探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

男たちの晩夏

2017年08月20日 | 自然探索記~採集記(道北)


いつの間にかハネナガキリギリスが鳴く時期になった。
雄たちは楽器演奏に命を懸ける。
ほとんどは草藪の中にいるので、容易に捕獲や撮影はできないが、草が疎らで丈が低い場所でも鳴いている個体は意外にいる。
とは言え、安易に近づくと鳴きを止めるし、草の色と保護色になっているので、見つけるのはちょっと難しい。
見つかるのはもちろん雄。(たまに演奏に聞き入っている雌がそばにいるときもある)


見つけてしまえば、もうこっちのもの。
撮影も捕獲も容易。基本は手づかみ。
今回も探索しながら何気に数個体を手づかみしてリリース。
こんなことをしているからか、この夏の探索成果は乏しい。

むむ・・・もう秋が来る。