なるへそブログ

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公務員の年金が優遇されてるって本当!?

2015-06-08 19:06:43 | 社会の制度
実家で法事があり、公務員として働いている妹と久しぶりに会いました。この歳になると、話題も若い頃とは変わってくるんですね。今回は、なにかと話題の年金の話で盛り上がってしまいました

さて、今の日本の年金制度においては、公務員と会社員では加入している年金の種類が違うようです。

僕のような会社員が加入しているのが、厚生年金です。これは毎月のお給料から天引きされています。掛け金はその人の収入によって違うようで、収入が多い人ほど多くのお金を支払っています。でもその分、将来もらえる年金額は多いようです。

一方、妹のような公務員が加入しているのは共済年金というものです。自分には関係ないからか、この言葉は初めて聞きました

厚生年金と何が違うのかというと、老後の年金に関する仕組みは基本的には同じです。ただし、共済年金にだけ認められた、特別な仕組みがあるそうです。

それは、職域加算という部分です。共済年金の部分までは、公務員の年金と会社員の年金はほとんど一緒です。ただし公務員にはプラスアルファで、この職域加算なる部分が上乗せされているのです


参考図:みずほリサーチ

これはつまり、同じ年齢で同じ年数だけ働き、同じお給料をもらっていた場合でも、公務員の方が会社員よりも、もらえる年金が多いということなんです。

なんじゃそりゃー

確かに公務員と会社員では年金の仕組みが違いますね。ってゆうか、公務員ズルいです

ではなぜこのような差が出たのでしょうか。たとえば毎月の給料から天引きされている掛け金が共済年金の方が高いのであれば、その分公務員の年金額が上がるのは分かります。でも、どうやらそうではないらしい。

一説によれば、会社員の場合は定年後に再雇用の道が開けやすいのに対し、公務員の場合はそういった事が難しい点が挙げられています。でも公務員にも天下りの話なんかがあるし、果たして本当に再雇用で差が生まれるのかは疑問です

いずれにしても、ネットなどでも調べてみましたが、明確に説明してある記事は見つけられませんでした

なるへそ。ここから考えると、年金の制度的に公務員が優遇されているというのは、確かに事実としてありそうですね。もっとも、これらの格差を是正するために、ちょうど今年の10月から公務員も会社員もみんな厚生年金に統一されるのだそうです。

これは当然だろう!って思います。でも、やはり、そもそも何でこんな違いが生まれたのか、その辺をもっと調べてみたいと思います

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