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大阪府レクリエーション協会のイベント・講習会

公益財団法人大阪府レクリエーション協会の事業(イベント、講習会等)を写真等でお知らせ・報告します。

10月20日 おおさか歩育の会 山の辺Part-2を歩く

2013-11-29 | 歩育

10月20日(日)待望の「山の辺の道Part-2」も生憎の雨で参加者が普段の半数となりました。

それでもこの雨の中を参加いただいた皆さんには感謝に感謝。
この日は天理市内を約2キロ東に歩き、起点となる石上神宮(いそのかみじんぐう)から南へ約6キロ、栁本までPart-2を歩きました。

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初参加の前本勲さん(大和郡山市60代)は、「石上神宮を見たくて今日は雨の中、奈良郡山から来ました。想像通り秋雨のなか神秘的な森と朱塗りの社殿に心が和みました」。
静寂が漂う杉木立の中、日本最古の拝殿の一つといわれる社殿が鎮座し神鶏もあちらこちらに。
飛鳥時代には豪族、物部氏の本拠地として、万葉の歌にも詠まれたプナやクヌギが茂る布留(ふる)の森を抜け一路南へ。
緩やかな丘陵に柿畑やみかん畑が続きのどかな風景が広がり「初めて歩く天理。柿やみかん畑を見て味覚の秋を感じました」(20代女性、東大阪市)。

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後半は見どころの竹之内環濠集落跡、袋田陵、柿本人居の歌碑、長岳寺へ。
衾田陵を下りて田中の道を南へ進むと、田園の一角がきれいに整備され、万葉学者・故犬養孝氏の揮毫による柿本人麻呂の歌碑が・・・。
衾道を 引手の山に 妹を置きて山道を行けば 生けりともなし  
柿本人麻呂が亡き妻を背負いその亡がらを龍王山に埋葬し、茫然自失のままに山路を戻る心情を表した慟哭の歌。
雨に濡れた石碑も涙しているようだ・・・と、話すと皆さんもじっと聞いておられました。
「今日は雨ですれ違う人もなく静かな古代の道を満喫できてよかつた。とくに柿本人麿の歌碑の説明を興味深く聞きました」姉紅葉さん(50代、女性、長岡京市)。


10月12日 おおさか歩育の会「わいず倶楽部との共催イベント」

2013-11-29 | 歩育

秋晴れの10月12日(土)は、歩育事業で初めての試み、読売新聞わいず倶楽部と府レクが服部緑地でレク・コラボレーション事業を開催しました。

子どもさん連れのファミリーからシニヤまで約150人が集い、水辺と起伏に富んだ緑地や森を歩くポイントラリーや歩測体験にネイチヤーゲーム、ネイチヤークラフトなど「歩育」を通じて、彩る自然をゆっくり味わいながら秋の一日を楽しみました。

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最も人気の高かった種目はポイントラリー。
服部緑地の地形を生かした約2.5キロのコース、13のポスト記号を確認しながら歩き、4つのゲームポイントでコースの自然や草笛の作り方などを学び、ゴールまでのタイムを競う種目ですが、ゴールまでの時間設定が大変ユニークで楽しいのです。
早すぎても遅すぎてもダメ。ポストの記号確認も大切ですが、ゆっくり自然を散策し新しいお友達との交流も楽しみながら、インストラクターがテストウオークで定めた適正タイムに最も近い人に高い得点が・・・。

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午後からは緑地公園の花や樹木をテーマに選んだネイチヤービンゴ。隣接のテントでは園内で拾い集めたドングリや小さな木の実で創るネイチャークラフトに大勢の女性の輪ができました。
多くの方々との出会いとふれあい、交流が芽生えた実り豊かな一日となりました。

アンケートより 
「ポイントラリーの趣旨が最初よく判らなかったが、ゴールしてようやく理解できた。コースを間違わずに歩きポストを確認、自然観察や人との交流。ゴールタイムが速くても遅くてもまずい・・・とは、何か人生にも似ている(60代・男性)」。
「子どもの頃に遊んだ頃の故郷とドングリ遊びを懐かしく想い出しました。(60代・女性)」。


10月6日 ふれあい歩育 「見る」

2013-11-29 | 歩育

「見る・水とみどりに親しむ」

歩育のコンセプトである「五感」(見る・聞く・触れる・食べる・匂いをかぐ)をテーマとして、子どもから高齢者まで、どなたでも楽しむことができる「歩く」+「五感体験」のふれあい歩育。

コース 波座駅8号出口―大阪開港の地―川口居留地跡―大坂船手会所跡―薩摩藩蔵屋敷跡―高松藩蔵屋敷跡―福沢諭吉誕生地―ほたるまち―靱公園(東園)―地下鉄本町駅

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9月15日 おおさか歩育9月例会

2013-10-07 | 歩育

9月15日(日)雨もまた、自然・・・
~いにしえの歴史をめぐる竹内街道・雨中ウオーク~

大型の雨 台風18号の接近で心配しましたが、この日は奈良から大阪へ。

1400年を迎えた我が国、最古の“歴史の道・竹内街道”を歩きました。

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集合場所の近鉄南大阪線、磐城駅で集合の9時30分には参加者は10数名と何時もよりぐっと少なめ。
「やはり台風?」と思いきや次の電車で10名の方が到着。
参加者は22名でしたが「参加者の数ではない・・・こんな荒天に“歩こう・・・”」と、遠くまで来られた皆さんに感謝の気持ちで一杯・・・でした。

竹内街道の起点、長尾神社をスタート。
司馬遼太郎が愛した竹内集落の古い家並みの合間に広がる田んぼに差しかかると、参加者の皆さんが楽しそうな表情をしていました。
訊ねてみると「稲穂の香りがとても心地よい・・・」とのこと。

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松尾芭蕉ゆかりの「綿弓塚」で、句碑の由来などの説明に皆さん耳を傾け、さぁ出発というときにいよいよ大粒の雨が降り出しました。
国道166号線に出て緩やかな峠道を登り奈良から大阪へと竹内峠越え。
午後からも雨足は弱まることはありませんでしたが「聖徳太子廟」や「王陵の谷」と呼ばれる古墳群の説明に、難波と飛鳥の歴史を垣間見るひとときとなりました。
最後まで皆さん元気よく歴史街道を歩きゴールの上ノ太子駅には予定通り午後3時過ぎに到着。

「一日中雨降りでしたが、雨のウオークも私はよいと思います。空気がきれいで涼しいし、さわやかで歴史も学び楽しかったです。」(竹内正美さん、東大阪市・60代女性)。


7月30日、8月27日 夏季 歩育講座

2013-08-30 | 歩育

「歩育はユニークで面白い・・・」と、子どもたちから学生、熟年世代へと全世代の皆さんに楽しんでいただいておりますが、『歩育』の普及に伴い大切な役割の一つに、次世代を担う「歩育の担い手」養成のための『歩育講座』があります。

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『歩育講座』は夏季Ⅰ・Ⅱと冬季Ⅰ・Ⅱ の2回ずつ年4回、実施していますが、夏季、冬季何れかの講座Ⅰ・Ⅱを終了されますと「講座修了証」を交付いたします。
「歩育」のスタッフとして活躍されている方、学校を卒業したら「歩育の現場で活動したい・・・」と、ただいまスキルを習得、自分磨きのブラシアップ中の方など、講座も楽しい・・・ですよ。

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次回冬季歩育講習会は、2014年1月28日、2月25日です。
受講料は1回:1000円。人の進化と歩行文化・・・。歩育とは・・・。
歩育で生きる力の再生・・・。『歩育』のエッセンスを『歩育講座』で習得しましょう。