ジャコバイト号で約1時間50分、16:00にフォートウィリアムに到着。
乗換える列車までまだ時間があるので昼食兼夕食にします。
駅前のバーへ入ったのですがすごい人で、とても落ち着いて食べられそうにないので、少し歩いて繁華街の方へ行ってみました。
The Crofter
地元のおじさんたちがバーでビールを飲んでいたり、おじいさんおばあさんのグループが食事をしていたり、若者がビリヤードをやっていたりと客層は様々。
ビーフシチューパイもスコットランド名物のようです。
なかなか美味しかったです。
ビール £2.55（約330円）
ビーフシチューパイ £9.99（約1,230円）
フォートウィリアム駅。
ここで衝撃の事実が発覚。
列車は日本からネット予約してありました。
駅の券売機で予約番号を入力して切符を発券しました。
発車まで時間もあったのでぼ～っと待っていたのですが、何やらアナウンスが流れてきました。
いまいちリスニングができなかったのですが、どうも私が乗る列車についてのアナウンスのようです。
遅延かなと切符の時間と電光掲示板の時間を見比べていたら…
時間うんぬんの前に、日付が違っていました！
この日は8月16日。
なのに切符の日付は7月16日…
一気に冷や汗がでました。
フォートウィリアム駅は小さな駅なので改札はありません。
でも到着するグラスゴーは大きな駅なので改札があるかも。
車内で検札もあるかも。
バレたら高い罰金を取られるしと思って窓口へ行きました。
すると窓口の係員は切符を見て「これから乗るの？16日だから合っているよ」と。
「いえ、7月なんです…」と言うと「あ、ホントだ。買い直して。」と言われました。
すでに過ぎている日付なので切符はゴミとなり結局新たに購入しました。
列車 フォートウィリアム→グラスゴー £31.8（約4,130円）×2
痛たた…
窓口の人も気づかなかったぐらいだからそのままでも行けたかもなぁ。
でも自分が気づいてしまった以上、見つかったらどうしようとドキドキしながら乗っているのもイヤですからね。
で、どうだったかというと車内で検札がありました。
日付を確認して確認済みの丸をつけていました。
あれはそのままだったらバレましたね。
買い直して良かった。
さて、フォートウィリアムからグラスゴーは約3時間45分かかります。
隣りの席も空いているし車窓をながめながらのんびりくつろいでいると、2時間ぐらい経った頃にとある途中の駅で大勢の乗客が降りて行きました。
山あいの小さな駅だったので、こんなところでみんな何をするんだろうと思っていたのですが、なんと全員降りてしまいました。
あわてて荷物を持って私も降りて、駅員に「グラスゴーへ行くんですけど」と聞くと「下にバスが待機してるから乗って」と言われました。
何？何？
わからないまま他の人を追いかけてついていきました。
こんな駅ですよ。
あやうくこんな田舎に取り残されるところでした。
フォートウィリアムの駅でのアナウンスはこれのことだったんですね。
結局何が原因かは不明のままです。
リスニングができないとこういう時に困りますね。
歩いて5分ぐらいのところにバスが待機していて乗客がみんな乗り込みました。
バス会社の人が「このバスはグラスゴー中央駅行きです。それ以外へ行く人はいますか？」と。
2～3人が手を上げていて、1人の目的地がドライバーもよくわからなかったみたいで、乗客本人がナビをしていました。
多分地元の人でしょうね。
良かった～私はグラスゴー中央駅で。
知らない土地でナビなんかできませんよ。
列車では21:24グラスゴー到着予定でしたが、結局22時すぎに到着しました。
しかも中央駅って言っていたのにここはどこでしょう。
Google Mapで見たら中央駅まで徒歩10分もありました。
この時期21時ぐらいまでは明るいのですがさすがに暗くなっていました。
中央駅目の前のホテルに到着。
日本のビジネスホテルと同じレベルです。
今日は10時半ごろにスカイ島の宿を出て、路線バス→フェリー→列車→列車→バスと乗り継ぎ、グラスゴーの宿に22時半ごろ到着。
移動だけではなく途中ジャコバイト号に乗るという楽しみや食事休憩などもありましたがトータル12時間かかりました。
途中の駅で列車から降ろされるというわけのわからないこともあり、かなり疲れたのでホテルのバーで一杯。
長い1日でした。。。
