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大阪府レクリエーション協会のイベント・講習会

公益財団法人大阪府レクリエーション協会の事業(イベント、講習会等)を写真等でお知らせ・報告します。

9月6日 ふれあい歩育「聴く」

2015-10-05 | 歩育

雨の日の自然観察も佳きかな・・・ 正調バグパイプの演奏に大感激!

9月に入り初の「ふれあい歩育」は鶴見緑地公園でテーマは『聴く』。

晴れて欲しい・・・の願いも叶わず雨となりましたが、これもまた自然。
でも自然体験観察園の里山では、雨の日がピッタリの水滴をいっぱい蓄えた蓮の葉のお出迎えに皆さん「子どもの頃が懐かしいなあー」。
風車の丘やバラ園を歩き日本庭園の小径を散策しました。

     
ハイライトは、サプライズメニューとして、バグパイプの生演奏を・・・。
正調キルトの民族衣装で奏でるのは、日本スコットランド交流協会の山形倫弘さん。
懐かしいスコットランド民謡や想い出のメロディーに「素晴らしいバクパイプの演奏に出合えてもう最高 ! 」(大阪市・塩谷憲子さん)
「こんな演奏が聴けるなんて感激・・・。長生きできます。」(大阪市・藤本富美子さん)
ほか、多くの方から「有難うございました」との声をいただき雨の心配も吹っ飛びました。
山形さん、ありがとうございました。

 


6月14日 歩育6月例会

2015-06-25 | 歩育

古代の息吹きを体感 大和郡山・環濠集落めぐり


雨の予報の6月14日(日)の「歩育」例会は、名高い大和郡山市、「稗田環濠集落」他を訪ねました。

     

『環濠集落とは? 防御のために家々が集まり集落を形成、周囲に水を湛えた掘割又は、空堀で囲み、外敵の侵入を防ぐ集落・・・』を言いますが、集合のJR大和郡山駅でミーテイングのあと、先ずは近くにある必見の平城京・「羅城門」跡へ。
「うわー、ここまで平城京があったんだ・・・」と口々に皆さん。
ここから佐保川左岸堤を南へ約4キロ。
かつてこの川を船が往復、奈良の都への重要な物資運送ルートだったことを話し、のどかな田園風景を楽しみながら歩いて「稗田環濠集落」に。
白壁の塀に大和棟の民家、土蔵の風景が満面の水を湛えた掘割に映るのどかな風景は、“心なごむ大和のふるさと”。
古代の大和朝廷以来、中世には200を超える土豪や領主の城や居館、寺院を中心とした集団防衛集落・環濠集落』のあったことを話すと「ここにはどんな人が住まれているのだろう」と、70代の女性。
環濠に架かる橋を渡り集落の中へ。
大きな門構えの家や土塀を観て、集落の東側にある「売太(めた)神社では、「禰宜(ねぎ)」(宮司に次ぐ階級)様から「古事記」の伝承者で、記憶力の優れた主斉神「稗田阿礼命」について説明を受けました。


2015年5月10日 歩育5月例会

2015-05-17 | 歩育

新緑の仁川を訪ねる

天に恵まれた5月10日(日)は、新緑の仁川を訪ねました。

阪急今津線・仁川駅から甲陽線・甲陽園駅までの約8キロ。
仁川駅をスタート仁川沿いに上流へ。
坂のある瀟洒な住宅地を抜け、見晴らしの良い高台に出れば、仁川ピクニックセンターの入口に。
ここからは舗装道路から分かれ、萌える新緑、つつじ満開の自然道を歩いてキャンプサイトに。

    

このあたり一帯は、かつて企業や職場レク華やかなりし頃、貸テントやバンガローが林立していましたが、往時に比べ今は、甲山の麓に広がる新緑と水辺を囲む静寂に。
時代を取り巻く環境とわが国のレクリエーションの変遷を感じました。
でも、「自然いっぱいの仁川は、もう最高!・・・」と、参加の皆さん。
昼食は「甲山森林自然公園」で。

午後からは、つつじ咲く北山ダム「貯水池」を訪ね、神功皇后にゆかり深い「神呪寺」に詣で、坂道をくだりゴールの甲陽園駅へ。
みどりの風、萌える緑と満開のつつじを満喫したグリーンホリデーとなりました。


2015年3月15日 歩育3月例会

2015-04-17 | 歩育

~なにわの川の歴史を再発見! 笑いはじける楽しい昼レク~

水ぬるみ春の訪れも間近の3月15日。
大阪城公園からスタート、旧淀川の歴史をたどるウオーキングはファミリーも交じり53名が参加、楽しい一日となりました。

   

最初に訪ねたのは渡辺の津と呼ばれた「なにわ」のターミナル・八軒家浜船着場。
古くは遣唐使がここから命がけで唐の国へ。
熊野詣でや三十石船の往来の歴史に驚きの声が・・・。
「なにわのマンハッタン」とも呼ばれる土佐堀川と堂島川を交互に行き来するコースの中で、橋を渡るたびに美しい水面と近代的な高層ビル群のコントラストに目を見張りました。
楽しい昼食は堂島川の「ほたるまち」で・・・。
小学生から高齢者まで、心を通わすボディコミュニケーションは、はじける歓声のなか、あっという間の15分。

 

午後は、江戸時代から文明開化で賑わった明治期の歴史エリア・川口町に足を進めました。
あっと言う間の一日でしたが、大阪と川との深いつながりを 知った・・・感じた・・・と、数多くのアンケートをいただき、河、川と人との深いつながりと文化の交わりに、改めて大阪の歴史の深さを感じていただいた一日となったようでした。



2015年2月15日 おおさか歩育の会 2月例会

2015-02-26 | 歩育

今年の観梅は寒さが厳しいせいか、梅の開花が例年よりかなり遅れているようです。

2月15日は長岡京市天満宮の観梅を期待し現地を訪ねましたが、この寒さでまだ一分咲き、日当たりのよいところでも、まだ2分咲きと言ったところでした。
長岡京市天満宮は京都から近いこともあって、901年、大宰府(福岡県)へ左遷されるまでは、菅原道真がたびたび足を運んだと言われる由緒ある天満宮。
「寒の時期に咲く観梅の日程を一年も前に決めること自体難しいことだね・・・」と皆さんと話しながら小枝の先の赤みを帯び丸く膨らんだ蕾を眺め『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春を忘るな』・・・を皆さんと詠みました。

  

この街には今から約1200年前の784年から僅か10年間だけ、幻の長岡京といわれる都が誕生。
後の戦国時代には明智光秀の三女・玉(後のガラシア)が細川忠興に嫁ぎ一時を過ごした勝竜寺(公園)にも立ち寄りました。
戦乱の世に自己の信条を貫き非業の最期(慶長5年(1600)7月17日)を遂げた38歳、清冽の生涯が、改めて、今、国の内外で研究され出しました。
ウイーンでもオペラが上演。辞世の句を皆さんに披露、"散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれ" は、あまりにも有名。

  
「梅は一分咲きでしたが、多くの事を学んだ一日・・・」とは男性(60代)アンケートから。