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これが現美新幹線だ!

2016-04-30 17:53:42 | 新潟の鉄道

 上越新幹線活性化のため、2015年2月末に構想が発表された「現美新幹線」。蜷川実花プロデュースのアートが描かれたE3系R19編成が全般検査から出場したのは今年の1月。紆余曲折を経て昨日(2016年4月29日)にデビューしました。新潟~越後湯沢を1日3往復ということで。11号車は普通車指定席、12~16号車はびゅう商品専用ということです。
 私は、その新潟発の一番列車である「とき452号」に乗車しました。どうぞご覧下さい。



新潟駅の改札外からもその雰囲気が伝わってきます。東口改札前では記念入場券が販売されてました。



「いなほ6号」を見終えて14番線に行くと、11号車はこのような人だかり。



11号車ドア脇では現美新幹線の垂れ幕が



16号車へ。11号車よりは人が少ないものの、三々五々が記念撮影を楽しんでました。11号車と同様に黒のフェースです。



運転台入口横のロゴ。「現美」の字体からして現代アートです



早速車内に入ります。16号車はブライアン・アルフレッドによる映像アート。新潟空港など沿線にゆかりのある風景が紹介されてました。



15号車へ。荒神明香による立体アートです。ガラス張りです。



14号車へ。石川直樹による「潟」の写真が展示されてました。各テーブルには写真集があるし。



13号車へ。新潟側はカフェスペースとなっており、古武家賢太郎による絵画が飾られてました。



一方、越後湯沢側はキッズスペースになっており、プラレールで遊べるようになっています。壁にはparamodelの絵画・彫刻が。



12号車へ。小牟田悠介の平面アートになっていました。現美新幹線では異彩を放つメタリックルーム。



そして、唯一の普通車指定席である11号車へ。エクステリア自体が松本尚による絵画になってました。



54分間に楽しいひと時を過ごして越後湯沢駅に14番線に到着。16号車では早速大勢の方が記念撮影に勤しんでました。



中間部では、おこめ姉さんとレルヒさんがお出迎え。 



11号車でも記念撮影が。東京から来た人にとっては物凄く新鮮に映ったでしょう。24分のターンアラウンドの後、「とき453号」として折り返していきます。



で、今回の戦利品。びゅう商品のグッズである燕の銀食器をツバメコーヒーとともに。尚、ツバメコーヒーは400円です。


 現美新幹線は以上です。今回は「びゅう商品」ということで、12~16号車を見て回りました。11号車以外は色々な作品を鑑賞できるようにということで、各所にソファーが置かれ、テーブルも木目調のセンスのいいものでした。16号車の映像アート、14号車の写真集が「新潟」を体現しており、北陸新幹線の開業で地盤沈下気味である新潟県(中越・下越)の観光を盛り上げていこうという気概が見て取れます。7月以降は自由席を設けるらしいですけど、果たしていつまで走ることやら。
 次は、新津の気動車についてお伝えします。


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コメント (2)
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