宮本さんも、何かを察したのか、それ以来は音を立てることも無くなって、大人しく過ごしてくれていた。
ある日のこと、、、
『ガタン…』
手紙?
玄関ポストの音。
ポストを覗くと、何も無い。
気のせいか…。
すると、その日の夜、再び『ガタン…』
何かを投函したような音だ…。
もしかしたら…。
宮本さんが頭をよぎった。
抗議の手紙?
…が、しかし、手紙らしにものをポストに投函している様子は無い…。
風で…?
そんなはずはない。
ここへ来てから強い風の日も経験しているが、ポスト扉の開閉までバタバタするようなことなどない…。
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