古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

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動き出した年金受給年齢の行方は?

2011-10-08 18:56:45 | 家計・団塊世代・年金

厚生労働省は年金支給開始年齢引き上げについて

引き上げ時期の前倒し案の提示を決めたようです

段階的に65歳に向け引き上げスケジュールの前倒し

更には噂されていた

年金の支給年齢を68歳から70歳に引き上げる検討を開始

現在の年金支給年齢は?(男性)

昭和22.4.2~昭和24.4.1
  60歳から:①部分年金の受給
  64歳から:②特別支給の厚生年金
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

昭和24.4.2~昭和28.4.1
  60歳から:①部分年金の受給
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

昭和28.4.2~昭和30.4.1
  61歳から:①部分年金の受給
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

昭和30.4,2~昭和32.4.1
  62歳から:①部分年金の受給
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

昭和32.4.2~昭和34.4.1
  63歳から:①部分年金の受給
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

昭和34.4.2~昭和36.4.1
  64歳から:①部分年金の受給
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

昭和36.4.2~
  65歳から:③老齢基礎年金+老齢厚生年金

(女性の方は生年月日に5歳追加した箇所で確認)


しかし

経済界や労働界は当然反対意見が強く

実現できるかは?不透明だそうですが・・・

もし・・・実現されたら・・・年金は何時か貰えなくなるかも・・・

以上のことは

今月の11日に開催される社会保障審議会年金部会で論議

平均寿命の伸びに対応するには毎年1歳ずつ引き上げ・・・意見はあるが

厚生労働省は前倒しで論議する予定のようです

事務的には2年に一度の引き上げが限界かと・・・

企業では3年に1歳の引き上げを前提に中高年雇用を拡大しています

経団連や連合などは

高齢者雇用促進策をとらないままに

支給年齢だけ引き上げることには反対の立場で

当然に調整は難航するとの憶測が・・・

また

年金部会は働きながら厚生年金を受給する

「在職老齢年金」制度の見直しも論議されるようです

内容的には年金減額幅の縮小し高齢者の就労を促す狙いが

現在は60歳から64歳で働きながら厚生年金を受ける場合は

年金+給料=月額28万円を超えると

28万円を超えた部分だけ受給年金が減る仕組みがあります

この減額基準の28万から33万円か46万円に変更し

年金が減額されにくい仕組みに改めるそうですが

余り引き上げると何時までも現役世代が多くいれば

若年層の雇用の場を失うことも想定されますし

減額基準が高くなれば年金財政が厳しくなり

年金制度の崩壊を早めることには・・・

若年層の労働環境を高めて行かねば

アメリカのような99%も有りうるかも




情報元:PowerFP





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