みなさんこんにちは。
今日はお施主さんとプライベート忘年会です。
お引き渡し後もこうして声をかけていただき一緒に飲みに行ったりバーベキューなどに誘われるのは嬉しいですね
えぇ…暗に誘ってとにおわしています
読者の皆様、私のプライベートスケジュールは真っ白なのでいつでも大丈夫ですよ
さて、今回は住宅価格(平均)が年収(平均)の何倍か、の視点でお話します。
不動産調査会社の東京カンテイが発表したデータより
18年に東京都で販売された新築マンション価格は年収倍率で13.3倍となり7年連続上昇、中古住宅価格は10.49倍で6年連続上昇
全国平均では新築マンション価格は年収倍率8.09倍で、17年の7.81倍からさらに拡大
これを見ると収入の上昇よりも住宅価格の上昇の方が高いことが分かります。
しかも保険や年金、税金は昔より多く徴収されていますので手取りベースで換算するとさらに住宅価格の上昇ぶりが目立ちます。
デフレだデフレだと騒ぎますが、耐久消費財の性能が上がったことによる調整でデフレと言っているだけで車なんかは以前の価格帯ではまったく買えませんし、家電も必要以上の高機能でやはり以前の価格では買えない物が増えています。
消費を削れない生鮮食品や日常消耗材、通信費や運搬費、エネルギー関連の電気、ガス、灯油、ガソリンなど軒並み高くなっています。
となると当然住居にかけられる費用はさらに小さくなるわけで、このデータが示す以上に住宅は手が届かないものになりつつありように感じます。
価格だけで見てますが、平均面積も縮小していますのでいかに住宅が値上がりしているか…
これは都市部の話で地方は全く書いてのつかない中古住宅があふれています。
私は常々性能性能言ってしまいますが、そこを求めない方はリノベーションなどして中古住宅を生かした方が満足度が高まるかもしれません。
仕事がらどうしても新築に誘導してしまいがちになりますが、町中を移動しているときの空家の多さを目の当たりにするとどうにかしなくてはいけない問題だな、と考えさせられます。
あれっ今日はまじめだったな