駅前のロータリーの端っこにある石畳の上で、
冬物の衣服をおしゃれに着こなしたホームレスチックな男性が、
長髪を靡かせ真顔で本を読んでいる姿をここ数日間見かけます。
暗がりからそっと近づき、その本を背後からチラッと覗き込むと、
やけに漢字と平仮名が多い、とても難しそうな本なんです。
恐らく、前職は大学教授か哲学者か直木賞作家ではないかな?
と思われます。
今でこそ公園で自由気ままな生活をエンジョイしているようだけど、
どこから見ても大物人物に違いありません。
外見がみすぼらしいのは、これからの人生の戦略なのでしょう。
婚活の世界では、第一印象が重要と当たり前のように言われてます。
しかし、
第一印象というのは、相手を評価するほんの一部にしかすぎない
と思うんですね
外見がみすぼらしくても、へなちょこでも、どすこいでも、
他人にはない特別な能力や高い知性や素晴らしい人間性を持ってる
尊敬すべき人だって、世の中にはたくさんいるわけです!
髪がボサボサの人よりは、油できっちりと七三分けにしている人、
洋服や靴がヨレヨレの人よりは、バッチリ羽織袴を着こなしている人、
鼻毛が出ている人よりは、ちゃんと鼻の中で整理整頓されている人、
のほうが印象が良いに決まってます
そりゃ~、第一印象は大切よ~
でもね、
それがその人の内面をストレートに映し出しているとは限りません。
なので、それだけで人を値踏みするのは謹んでほしいんです!
お見合いで、いくら相手がワイルドな野人の姿で現れたとしても、
性格は、至って穏やかで優しくナイーブでシャイなオチャメさん
ということも多々あると思う
外見だけじゃなく、
「この人は潰れかけたブラック企業のヒラ社員だから」
「身体ばかりデカくて年収はこじんまりとしているから」
「クラーク博士みたいな顔してるけど保育園卒だから」
などといった理由で、「だから、大した男じゃないわね」
と決めつけてしまうのは、いかがなものでしょうか
見た目がどうあれ、地位がどうあれ、スペックがどうあれ、
誰に対しても誠実で謙虚で人当たりがよくて人間味あふれる人
であれば、「この人となら結婚して心豊かに過ごしていけそう」
と思えるはずなんです
たとえ、地下通路や公園で読書する日々が続いたとしてもです~
だから、
「人は見た目が9割」とか言ってすぐに印象だけで判断しないで、
残りの1割を心の目で見て、本性や本質を探り出してほしいんです。
いつかは必ず掘り出し者が見つかると思いますよ~
さっ、明日の婚活もぜひ一緒にがんばっていきましょう~
ではでは
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