今日はこの夏最初の連休だったので海水浴客やジェットスキーなどが多いと思い釣りには行ってません。
それで2年前に書いた初心者向けのチョイ投げ講座がいまだに人気記事ですしこの夏からキス釣りを始める人も多いと思うのでポイントを紹介しますね。
1:エサについて
キス釣りのエサでは石ゴカイや青イソメそれにチロリなどが有りますがまずはどこでも手に入り易い石ゴカイがあれば良いですよ。
またエサの付け方も重要ですよ。例えば針に1匹まるごと付けると先だけ咥えて針に乗らないことが多いので短めに付けるのがポイントです。
上の写真が取り付け例になります。ポイントとしては針先は必ず出すこと。それと垂らしの長さは5mmから1cmくらいで十分です。
またエサの頭の部分は固いのでキスが違和感を感じたりしますし切り取った方が良いですよ。
あとは出来るだけ新鮮な物がいいので2~3回投げたら付け替えると良いですね。
それと夏場はエサが弱りやすいのでクーラー内に保管して少しずつ取り出して使うと良いですよ。
ただし氷の上に直接置くのは冷え過ぎになるので注意して下さいね。
上の写真は小出しエサ箱です。私はシマノ製の物を使ってますが小さなタッパーなどでも良いですよ。
それとエサはヌルヌルしてて付けづらいので石粉をまぶすとスベリ難くて付けやすいですよ。
2:キスの居場所を狙う
キスはヒラメやマゴチなどのフィッシュイーターに狙われる魚です。だから何もない所では身を隠せないので地形に変化のある所に居ます。
それで堤防からのチョイ投げなどでしたら海藻帯や岩場の際を狙うと良いですよ。
具体的には上の写真のような所がベストポイントですね。
ただし直接狙うと根掛りの原因にもなるので少し離れた所に投げ込んで自分の立ち位置を変えて仕掛けが際を通るようにすると良いですね。
また砂浜ではこのようなポイントはあまりないので仕掛けを投げた後はゆっくり引いてきて少し重くなった所が駆け上がりなどの変化のある所になるので狙い目です。
3:仕掛けの投げ方
投げ釣りでは道糸の先に錘を付けてその先に針を付けて投げます。それでまず注意しないといけないのは竿に合った重さの錘を付ける事ですね。
それで錘は号数で表示されますが1号当り3.75gになります。例えば30gまでの竿なら8号までの錘にするといいですよ。
次に投げ方ですがオーバーヘッドスローが基本になるのでまずはこの投げ方を覚えましょう。
それでフォームは剣道の上段の構えと同じです。注意点としてはリールは必ず真上に向ける事ですね。
そしてキャストする時はやはり剣道のメンと同じ感じですよ。ただし投げたい方向の上空45度くらいを見上げて投げ上げる感じにすると良いですね。
また遠くへ飛ばしたいと思い力いっぱい投げるのは良くないです。
まずは軽く投げてちゃんと正面に飛ぶように練習して慣れてきてから少しずつスピードを速めていくと良いですよ。
それと錘の垂らしの長さですが慣れない内は50cm位で始めて慣れてくれば少しずつ長く取り最大で一番下のガイドくらいが目安です。
4:仕掛けのサビキ方
キスは置き竿で狙っても良いのですがそれよりも仕掛けをゆっくりと引いてサビク方が広い範囲が探れて効果的です。
それでサビキ方にはリールサビキと竿サビキの2通りが有りますがまずは竿サビキが良いですよ。
というのもリールを巻くだけでは仕掛けを引くスピードが分かりずらいからです。
その点竿サビキは仕掛けを引くスピードは竿を動かすスピードと同じになるので目で確認できるからいいですよ。
それで竿サビキの仕方は竿をゆっくり横方向に動かして動かした分をリールで巻きとる事を繰り返します。
このやり方だと竿先をずっと見てますので竿の曲がり具合で海底の変化も分かり安いです。
それとリールで巻き取ってる間は仕掛けが止まってますのでエサを食べさせる間を与える効果も有りますからね。
またキスが当たった時は手に伝わる振動だけでなく竿先の震えを見れるので目でも楽しめますよ。
それで肝心な仕掛けを引くスピードですがまずはゆっくりと1秒で10cm位で始めて活性が高く頻繁に当たるようなら速めていくと良いですよ。
5:その他注意点
投げ釣りでは鉛の塊の錘を投げるわけですから人に当たると大変なことになります。
それで投げる時は必ず後方と左右に人が居ないかを確認するようにしましょう。
また堤防などでは転落の危険も有るのでライフジャケットは必ず付けるようにしてください。
それと釣りが終わった後は必ずゴミは持ち帰りましょう。
以上長々と書いてきましたが私の経験から得られたポイントです。
これから投げ釣りを始めようと思ってる学生さんや家族で釣りを計画してるお父さん達の参考になれば幸いです。
また質問などが有れば気軽にコメントに投稿して下さいね。
( ^^) _U~~ では投げ釣り楽しんでねー!