スキー場殺人事件?

2020-01-25 07:26:12 | 日記
冬真っ盛り…ということで、またまた…、すでに他のブログで紹介したものですが、再び日の当たる場所に出してみたい記事を紹介します。

もうだいぶ昔の頃の話しです。

私が、某遊園地に勤めていた頃、
冬期の数カ月はスキー場で仕事をしていました。

私が配属されたのはNスキー場のゲレンデ食堂。

N場プリンスホテルへ配属された友達もいたので、
私のキャラクターがゲレンデ食堂を選ばせたのかも知れません、笑

木造で、趣のある食堂は、庶民的で気軽さのある感じでした。

ある真冬真っ盛り真っ昼間の話しです

数日間、容赦ない豪雪が続き、さすがにスキー列車も止まり、
幹線道路も通行止めとなり、私がいるスキー場は陸の孤島の様になってしまった時がありました。

それでも、スキー場は地元の人のためになのか、
営業はしましたが、平日の昼間は地元の人も来ません。

スキー場はスタッフだけ。

…かと言ってスキーをして遊ぶ訳にもいかず、スタッフ達は、
暇を持て余していました。

チーフマネージャーが珍しく「珈琲を入れたよ❗」と言う。

若いスタッフ達が「珍しい❗」と言いながらカップを手に取ると、カップとソーサーが粘着テープで着けられていて、数人が、思わず珈琲を膝にこぼし、大爆笑。
…なんて、かなり暇な時間を楽しんでいました。

チーフのお茶目なドッキリに盛り上がる中、
血相を変えた先輩が飛び込んで来た。

「誰か、いない人はいない?!」
まるで謎掛けみたいな問い掛けですが…。

「みんないるよ。」と、チーフ。

「女子トイレの一番奥の扉が閉まったままなの💦💦」

「スタッフは全員いるよ…じゃ…お客様?」

スキー場は一応オープンしているので、いつの間にかお客様がトイレを使っている…と言う事もある。

「まさか…、さっきから食堂にはお客様らしき人は入って来てないし…。トイレだけ使うお客様もいるけど…、それでも、人が入ってくればわかるし…。」

「声は掛けてみたか?」

「はい、だけど、返事はありません💦💦」


つづく。。。