はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

木材のお話し

2016-01-10 08:48:57 | 日記
みなさんこんにちは。

寒気が入り込み急に冷えましたね。

ジャンバーを着たまま布団に入ったはちです(。・ω・。)サムイ

さて、東京オリンピックの会場に木材が大量に必要となるということで各地の木材産地の組合がアピール活動に精を出しているというニュースをみました。

国際的な品質管理基準を満たしていることを証明するマークもあるのですね。

こんなところにも利権が…なんても思ってみたりもしたのですが、日本の林業を守るためにもブランド力を付けていくのは大切な事かもしれません。

当社はなるべく地産地消を推奨していまして、建築地の気候風土で育った木を提供してきました。

しかし、価格競争にさらされますとどうしても価格の安い外国産の材を使わざるをえないケースも出てきます。

ここに非常にジレンマを感じておりまして、国産材の無垢材の価値をご理解いただき、予算を充ててくださる方だけに提供していくという現状があります。

地域の産業、山、自然を守るためにも啓蒙活動に積極的に取り組まなければと感じています。

TPP⁉安く買えるんだからいいんじゃないの⁉反対してるの農家だけじゃん。自由貿易、市場が価格を決めていく。それが資本主義でしょ!?私は賛成ですよ。

というのがざっくりとした私のTPPへの考えでした。

それは今でも変わらないのですが、木材もさらに安く流通することになり日本の林業を衰退させる恐れがあります。

いいものを安く提供する。これが最善なのですが、海外の暖かい気候で10年くらいで成長するサイクルと日本のように50~80年かけて手入れをしながら世代をまたいで育てていく、というものを比べると価格に大きな差がでてしまうのは避けられません。

林業に従事する方の賃金も市場の平均的な賃金の平均を大幅に下回っています。

これではお子様に林業を継いで欲しいと思えないでしょう。

お金も海外に流れて行ってしまいます。

可能な限り(お金も資材も)国内で流通させ理想の循環になるようみんなで力を合わせませんか。
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