今は侘しい裏通りとなってしまつた道祖元町(さやのもとまち)、ここは佐賀城下の西、本庄江川に近く(現在の末広)にはたくさんの商家が並んでいたようです。ここ道祖元町は、明治以降の佐賀の経済を発展させた、伊丹、深川両家の在ったところです。道祖神社の西側には都市景観重要建築物などが趣のあるたたずまいが見られます。
ここから東に歩を進めれば、肥前ビードロで有名な「副島硝子」老舗の菓子屋「鶴屋」すぐそばには道路をまたぐ鳥居、この鳥居は与賀神社の参道の二の門でしょうか?300メートルも進めば、国の重要文化財の朱塗りの楼門(三の門)と石橋、ここは与賀神社です。ここには恵比寿神社もあり正月の9日、10日は十日恵比寿で賑わいます。
与賀ん馬場…小さい頃は祖父に連れられ佐賀ん町へ行くときは与賀神社の参道(与賀ん馬場)を通って往き来しました。帰りは「鶴屋の丸房露」を買って NBCラジオの佐賀弁講座でお笑いをとる「よかんばばシスターズ」のおばちゃんも、もちろん此処の生まれですよね。昔この通りには「喜楽座」という芝居小屋があり、この姉妹も見に行ったのでしょう? 肥前街道、佐賀宿の通り、十間堀川にかかる思案橋のそばには佐賀劇場もありました。
道祖神社の西、この通りは昔繁盛した商家が立ち並び都市景観重要建築物にも
与賀神社参道二の門あたり(清和高校前)門柱の文字は読みづらい、向こうは菓子舗「鶴屋」
創業370年老舗のお菓子舗「鶴屋」は参道半ば西魚町1番地
朱塗りの楼門や石橋は国の重要文化財の与賀神社
懐かしい島薬局、昔清和高校の敷地の東隅に斉藤さんと呼ばれる配置薬も手掛ける薬屋もありました
佐賀はよいとこの歌詞、ありがとうございました。お礼遅くなりました。昔を懐かしむのは歳をとったからでしょうか、昔何気なく見すごしてた風景が最近になって懐かしく思い出されます。佐賀はよいとこもそのひとつですね。メロディは覚えていました。佐賀の町並みも40数年まえに比べたら変わりました。ときどき訪問させて下さいね。ふるさとを愛するものとして。