nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

インド 移動編 2

2018-03-10 | 2018年2月 インド

今日は午後からアーグラへ移動します。
デリーからアーグラまでの列車は事前にネットで予約してあります。



New Dehli(ニューデリー)駅。

ホテルからニューデリー駅まで歩いて10分ぐらいです。
電光掲示板で自分が乗る列車を確認しますがありません。

ん?

しばらく待っても表示がないのでとりあえずホームへ行ってみることに。
入口で荷物のセキュリティチェックがあります。
バックパックを受け取るとすぐにポーターが近づいてきます。

インドの駅はホームがいくつもあり、そして車両は長いです。
大きな荷物を運んでもらう以外にも、
自分が乗る列車がどのホームで、
車両がどのあたりかを見つけてくれるので
ポーターを利用する人も多いようです。

私は荷物が小さいので利用するつもりはありませんでしたが
ポーターが「チケット見せて」と。
とりあえずホームだけ聞いてみようと思って見せると
「この列車はこの駅発ではない」と。

ん?

「この列車はハズラトニザームッディーン駅始発だ」と言うんですよ。

いやいや。
そんなはずはないでしょう。

ニューデリー駅の南の方にそんな名前の駅が
あることは知っています。
アーグラ行きの列車を探していた時も
ハズラトニザームッディーン駅発もありました。

でもニューデリー駅近くのホテルを取った私は
オートリクシャーやタクシーでその駅まで行くのは面倒だと思い、
あえてニューデリー駅発の列車を選んだんです。



チケットもニューデリー14:05発となっています。



ネットで調べてもニューデリー駅が始発です。
ハズラトニザームッディーン駅は2駅目です。

でもニューデリー駅に表示がないし、
さすがに不安になってホームに座っていた
若いインド人夫婦にチケットを見せて聞いてみると
ご主人がスマホで調べてくれました。

すると「この列車はハズラトニザームッディーン駅発だね」と。

ありゃ。

えーどうやって調べたらその駅が始発だとわかるんでしょう。
私が調べた限りではニューデリー駅と出るんですけど。

インド鉄道ナゾですよ…

そうですか~
まぁ、2人が言うのだからそうなんでしょう。

とにかくハズラトニザームッディーン駅へ向かわないと。
インド人ご主人がオートリクシャーは時間がかかるから
タクシーで行った方がいいよと教えてくれました。

ニューデリー駅を出るとタクシードライバーが
わらわら群がってきます。
ここで本来じっくり交渉すべきですが、
なんたって時間がありません。
ハズラトニザームッディーン駅はニューデリー駅から
8km以上離れています。

そもそもハズラトニザームッディーン駅なんて長い名前を
覚えられなくて行き先を言えません。
携帯で表示させて「ココ」と指差します。
そんなヤツ、格好のカモですよね。

一応交渉を試みましたが、
相手も私が焦っていることに気づいていて、
「列車に乗り遅れるか、払うかどっち」と言われてしまいました。
500Rs.(約880円)から400Rs.(約700円)に
値切ったところであきらめ、タクシーに乗り込みました。

後から考えると相場は多分200Rs.(約350円)ぐらい。
こうなったら乗り遅れることだけは避けたい。
急いで!と頼み、ビュンビュン飛ばしてもらいます。
シートベルトはしっかり締めました。

約20分でハズラトニザームッディーン駅に到着。
間に合いました~。
とりあえずひと安心。



Hazrat Nizamuddin (ハズラトニザームッディーン駅)。



この駅にはちゃんと表示がありました。
私が乗るのは12191番の列車。
5番ホームのようです。



この時点で14:00ぐらい。
ネットによると列車の到着が14:18予定なので
写真を撮ったり余裕でいたら、



列車がすでにいました。
ニューデリー発ジャバルプル行き12191番。
あの到着時間情報は何なんですかね。

インド鉄道ナゾ…



長~い車両の中から自分の車両を見つけます。
乗り込むと、私の席にはすでにインド人が座っていました

普通の人はこの状況に困り、
なんとかどいてもらおうとするでしょう。
私はというと、心の中で小さくガッツポーズ。笑

だってあまりに予想通りだったので。

この状況「ガンジス河でバタフライ」でも見ましたよ。
ドラマの中で長澤まさみも自分の席にインド人が座っていて
「ココ私の席です」と言うとインド人たちは横にずれるだけで
どいてくれないという。

私も言いましたよ。
「ココ私の席です」
インド人たちは横にずれて「どうぞ」。

同じだー。笑
ホントにインド人座ってるし。
ホントにどいてくれないし。

作ってくれたわずかなスペースに座り、
心の中でクスクス笑っていました。

インド面白すぎます。



写真ではよくわからないかもしれませんが、
通路の右側は2人掛けの向かい合わせで4人、
左側は1人掛けの向かい合わせで2人で
計6人が定員です。

夜はそれぞれ上段と下段に分かれますが
昼は上段の人も下段に並んで座ります。

私が乗り込んだ時点で2人掛け席に3人×2で6人、
1人掛け席に1人×2で2人の計8人座っていました。

そこに私も加わったわけです。
計9人。
おいおい。



しばらくすると、1人掛けの席に座っていた
おじさんが席を譲ってくれたので移りました。
そのおじさんはどこかへ行ってしまったんですよ。
そして6人のうち2人も同じくどこかへ行ってしまいました。
あの人たちは何だったんだろう。
無賃乗車かな…
ナゾ。

残ったのは定員通りの人数ですが、
私は結局自分の席ではない席です。
う~ん。
実に面白い。



読書をするフリをしながらインド人を観察すること
約2時間30分。



Agra Cantt(アーグラカント)駅に到着。



なんとほぼ定刻通りでした。
ちょっと驚き。
まぁ始発ですからね。
この先徐々に遅れるのでしょう。



ここでも宿の無料ピックアップを頼んであります。

しかし迎えは来ていません。
ボーッと立っているとリクシャーワーラーが寄って来ます。
断ってウロウロするも駅前にいるしかないので、
すぐにリクシャーワーラーに囲まれます。

宿に電話してみようと紙を取り出すとサッと奪われ、
「この宿までなら100Rs.(約170円)だ」と。

100Rs.ならオートリクシャーで行こうかな~と思い始めたところで
ようやくドライバーと合流できました。



車はオートリクシャーでした。
初オートリクシャーです。

ドライバーの他にガイドさんもいました。
日本語が話せるインド人。
このガイドさんは宿と契約しているガイドさんで、
明日1日観光どうですか?という売り込みでした。

明日はタージマハルは歩いて行けますが、
それ以外の観光地はオートリクシャーでしか行けません。
もともとオートリクシャーをチャーターしようと思っていたので
この人にお願いすることにしました。

宿にチェックインしてから宿と同経営のレストランMayaへ。



カレー以外のものが食べたいと言うと、
鶏肉をトマトソースで煮込んだという料理をすすめられました。

食べてみると、、、、、カレーでした。

インド人にとってはカレーではないのでしょうか。
私からすると完全にカレーですけどね。
インド面白い。



チキンマッカーニー 495Rs.(約870円)
プレーンナン 80Rs.(約140円)
トロピカルヒュー 195Rs.(約340円)

チャイはレストランのオーナーのおごり。


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