なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

カキの下ごしらえには片栗粉を使おう

2015-02-14 15:39:06 | テクニック
昨晩、我が家の夕飯は「カキ鍋」でした。僕の大好物です

準備をしている妻の手元を覗いてみると、何やら粉をまぶしています。よくよく見ると片栗粉みたいです

ちょっと待ちなさい、今夜はカキ鍋だったはず。竜田揚げなら片栗粉も分かるけど、カキ鍋のカキに片栗粉をまぶす必要があるのでしょうか

妻に聞いてみました。

妻いわく、これは“カキの下ごしらえ”なんだそうです

カキには独特のヌメリがあったり、ビラビラの部分に汚れが溜まってたりします。片栗粉を使うことで、カキの汚れを落とし、塩を使うことでヌメリを落とすことができるのだそうです

何となく水で洗っても良いような気もしますが、この作業を水でやってしまうと、汚れと一緒にカキの旨味まで落としてしまうのだとか

なるへそ!生活の知恵ってすごいなぁ。

妻はこの事を義母さんから教わったそうです。まだまだ寒い日が続くこの季節。暖かい鍋を美味しくいただくことができました




3歳未満だと高くなる保育料

2015-02-07 17:10:22 | 子育て
先日、横浜市から通知があり、ついに保育園が決定しました!第三希望の園でしたが、どこにも行くあてがないよりはマシです。ひとまずホッとしたところです

さて、送られてきた書類の中に「保育料一覧」という資料がありました。保育料って、世帯の収入によって違うんですね

我が家の場合、横浜市の基準に当てはめるとD11という区分らしい。一覧で金額を確認すると、第一子の場合、何と月に¥47,500もの保育料が掛かるのです

予想はしていましたが、なかなかの出費ですね

ところがひとつ、驚いたことがあります。

子供が3歳になると、同じ区分でも保育料が2万円ちょっと安くなるのです

つまり、3歳未満の子どもは保育料が高くなるというわけです。

これには、厚生労働省が掲げている保育所の設置基準が関係しているようです。この基準によると、認可保育所では3歳児20人に対して1人の保育士が必要とされています。意外と多くの人数を見ることができるんですね。

ところがこれが1歳児となると話が変わります。1歳児・2歳児の場合は、6人に対して1人の保育士をつけなくてはならないとされているのです

なるへそ、小さいとそれだけ手間がかかるし、先生も目が離せないというわけですね。そして、保育士の人数が多くなればそれだけ人件費も増えるわけで、その分保育料も高くなるという仕組みなんです

まぁ、月に4万円は決して安くはないですが、1日あたり2000円弱の金額で面倒を見てくれていると考えたら、まだ文句は言っちゃいけないのかもしれません。

そんなわけで、この先は保育園入園の準備を進めていくことになりそうです




金閣寺は実際に燃やされていた!?

2015-02-02 18:40:19 | 歴史
三島由紀夫の代表作『金閣寺』を読みました。実はこれまでに三島由紀夫の作品を読んだことはなく、今回初めて読みました

金閣寺に勤める若い修行僧が、色々な苦悩を抱えたあげく、最終的に金閣寺に放火をしてしまうという物語です

金閣寺という、絶対的な美に対する畏敬の念と、自分自身が抱える劣等感のような感情。これらが主人公の中で複雑に絡み合い「金閣寺に火をつける」という、劇的な行動につながっていったのです。

さて、作品を読み終えて巻末の解説に目を通すと、これまた予想外の記述に目が止まりました

金閣寺は実際に燃やされていたのです

昭和25年(1950年)の7月、お寺の見習い僧侶だった人物により放火され、金閣寺は全焼しました。

そう、つまり三島由紀夫は実際に起こった事件を題材にしていたのです。登場人物や主人公の生きてきた背景なども、現実のものとかなりリンクしています

これは驚きました

そしてさらに、三島の作品には、『金閣寺』と同様に世間の出来事を題材にしたものがいくつも残されていたのです。

例えば1961年に出された『憂国』は、日本の歴史上でも有名なニ・二六事件を取り扱った作品です。他にも、元外務大臣の有田八郎氏をモデルにし、プライバシーの侵害などで裁判沙汰にもなった『宴のあと』などもあります。

なるへそ、そんな特徴を持った作家さんだったんですね。

時に三島由紀夫は、歴史上で実在した人物を通して、美や性、死などを深く追求した方だったようです。

歴史上に有名でも、まだまだ知らない作家さんはたくさんいます。今年こそ、読書を充実させた1年にしたいと思います