goo blog サービス終了のお知らせ 

はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

ちょっと考えればわかりそうなのに…

2020-05-08 09:16:39 | 日記

みなさんこんにちは。

草刈をしました。

ゴルフの練習で鍛えている腰にこの程度の仕事量で負担がかかる訳がありません

いたたたた

どうやら使う筋肉が違うようです

さて、最近インフルエンザウイルスやはたまた新型コロナウイルスを不活性化させるとしきりに漆喰の壁がアピールされています。

当社でも漆喰やってるよ

しかしですね、それだけでインフルエンザにかからないとか、どう考えてもオーバートークだと思うのですよ。

ちょっとその会社の社員さんの主張を見てみましょう。

 

1.漆喰はアルカリ性です。アルカリ水溶液は腐食性があり、脂肪を鹸化し、タンパク質を変性させ加水分解します。
その為、人における病原体を含むエンベロープウイルスを不活性化させる理論が成り立ちます。

 

えぇアルカリ性水溶液ということは、漆喰の壁びったびたに濡らさんと不活性化の効果出ませんやん。

腐食性があるなんて大変ですやん。

下地のボードも構造の柱も腐食でぼろぼろになるやん。

そんな家をむしばむ恐ろしい効用を持ってる材勧めていいのでしょうか?

 

2.漆喰の保温効果がエンベロープウイルス生存率を下げる。エンベロープウイルスが好む環境は、気温と湿度が低い場所です。
気温と湿度が低い場合にはエンベロープウイルスが活発になり、繁殖しやすくなります。

 

お話になりません。

ウイルス増殖の仕組みを何も分かっていない発言ですね。

ウイルスは自身だけで増殖できないので他の細胞に自身のDNAをうんたらかんたら…

壁の表面で勝手に増殖したりしないのです。

例えばこれが、ドアノブやテーブルの表面に付着したウイルスが不活性化するまでに○時間要したのが漆喰壁では△時間だった…とかならわかります。

 

私も漆喰の壁は調湿、防臭、防黴などの作用があり自身も自宅を建てるなら採用したい材料です。

しかし、過剰な効果を謳ってあまり詳しくない人にさも感染症対策に有効な家としてアピールすることはいかがなものでしょう。

感染症対策として大切なことは漆喰の壁の家に住むことではなく、手洗い、免疫力を高める、換気などよく聞く普通のことです。

不安になる気持ちは分かりますが、よくわからん理論に引き込まれそれで家づくりを決める、そういうことはやめましょう。

あ、今回は他社の営業姿勢をちょっとディスったでけで、漆喰含め塗り壁は私も大いに薦めたい材です


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。