なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

見え消し

2014-03-22 23:27:33 | マナー
仕事で役所に提出する書類について、担当部署の方に問い合わせをしました。すると僕の作成した書類に誤りがあることが分かりました

役所に出す書類なので、二重線➕訂正印で修正すれば良いのかなと思っていたところ・・・

「そこは“ミエケシ”で処理願います」との回答が。。。

またしても聞いたことのない言葉が飛び込んできました。何だよ、ミエケシって。キンケシなら分かるけど、ミエケシって。。。

恥ずかしい気持ちを抑え、思い切って聞いてみます。

「ミエケシって何ですか??」

すると担当のお兄さん、優しく教えてくれました。

「見えるように二重線でなく一本線で。訂正印もいりません」とのこと

なるへそ!!
見えるように消す=ミエケシ
つまり“見え消し”ってわけですね

電話のあとにインターネットでも調べてみたところ、なるへそ、確かに役所とか公務員の人たちの間では常識になっている言葉みたいですね

数字を訂正する際など、修正する前の数字を確認したい場面などではこの“見え消し”を用いるのだそうです。

社会人になって10年目。まだまだ知らない言葉があるようです

東海岸と西海岸で3時間の時差 ~アメリカ~

2014-03-17 18:33:00 | 日記
仕事でアメリカにTELすることになりました。当然時差に配慮する必要があります。そんなわけで調べてみると「ゲゲ!」ニューヨークなどの東海岸とサンフランシスコなどの西海岸では、3時間も時差があるじゃないですか!

電話の相手がアメリカのどこに滞在するのかを把握していなかった僕は、結局この日電話をすることができませんでした

それにしても驚きました。20代の頃、3度ほどタイに行ったことがあるのですが、日本とタイの時差でさえわずか2時間です。それがアメリカ1つの国の中に最大3時間の時差があるなんて、「どれだけ広いんじゃい!!」と思ってしまいましたね

念のため答え合わせをしてみました。

日本の経度は明石市などを通る東経135°とされています。それに対しタイの経度は東経100°です。その差は35°になりますね。時差は経度15°を目安に1時間変わりますから、東にある日本の方がタイより2時間進んでいるわけです

一方のアメリカは、東海岸のニューヨークが西経74°に対し、西海岸のサンフランシスコは西経122°です。その差が48°になりますから、時差を算出するとニューヨークの方が3時間進んでいるということになります。

なるへそ~。アメリカは確かにとっても広かったのでした。大国と言われますが、実際に国土が日本と比べものにならないくらい広いわけなんですね

野球をやってた僕としては、ここでメジャーリーガー達の苦労が思い浮かびます。メジャーに比べたら、日本の移動なんて、ちょろいものなのかも知れませんね。

そんな私も実はまだアメリカを訪れたことがありません。いつの日か、アメリカ大陸横断なんてロマンを抱いています

北方領土が返還されない1つの理由

2014-03-12 07:19:44 | 政治・経済
全然知りませんでしたが、2月7日は北方領土の日だったようです。どうりで何となく先月は北方領土関連のニュースをよく耳にしたような気がします

さてこの北方領土問題をものすごく簡単におさらいしましょう。

もともと日本の領土だった北海道沖の4つの島(択捉島・国後島・歯舞諸島・色丹島)。この島々を第二次世界大戦末期にソ連が侵攻し、それ以後もずっと実行支配しているというものです。日本としてはソ連と日ソ中立条約を結んでいたのにも関わらず侵攻されたため、不当に奪われた感が強いわけです

この北方領土問題、戦後70年近くが経とうとしているのに、未だに解決する様子がありませんね。単純に考えて、ロシアは広大な土地を持っているのに、モスクワから遠く、極東の小さな島々に何でこだわるんだろうと疑問に思っていました

ところが最近になって、少し違う視点に立った見解があることを知りました。

それは、「北方領土を返還することで、ロシアが抱えている他国との間にくすぶっている領土問題に波及してしまう」というものです

広大な面積を誇るロシアは様々な国々と接しています。今まさに欧米諸国を巻き込んで深刻になっているウクライナのクリミア半島を巡る問題。その他にもエストニアやイラン、フィンランドなどの国とはかつて国境線についてもめたり、今でもうやむやになっている領土問題があるとか

ロシアが北方領土を日本に返還することで、上記の国々が刺激を受け、「自分たちの領土も認めろー!」と言ったような反応が起きてしまう恐れがあるのだそうです

なるへそ。これはつい最近起こった「アラブの春」にも見られる現象ですね

2010年12月、チュニジアで始まったジャスミン革命は、20年以上続いた専制政治を終焉に至らせました。そしてその余波は周辺諸国にも広がり、エジプト・リビヤ・イエメンなどでも、長期政権が次々と倒れます。このアラブ諸国における一連の革命や騒乱を「アラブの春」と呼ぶわけです

ロシアや中国など、近隣の複数国と領土問題を抱える国にとって、アラブの春のような連鎖反応が一番怖いわけです。したがって、北方領土の問題も日本ーロシアの二国間の問題とは一概に言えない難しさがあるんですね

他国との関係を考えるとき、世界規模の視点と当事者間の視点を両方使い分けることが必要だというわけです