熊野街道・Part-1を歩く
冬が遠のき春の足音が聞こえ始めた3月17日(日)。
今年度ラストの歩育例会は、熊野街道、天満・八軒家浜から四天王寺まで。この区間はおよそ5キロですが、途中ゆかりの史跡や神社、旧跡を幾つか訪ね約9キロを歩きました。
八軒家浜は「蟻の熊野詣で」と呼ばれた熊野街道の中でも最も親しまれた中辺路(なかへじ)ルート・250キロの出発点。
船の発着で賑わい栄えたターミナルとして、古来には遣唐使船も行き来した我が国の船運の要衝でした。
上町台地の中央部を北から南へと通じる熊野街道。
当時は台地からまだ海だった、現在の難波や東の東大阪市あたりをイメージしながら、道中に点在する旧王子社や熊野権現礼拝石など、旧跡を訪ねる楽しい一日となりました。