探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

森の真珠

2020年05月14日 | 自然探索記~採集記(道北)

みんな~!自粛してる?3密回避してる?
いやホントみんな律儀だね。感心するよ。(もちろん皮肉)
ん?そもそも不要不急の外出って何だ?
自分にとって探索は仕事より必須事項なので不要じゃない。時期モノだから不急でもない。むしろ最優先だ。
俗物にはそれが分かるまい。(どっちが俗物だよ)

さて自己弁護が済んだところで・・・

ここはよく訪れる自宅から近い林道。
右の斜面にオクエゾサイシンがまばらに生えている。


過去にこの辺りで1回だけ(それも1個体のみ)エゾヒメギフチョウを見かけているので、もしかすると卵があるかもと葉の裏を確認してみることに。
期待はしていなかったが・・・


いきなり1株目で発見。今日は運がいいのか?
艶やかで宝石のような美しさ。これぞ森の真珠。


更に次の株にも発見。
卵の産み付け方って、親の性格が出るのだろうか?


次の株にも、そしてその次の株にも・・・。あまりにも陳腐っぷりに飽きてきました。
真珠の価値が暴落。


調べてみると驚いたことに、ほとんどのオクエゾサイシンに卵が産みつけられていた。(ほぼ1株に1卵塊=11個くらい)
ここから近い場所に成虫が多く見られる産地があるのだが、そこよりはるかに高確率でオクエゾサイシンに産み付けられている。
食草が食べ尽くされてしまうのでないかと心配になるほどだ。
でもここだと気軽に幼虫の成長観察できそう。


さて自粛自粛っと♪