し~んと静まり返った教室…。
言いたい事を言い放って、毅然と着席した私だが、教室の皆の視線が突き刺さり息苦しかった。
「それでいいのか?」
先生が重い口を開いた。
「いいんです。」
強い口調で言い放つ私。
「お前に聞いているんじゃない。それでいいのか?みんな!」
教室の皆はし~んとして、さらに水を打ったような空気だ。
「行った方がいいと思う」
クラスメートの誰かが発言した。
「受賞とか…こんな経験、誰しも出来る事ではない。先生も行くべきだと思う」
私は堪らず立ち上がった。そして、何か発言しようとしたが、言葉にならず泣き出してしまった。
つづく。。。