なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

育休中の社会保険料免除

2013-12-19 17:06:17 | 社会の制度
娘が産まれて2ヶ月が過ぎました。このタイミングで、妻の立場に変化が起きました

仕事を継続している妻は、産休中から育児休暇(育休)中に立場が移ったのです

あまり良く理解していなかったのですが、出産前42日~出産後56日までを産休(産前産後休暇)と呼びます。そして出産後約2ヶ月が経過する57日以降から、立場が育休に変わるわけです

ではこの違いによって、具体的に何が変わるのでしょうか

まず驚いたのが、育休中になると社会保険料が免除になるのです。これはいわゆる厚生年金と健康保険です。しかも、支払い免除の期間もきちんとカウントには入っているため、将来もらえる年金が他の人より低くなる心配もありません。これは大きい

次に給与面のフォローですが、こちらは雇用保険から補われます。金額は通常月収の約半分ですが、それでもお休みを頂いている中で収入があるのは助かります。これを育児休業給付金と呼びます

さらにこの育児休業給付金は、年末調整の際の給与所得には含まれないため、復帰のタイミングによっては配偶者控除が受けられるのだそうです

なるへそ~。この辺も知らない知識でした。これはきちんと制度を把握しているかどうかで、場合によってはもらえるお金を見逃してしまっているかもしれませんね

よし、あらためてきちんと出産・育児をサポートする制度を見直したいと思います

校長先生の天下り先は・・・?

2013-12-18 23:57:44 | 教育
私の親戚に公立中学校の校長先生をしている方がいました。その方が今年の春に定年を迎え、中学校を退職しました

長年勤めた教員を退職をしたものの、まだまだ元気マンマンです。本人も「あと10年は働くんだ」と意気込んでいたので、どうするものかと気にしていました。

すると今年の4月から、これまで働いていた同じ市内の私立高校の教頭先生になっていたのです

どんなルートでそういう話になったか分からないのですが、同じエリアで同じ学校のお仕事です。民間(私立)とはいえトップの教育委員会は一緒ですから、何らかの口利きはあったのでしょう

これは「なるへそ」と思いました

まぁ、ぶっちゃけ言うと今回の再就職は“天下り”になるのでしょう。しかし、新たに教頭に就任した高校は私立学校です。私立は自分たちで生徒を集めて運営していかなくてはなりません。そこで中学校にもパイプを持つ人物を招聘することで、他校との競争が少しでも有利になるのではないでしょうか

つまり、これには受け入れる側(私立高校)のニーズも色濃く反映されているのです。その戦略は間違っていないと思います

同様のことはきっと高校の校長先生にもあるのでしょう。高校の次のステージに当たる大学や専門学校などに、顧問のような形で携わっている方もいると思います。

天下りというと、ついついマイナスイメージが先行してしまいます。でも今回のケースなどでは、民間(私立学校)を活性化させる良い手段のように思えるのです

高齢化が進み、年金の需給時期が後ろにずれ込む中、できるだけ長く働いていたいと希望する人は増えてくるでしょう。僕の親戚のように、これまでの経験値や人脈が活かされるステージは誰にでもあるはずです。それをどうやって見つけていくか。サポートする政策やビジネスが今後生まれてきたら面白いと思います

iPhoneでウェブ上の画像を保存する方法

2013-12-16 22:49:52 | テクニック
ウェブサイトなどからお気に入りの画像をダウンロードをしたい。こんな時、パソコンなら「名前をつけて保存」などの方法で、簡単に自分のPC上に画像を取り込むことができます

では同じことをアイフォンでやろうとすると、どうなるでしょう。。。

げっ!!?

保存の方法が良く分かりません。メールやフェイスブックなどでリンクを張れそうなコマンドは出てきますが、自分のカメラロールに落とすようなボタンがないのです

そんなバカな!?
と思い、調べてみました。
最近覚えたYahoo知恵袋です。

するとわかりました!どうやら画像を長押しすると「保存する」のコマンドが出てくるようです

なるへそ!
なるへそ!
なるへそ!

