ストーカー

2022-09-12 09:27:13 | 日記
「私、ストーカーなんです!!」

なんとも明るく、思いがけない告白をする女性に会った。

「ス、ストーカー…なの?💦💦」

聞き返すのをためらったが私の言葉を乗り越えてさらに明るく答える。

「もう、2年になります!」

「好きな人がいるのね。」

「はい!すごく!」

ストーカー宣言をするくらいだから、かなり好きなんでしょうね。

現代では、『ストーカー』と呼ばれ忌み嫌われる行為も、昭和のその昔はさほど嫌われる行為では無かった気がする。

好きな人の家を知りたくて、そっと後を着けたり…、それが情熱という言葉で表現されたり…。

そう言えば、昭和の昔の歌謡曲って、かなり情熱的(?)な表現の歌詞が多かったと思う…。

「ずっとずっと愛してる」とか、
「骨まで愛して」
「死ぬほど好きな…」

などなど、今聞くとドン引く言葉の羅列。

私の大好きなユーミンの歌にさえ、

「偶然をよそおい帰り道で待つ」
「もうすぐわたしきっとあなたをふりむかせる」

などなど。。。

だけど、昔はこんなストーカー的恋愛は、情熱だった感じがします。

ところで、本題に戻ります。

そのストーカー宣言の女性、20代半ばで、明るくてかわいい。

「告白はしてみたの?」

「はい。2回。2回とも、『ごめんなさい』でした」

…と、ケラケラと笑う。

彼女のストーカー的恋愛の話しを書いてみます。