こぶしファクトリー舞台。
千秋楽。
観に行ってきました。
千秋楽だけ? のやつ。
ひとりひとり挨拶。
れいれい、れなこ、はまちゃん、りおりおの涙。
たぐっちは「みんなが笑うから言いたいこと忘れちゃった」と言ってました。
そして。
まあさちゃんが加わっての、こぶしファクトリー「念には念」ライブ。
メンバーブログによると、まあさちゃん自前の白ワンピ持参だったとか。
最後の、あやぱんパートを割り込んで歌い、会場が笑いにつつまれました。
以下ネタバレあり感想。
DVD待ちの人はとばしてください。
いやあ。
ツッコミどころ満載の舞台でしたね。
全体的に辻褄合わないのですが、その中でも印象深かったところをピックアップしながら説明していきます。
ストーリーは、記憶を失った中学生くらいの男女8人が密室で目覚めるところから始まります。
唯一手にあるのは「サバイバー」というアプリのみ使えるスマホ。
8人の中から、消したい人を投票するというもの。
投票タイムが始まるものの、誰も本気にせず。
すると、通気口が閉じ、空気がなくなっていく状況に。
パニックとなり、一人だけ金にものをいわせて助かろうとする、お嬢様役のれなこ。
そんなわけで続いての投票タイムでは、れなこが消されてしまいます。
突然「サユリ」という少女の存在を思い出す、一同。
「サユリに恥をかかせたことがある」ことも思い出し、だから、れなこが消される運命だったのだと納得する、一同。
まだ冒頭だし、サユリの仕業だと思わせるサスペンスもののミスリードかな?
と思いきや。
結局、ラストにその通りだったことが判明。
まさかのまさかでした。
続いてサユリを振った、男役のりおりおも消えます。
残ったメンバーは、サユリをいじめていた人間のことも、思い出していきます。
いじめの主犯格は、れいれい。
大いに歌いあげ、サユリの頭脳に嫉妬し「弱い人間だから仕方ない」と言い放つ、れいれい。
れいれいに脅されて、仕方なくいじめていたと告白する、たぐっち。
投票タイムでは、まさかの!
悪役感満載で演じあげていたれいれいと、同情の雰囲気さえあったたぐっちが、同じ票数で消されます。
ああ、たぐっちかわいそう。
しかも後々、全員がサユリのいじめを見て見ぬふりしたり、加害者になっていたりしたことが判明。
ああ、たぐっちかわいそう。
れなこもりおりおも、かわいそう。
そんなこんなで、ついに、男役のあやぱんと、はまちゃんが残ります。
残り二人になったところで。
突然「すべてを思い出した」と、あやぱん。
そんなのありかよ。
実はあやぱんは、サユリでした。
はまちゃんは、サユリの親友でしたが、いじめを止められなかったことを後悔している様子。
最後の投票はお互いの名前を選んで、一緒に消えようと提案する、あやぱん。
しかし、はまちゃんは自分の名前を選び、あやぱんを一人残して消えてしまいます。
これって本当に、親友としての思いやりなのか?
一緒に消えてあげるのが友情なのでは? と思ったりもしました。
ラスト、ねたばらし。
あやぱんが病院で見ていた、妄想というオチ。
いわゆる「夢オチ」。
そうなったらもう、なんでもありだね。
あやぱんは、唯一、飛行機墜落事故で生き残り、太平洋上で発見された少女。
「きっと、そのために仲間どうしが裏切るのを見たり、自分も裏切って助かったりしたのかな。
そのトラウマできっと、こんな妄想を」
と、推測してましたが。
医者役の、まあさちゃん曰く。
あやぱんに与えた薬の副作用で、仲間たちがサバイバルをする妄想を見続けてしまうそうです。
薬のせいだったのか!
その薬がいらなくなったり、新しい薬が開発できたりすれば、すべて解決?
そしてそんな、悪夢を見続けるような副作用のある薬をあやぱんに与え続ける、まあさちゃん。
まあさちゃんは「新薬の開発をしなければですな!」的な、よゆうの発言とともに去っていきます。
再び悪夢を見なくてはならない、あやぱんを残して。
THE END。
ああ、おそろしや。