佐賀ぶらりさるく

佐賀や近県を歩き撮った写真にメモも入れ、目で見る日記として残して見たいと思います。

早春賦

2019-01-23 21:10:59 | 季節

睦月もまだ2旬過ぎたばかり、20日は大寒というのに、日頃の挨拶にも今日も「よか天気でヨカね」とつい口に出るほどののどかさ、過日のTVの報道によれば18日には佐賀でも梅の花の開花とか、平年より11日、昨年より30日も早い開花との 「ウワー早い」

奇しくも翌日、所用で武雄へ、ついでに隣の慧州園へ、まだ冬色の装いから抜けきらない園内だが遊歩道を行けばそこにはもう紅白の梅花が春を匂わせて春近しと、あと二月もすればこの広大な池泉回遊式の日本庭園にも爛漫な春色が満ち溢れ幽玄の世界に。


御船山を借景に三千坪の庭園美の慧州園


庭園には整然と刈り込まれた茶の樹も




池の辺の陽光美術館では横山大観展も


滝あり山ありの慧州園の美


丘の上からの園内風景と隣接する武雄センチュリーホテル



春夏秋冬四季の移ろいを想いながら




遊歩道を散策すればここははや春の匂い


白砂で池をそして「岩こそ庭なり」と岩を多用した慧州園


心温まる、武雄センチュリーホテル4階からの眺望
「平成31年1月19日:撮影」

 


佐賀城本丸歴史館の維新博

2019-01-15 13:39:15 | イベント

 明治維新150年に合わせて「肥前さが幕末維新博覧会」が10ケ月にわたって県内各地で催されたイベントももう終盤、郷土の誇りを未来につなぐ「志」というコンセプトです。

今日は佐賀城本丸歴史館でボランティアの丁寧な説明、藩は早くから西洋に目を向け、日本の近代化の礎を築いた幕末の佐賀藩、往時の藩の歴史にその息吹を感じさせる展示がいっぱいです。

10代藩主鍋島直正は稀代の名君として知られ、西洋医学の導入、日本初の大砲の製造、理化学研究所の設立、蒸気船「凌風丸」の建造と名実ともに時代の先端を走り続け、特に佐賀の七賢人といわれる人々は維新の日本をリードしてきました。


佐賀城本丸歴史館の鯱の門


天高くそびえる佐賀城の
シンボルの鯱


「肥前さが幕末維新博」のコンセプトは『志』


質素をむねとし稲わらで作った佐賀城本丸歴史館の正月飾り


館内での特別展示場入り口には美人ロボット 地平アイこが「ようこそ」と


10代藩主 鍋島直正の御座間(居室)






白線内は当時大奥やもろもろの建物があったという


平成16年に開館の本丸歴史館の一部


日本初の鉄製大砲 カノン砲のレプリカ


ここ佐賀城本丸歴史館は天保期の遺構を復元し木造建築としては全国最大級の規模を誇る