道で、雪の重みに耐えられず折れてしまったミズナラを発見。
高い位置にある樹冠の枝なので、普段見られないあのゼフ卵があるかもしれない。
早速探してみよう。


・・・ジョウザンミドリシジミ卵
これじゃありません。


あったあった、アイノミドリシジミ卵
パイプウニ型でゼフ卵の中では大型なので、区別は容易。


さすが樹冠の枝だけにたくさんのアイノミドリシジミ卵がありました。
いいね。楽できました。


今年は大雪の影響で、折れた枝がいたるところで見かけ、ゼフ卵探索に一役買ってくれる。
ただエゾシカもその恩恵をうけており、樹皮と冬芽を根こそぎ食べてしまうため、写真の状態ならゼフ卵はエゾシカの腹の中だ。
エゾシカより早く折れた枝を見つけるしかない。


今日のクロカワゲラの一種
今回見かけたどの個体も太陽と反対側に向かって歩いていた。
やはり太陽の位置と関係がありそうだ。
ということは南に向かうことはないのか?


妖怪、おばけエノキタケ登場
北方系の妖怪で、風が吹くと雪の胞子をまき散らし、うかつに近づいた探索者にちょっとした寒い思いをさせる。