星影先生は、良さそうな雰囲気だ。
「何をみましょうか?」
「私、霊感ありますか?」
思いがけない質問をしてしまった。
…というのも、ここへ来るまでに、何人かの占い師さんに「霊感ありますね」と言われてしまっているので、気になる…。
…実は私、『霊感』を少しは実感していました。怖がりなので、認めていないだけだったのかも…。
星影先生は、なんと言うんだろう…。
「霊感…あると思えばありますし…無いと思えば無い…と思いますよ」
「…?…」
この返答はどう取ったらいいんでしょう。
「自分自身がそれを認めれば、さらに霊感は強くなります。逆に認めなければ、霊感は衰えていくと思いますよ」
確かに、その通りだ。
正直、認めようとしていなかったので、見えるもの、感じるものすべてが『気のせい』だと思ってきた。
…あ、私の場合、当時は、見えるもの…というより、聞こえるもの…でした。
星影先生、いいかも❗
「それと、仕事を変えようかどうか悩んでいます」
「悩む必要無いんじゃない?あなたは答えを持っている」
「……今の仕事は、わりと好きです」
「まだ、今は決断の時では無いけど、あなたは、その霊感らしきものを使わないとダメ!」
「え?ダメ…と言われても…。」