年金７０歳支給開始は若年世代への痛み

上の写真は、松江の宍道湖夕日です、綺麗でしょう！


最近は私のブログも

テレビの経済番組も年金のお話しが多くなりました

みな様気づいていらっしゃいますか？

厚生労働省は今週の１１日に

年金支給開始年齢を６８歳から７０歳に引き上げる事も視野に検討に入ったようです

数年前の自民党政権下での「１００年安心の年金」は何処に行ったのでしょうか？

まだ７年前のことです

一般企業ならその当時の担当者は・・・だと思いますが・・・

厚生労働省の言い訳は

長寿で年金受取期間が長くなった為に

年金財政の悪化を防ぐ狙いがあるそうですが・・・

そんなに７年で環境が悪化するのでしょうか？

それとも７年で急激に寿命が延びたのでしょうか？

１００年安心の時には厚生労働省はノータッチだったのでしょうか？

不思議や疑念は深まるだけです・・・

１歳年金受給を遅らせることで国の負担が年間０．５兆円減る見込みだそうですが・・・

ただこの案が実現しても２０２４年以降の引き上げとなり

若年世代に痛みが集中するそうです

年金受給が本格化する団塊世代への影響はなく

世代間格差の拡大につながる恐れがあります

私の生まれた昭和３１年では６２歳から２階建ての報酬分が貰えるはずが

６４歳からの支給で老齢年金は６５歳から

３０数年前に就職したときには定年は５５歳で年金受給年齢は？

５５歳でした！

ですからその当時は３０数年後は年金貰ってのんきに絵でも何て思っていたのですが

今ではとてもそんな優雅な暮らしは望めません

もしかしたら一生低収入で働かねば・・・

話しは戻りますが

もっと若い人は６８歳から７０歳に伸びると・・・

そして何時か年金崩壊？

更に

７０歳まで雇用してくれる会社があるのでしょうか？

また退職が伸びることにより

若年層の雇用感環境は？

今でも若年層の雇用環境は決して良くはありません！

厚生労働省は一体改革と称して三つの案が

１つ目は３年ごとに１歳ずつ引き上げる厚生年金の支給開始年齢を２年ごとに前倒し６５歳に引き上げること

２つ目は現在の引き上げスケジュール通り６５歳まで引き上げた後、同じ３年ごとに１歳のペースで６８歳までに引き上げる案

３つ目は２年ごとに１歳のペースで６５歳まで引き上げの前倒しを行い、同じペースで６８歳まで引き上げる案

６５歳以上への引き上げは最も早い３つ目の案で２０２４年以降の実施

現在５３歳以下の支給年齢が遅れるが・・・団塊世代の年金額の削減にはつながらない

物価に応じて受給者の年金を減額するマクロ経済スライドを発動しない限り

支給開始年齢の引き上げで現役世代の理解を求めるのは難しそうだそうです

いずれにせよ

高齢者雇用が前提ですが大企業でも希望者全員の割合は２割！

以上のことは経済界と労働界とも反対の姿勢が

何故なら

経営側からすれば定年延長での人件費の増加が前提となり

労働界からしてみれば若年雇用への影響が出ると・・・珍しく労組とも反対で一致

労使とも現在の６５歳までの引き上げが限界と・・・

今回の年金問題は若い人から年配者までの幅広い層への不安増大へ

さらに消費税などの増税問題もあり

ますます経済が強くなるどころか弱まり

消費する側の家計は火の車にカウントダウンが始まるのか？

日本のデフォルト不安も残り年金改革などの小手先変革だけでなく抜本的な改革が待った無し！

どうしますか？どじょうの野田さん？




情報元：ＰｏｗｅｒＦＰ



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