一気に画像を保存できるようになりました。

またしてもYahoo知恵袋恐るべしです

アイフォンにはまだまだ僕が知らない機能が眠ってそうですね。もっともっと、いじくり回してやりたいと思います

人的補償の行方が気になる今年のFA市場

2013-12-14 14:54:43 | スポーツ
プロ野球のFA交渉が終盤をむかえています。涌井投手(西武)などを除くほとんどの選手が契約を済ませていますね

FAといえば気になるのが、移籍先の球団が移籍元の球団に対して行う補償です。移籍元の球団において、該当選手の年棒がチームのトップ10に入るようであれば、補償の必要が出てきます

補償には金銭補償と人的補償の2種類があります。金銭補償は移籍する選手の年棒相当の額が移籍先から移籍元の球団に支払われます。そして今年注目を集めているのが、もう1つの人的補償の行方なんです

人的補償とは、移籍先の球団内で指定される28人のプロテクト枠から漏れた選手を、移籍元の球団が補償選手として獲得できるシステムです

過去の例を挙げましょう。横浜から巨人にFA移籍した門倉投手の補償として、あの工藤公康投手が。ヤクルトから西武にFA移籍した石井一久投手の補償として、後に盗塁王を獲得する福地選手が移籍しました。共に移籍先の球団で実績を残していますね

上記のように、FAで選手を引き抜かれた球団は、代わりに活躍しそうな選手がいるのかどうか、待ち受けているわけです

そして今年のFA市場で目立ったのが、やはり巨人でしたね。広島から大竹投手、西武からは片岡選手を獲得しました。両選手とも、元のチームでは中心選手でした。果たして、選手を獲られた両チームはどんな補償をもとめるのでしょうか…。

これを巨人側の視点で考えてみましょう。豊富な人材と潤沢な資金を持つジャイアンツとしては、できれば金銭補償で決着が着くことを望んでいるでしょう。逆に有望な選手が多い中で、28人のプロテクト枠に誰を使うのか。球団も頭を悩ませていると思います

そして、どんな名簿が出てくるのかと、目を光らせているのが西武と広島というわけです

ちなみにこのプロテクト枠ですが、巨人は西武と広島にそれぞれ違う名簿を出して良いとされています。

なるへそ!これは更に駆け引きの要素が強くなってきますね。巨人サイドとしては、両球団が欲しがらなそうな選手はプロテクト枠から外しても構わないという戦略が取れるわけです

例えば左の代打の切り札として活躍した石井義人選手。彼は2年前に西武を解雇されて巨人に拾われました。そこで見事に復活を果たしたわけですが、一度は切り捨てた選手を西武が再獲得するとは思えません。したがって、西武に対しては石井選手分の枠を別の選手に使って良くなるのです

このように、相手の戦略や方針を読み取りながらの駆け引きが行なわれるんですね。同様のことは、巨人と同じく2人の選手を獲得したソフトバンクにも言えることです。

残念ながらプロテクト枠は一般には公表されません。広島や西武がどんな選択をするのか。FAの行方は最後まで目が離せないのです


クルマを持たない草食系男子

2013-12-10 20:47:31 | 
香山リカさん著の『若者のホンネ~平成生まれは何を考えているのか~』を読んでいます

平成生まれの若者が社会に出るようになって数年経ちました。若い世代が育ってきた時代や環境などに焦点を当てている面白い本なのですが、そこに「クルマ離れ」について述べている章がありました

データによると、30歳未満の仕事を持つ独身男性の車の所持率は、1999年が63.1%だったのに対し、10年後の2009年では49.1%まで下がっているのだそうです

かつてクルマは男性らしさの象徴だったようです。香山さん曰く、かっこいいクルマを持って女の子をデートに誘うような男の子は減ってきている。逆に電車で待ち合わせ、遅くならないうちに解散する無難なアプローチをする若者が増えてきているのだとか。

そしてそれが性的な欲求の減少、すなわち草食系男子の増加につながっているのだそうです

なるへそ………………。
って、これモロに自分のことではないかー!!

2009年といえば僕が29歳だった頃です(昭和最後の世代ですが)。僕はデータにあった通りの車を持たない単身男子でした。買いたいのを我慢していたわけでもなく、特に欲しいとも思わなかったのです。そして、デートと言えばもっぱら「電車で集合→ご飯を食べて解散」が定番パターンでした

いやいや、ほんと草食系ですね…

せめて結婚ができて良かったです
10年前だったら完全に取り残されていたかもしれません(60%を超える所持率は驚くばかりです)。

欲望が薄まりつつある現代の若者に対し、香山さんは「はたして競争の厳しいこのグローバル社会で生き残っていけるのだろうか」と不安をのぞかせています

グサリ……と心に刺さった競争が苦手な33歳男子なのでした