ガクの山遊びと徒然帳(goo)

趣味の登山とお酒が好きなオジサンのつぶやきです

おくりびと

2009-03-05 | 徒然帳

先日、話題の映画鑑賞をした。
 納棺師という職が実在するのか。自分には目にした体験がない。
身内の死に出会ったが病院で「死に水を」と言われ、口を湿らせ拭いた。
その後、病室を出るように指示され、再入室した時には浴衣姿に着替えていた。

その記憶を想い出しながら、鑑賞をした。
主人公が失職、失望し夫婦で帰郷する。ふと目にした求人チラシの説明を聞きに
会社へ行く、内容がイマイチ不明のまま即決採用となる。
 社長に同行して初仕事。 職務に驚き、戸惑いながら続けるものの仕事内容が
夫婦、友人間をギクシャクさせる。
 葛藤と戦いながら死者の旅立ちに畏敬を表し、「旅立ちのお手伝い」に自信を
持って職業としていく。

とても良い映画でした。
 夫婦、親子間の愛や絆。仕事に真摯に接する立ち居振る舞い。
人の死に尊厳と畏敬の念をいだくストーリーで、涙するシーンあり、
合間にユーモアも入りほっとする暖かさもありました。
小生もいずれは・・・。 
良い「おくられびと」にならねば、と勉強(?)が出来たかなと思います。