給食調理員奮闘記

 リスタートをする気持ちに…海老蔵さんのお陰です

もう二度とないかな、『チリコンカン』

2008-02-29 | 給食日記(中学編)

 今日の献立は、研究献立でメキシコ料理の『チリコンカン』でした。 研究献立というのは、初めて取り入れられる献立で、作り方や味を検討し、子供たちの感想や食べ具合などをチェックします。

 私は材料で、初めて『金時豆』の水煮を見ました。立派な金時豆が一人当たり40グラム。出来上がり予想量が一人100グラムですから、どれくらいマメマメしているか、写真を見ていただいても分かると思います。

 作り方は、油を熱し、にんにくのみじん切り、牛ミンチを炒め、トマトピューレを加え炒める。人参のみじん切り、玉ねぎのみじん切りを加え炒め、金時豆に水煮を加えて煮る。金時豆が軟らかくなれば、ソース、赤ワイン、塩、こしょう、チリペッパーで調味し、煮る。最後にパセリのみじん切りを入れる。

 メキシコ料理では、これをタコスで挟んで食べるんですね?給食ではスライスチーズと一緒にパンに挟んで食べました。

 見た目もイマイチ 味も豆ばっかりで正直なところイマイチでした。 もう少し豆の量を減らせば、口の中でボソボソする感じもなかったかも…と思います。もう見ることも作ることもないかもな…と写真を撮ってみましたが、彩りも悪くて、子供たちには不評だったようです。 何でも美味しい美味しいと食べられる私が言うんですから、きっと完食させるのは大変だったと思われます。 

 こうやって、新しい献立を編み出しては、消えてゆくメニューもあるんです。