なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

「住民票の写し」はコピーではない!?

2014-10-30 18:47:24 | 社会の制度
国から出る給付金の申請をするために、いくつか書類を用意することになりました

必要書類の1つに「住民票の写し」がありました。

これはナイスタイミング。ちょうど別件で住民票を用意していたので、それをコピーして使おうと思っていました

ところが・・・

給付金申請の案内文をよく読んでみたら、住民票の写しは原本でなければならないと記載されていたのです

カポー~ん
どういうこっちゃ??

わざわざ「住民票の写し」と書いてあるのに、一方では「原本」を用意せよと書いてあります。混乱した僕は役所に電話して聞いてみました。

そこで思わぬ事実を知りました

住民票とは、そもそも原本が役所にあるため、普段わたしたちが発行してもらうものはその原本を写したもの。すなわち「住民票の写し」となるのだそうです

なるへそ
これはややこしすぎる

つまり、わたしたちが住民票の原本を手にすることはありえないんですね。自分の手元にくるのは、常に「住民票の写し」になるのです

そして、「住民票の写しの原本」ということは、役所から発行された住民票の写しを、そのまま提出するということなのです。

本当にややこしですね。

こんなことなら、きちんと「住民票(写し)」とか一文をつけて発行して欲しいものです

そんなわけで、また新たにもう1つの住民票の写しを請求することになったのでした




ハロウィンのカボチャは魔よけの意味だった!

2014-10-24 17:33:07 | 地域
今年もハロウィンの時期がやってきました

もともとはヨーロッパが発祥だというこのお祭り。当初は宗教行事の要素が強かったようですが、アメリカで祝祭日として扱われるようになると、今では民間行事として定着しました。

日本でも、僕が高校生だった1990年代あたりから、段々とこの行事を楽しむようになってきた気がします。我が地元川崎でも、毎年華やかなパレードが開催され、大勢の参加者で賑わっています

さてこのハロウィン、子どもたちがオバケの格好をして、家々を訪ねていく風習がありますね。子どもたちは軒先で「Trick or Treat!(お菓子をくれなきゃイタヅラしちゃうぞ!)」と訪ねまわります

さて、このハロウィンの時に良く見かけるカボチャの置き物があります。あれはどんな意味を持つものか知っていましたか?

僕はてっきりオバケの類かと思っていました

ところが実際は魔除けの意味合いを持っていたようです。逆にオバケを追い払うために用意されたものだっのです

なるへそ、これは勘違いしていました

我が家でも、子どもがもう少し大きくなったら、ハロウィンを行事として楽しみたいと思います






虎斑(とらふ)が出たら、縁起よし!?

2014-10-18 15:41:55 | マイホーム
先日、新しいダイニングテーブルを買いました

これまで使用していたのが2人用のサイズだったので、もうひとまわり大きい4人掛けのテーブルに買い替えたのです。

素材はナラを使ったものです。飛騨の職人が手がけたもので、とっても味わい深いテーブルです

さて、このテーブルですが、納品されたものを確認すると、表面に斑状の模様がついているのを見つけました



この模様を虎斑(とらふ)というそうです。文字通り、“虎”の柄に似ているんですね

ナラ材を木の中心から切れ目を入れる“柾目”に切ると、この虎斑が出てくのだそうです。

ちょうど購入した家具屋さんから納品確認の電話がかかってきたので、この模様について指摘しました。

すると「虎斑は縁起が良いんですよ!北欧のキコリの人々はこれを見つけると喜ぶくらいです」なんて言うじゃないですか

なるへそ、こいつはセールストークだな。さすがに話を盛ってる気がします

でも、2つとして同じ模様が出ない“オンリーワンなテーブル”と思ったら、何だかとても愛おしく思えてきました

世界に1つだけの新しいテーブルを、この先ずっと大切に使いたいと思います

土偶と埴輪の違い

2014-10-15 00:13:16 | 似ている言葉
先日、某博物館にて開催されていた、土偶展を鑑賞する機会がありました

人(女性?)の形をしていて、目とか足とかがビヨーンと大きくなっていて、見るからに神秘的な気分になってしまいました

一緒に行った人が、しきりに「埴輪!埴輪!」と言うので、「違うよ、土偶だよ!」というやりとりを何度かしました

でも実際のところ、土偶と埴輪の違いって何なのでしょうか。。。?

