いきいき笑顔の子ども達 学校でレクリエーションの活用を!
~教員免許状更新講習会の報告~
夏休みの終わり、8月24~25日に学校の教員免許状更新講習会が、大阪府立体育会館にて開催されました。これは、本年度より、(公財)日本レクリエーション協会が文部科学省より委託を得て開催されるものです。
約70名の幼稚園から高等学校の先生方が、連日熱心に受講され、学校現場でのレクリエーション活動の活用法を学ばれました。
内容は「コミュニケーション力を高めるレクリエーションの活用」、「目的に応じ、明日から活かせるレクリエーションの体験学習」、「幼児・児童の体力向上を図るレクリエーションの体験学習」。
受講された先生方の満面の笑顔が、最高に素敵で印象的でした! ゲームの体験を通して楽しさとその効果を体感しながら、子ども同士あるいは教師と子どもとの人間関係づくりを促進し思いやりや協調性の心を育むレクリエーションの効用を、身をもって感じていただけたのではないでしょうか。
現代社会はネット社会で便利な要素があふれていますが、実はそれらにより個々のふれあいが稀有になりコミュニケーション能力を阻害している部分が多くあります。大人にとってもですが、子どもにとっても然りです。幼児期・児童期にレクリエーション活動を通して、心と身体・社会性を大いに育んでもらいたいものです。
また、親世代に比べ子どもの体格は向上しているにもかかわらず、体力・運動能力は低下しています。運動が得意な子も苦手な子も、遊びを通して楽しみながら体を動かせるような運動遊びやニュースポーツなども先生方に体験していただき、いい汗をかいていただきました。
講習を終え、多くの先生方から、“今後の授業や学級つくりでレクリエーションを大いに取り入れたい”との意欲的な声を聞くことができました。 (公財)大阪府レクリエーション協会としても、先生方が自主的に積極的に“学校レクリエーション”を進めていただけるようお手伝いをしていきます。
子ども達の“元気”をレクリエーションで応援していきます。