そんなわけで、調べてみました


まず大きく違うのが、時代です

土偶が縄文時代に作られていたのに対し、埴輪は古墳時代に作られていました。

なるへそ。これは全然違いますね

次に、利用の仕方です。

土偶は主に祭祀用に使われていました。縄文時代ですから、まだ稲作は行われていません。災厄を遠ざけたり、子孫繁栄を願ったりしたのでしょうか。足などの一部分が意図的に欠けているものが多いため、病気やケガからの復活を祈ったという説もあります

一方の埴輪は主に副葬品として使用されていたようです。古墳などに並べられていたものが数多く発掘されています。

その形も種類が豊富で、人の形をしたものや、動物・家の形をしたものなどがあったようです

そういえば昔、教育テレビで『おーい!はに丸』という番組がありましたね。子どもの頃、たまに見ていました。あれに出てきたのも、人の形と馬の形をした埴輪くん達でした

土偶と埴輪、何となく似ているようですが、実は時代も使われ方も全く違うことが分かりました


ノーベル賞に選ばれなかった相対性理論

2014-10-09 17:56:46 | 歴史
物理学者として大きな功績を残したアインシュタイン。彼の研究で有名なのが、「相対性理論」ですね

僕は物理はからっきしダメなので、この相対性理論については詳しくは分かりません

どうやら光の速度と時間の関係についての理論だとか。光速に近づくと時間の流れが遅くなったり、重力によって光りが曲がったりするのだそうです。(これ以上専門的なことは分かりません…

さて、このあまりにも有名な相対性理論ですが、僕はアインシュタインがこの研究でノーベル賞をとっていたのかと思っていました。

ところがそれが間違っていた、、、

彼は相対性理論ではノーベル賞を取っていたのではなかったのです

これは超意外でした。実際にアインシュタインがノーベル賞をとったのは、「光電子仮説」という研究です。素人の僕がこれまで聞いたことのないテーマだったのです

世界的に有名な相対性理論ではなく、なぜ光電子仮説の方がノーベル賞に選ばれたのでしょうか。

そこには、ノーベル賞の位置づけにヒントがあるようです

ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で有名なアルフレッド・ノーベルさんの遺言によって設立された賞です。

ノーベルによれば、この賞は人類のために最大たる貢献をした人々に与えられるものなのだそうです。

なるへそ!ノーベル賞には、こんなに分かりやすいコンセプトがあったのですね

アインシュタインの相対性理論は、速度によって時間が変化するなど、確かにこれまでの常識をくつがえす素晴らしい発見でした。

しかし、その条件は光の速さ(秒速30万km)という、まさに光以外では到達できない速さの時に生まれる現象です。
※ロケットでさえ、秒速10km前後が限界です

こんな条件は、日常生活の中ではなかなか想定できないですよね

一方の光電子仮説。専門的なことはよく分かりませんが、アインシュタインはこの研究で、電子が波でもあり、また粒子でもあることを証明したそうです。

そしてこの成果が、その後の電子工学分野の研究が飛躍的に進むきっかけになったということです

タイミングが良いことに、最近今年のノーベル物理学賞が発表され、3人の日本人が名誉ある賞を受賞しましたね。号外が出るほどに、日本中が興奮しました

そして彼らの研究もまた、「青色LEDの発明」という、今の私たちの生活にかかせないものを生み出してくれたのでした

今年のノーベル賞では、もしかしたら他にも日本人が受賞するかもしれないと言われています。どうなるかは分かりませんが、素敵なコンセプトを掲げた賞の行方をウキウキ見守りたいと思います